他者中心と自己中心

 2017-05-14
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世の中には色々な人が居ます・・
すぐに不機嫌になって怒り出したり、
理不尽な態度や文句を言ってきたり・・

でも、理由もなく人間は「怒る」と言う行動はしないそうです。
つまり、その行動をする事で何かしらのメリットを受けたり、
これまで、メリットを受けた経験をしてきたから、
何か問題があるとすぐに「怒る」と言う行動を「選択」しているのだそうです。

実際、不機嫌に怒っている人が居たら、
周りの人は「これ以上、怒らせないように・・」と気を使います。
なんとか怒りを鎮めて貰おうとその人の言う事を聞いてあげ、
気持ちを察してあげて配慮する・・

そうして、その場はその人が中心になり、
その後も「あの人は怒りやすいから・・」と気を使ってくれて、
気持ちに配慮をして貰えますから、その人は
「怒れば怒るほど周りの人は自分に注目し、優しくしてくれる」
と解釈してしまい、怒る頻度が増えてしまう事もあると思います。。

だから、簡単に「怒る」と言う選択をする人に対しては「無視をする」など、
メリットを与えないようにする事が大切になってくると思うのですが、
どうしても、怒っている人に対しては
「私が何かしてしまったのだろうか?」と考えてしまう事は多いと思います。

しかし、常に「私が悪いのかも?」と言う発想をしていると、
「怒らせた私が攻撃されるかも?」となり、
結果、自分を守る為に相手の怒りをおさめようと頑張ってしまう為、
相手はますます、調子に乗ってしまう事も多いそうです。

それは、実際には「相手の事を考えている」のではなく、
「自分を守っているだけ」なので、
本当の意味で「なぜ、怒っているのか?」を考えている事には
ならないからだそうえす。

この問題は、犬の「吠え」などの行動の問題にも通じる事だと思います。
犬が吠えている・・怒っている・・と飼い主さんが思った時、
反射的に「私が悪いのかも?」と言う発想をしてしまう事で、
犬がワガママで吠えていたとしても「私のせいで吠えている」となり、
自分を守る為・・・世間体を守る為に
何よりも犬の怒りをおさめよる事を第一に考えて頑張ってしまう・・
そうすると、犬ははますます、調子に乗ってワガママを増長させ、
何かあると、すぐに吠えるようになったりする事も多いのですが、
それも「犬の事を考えているから・・」のではなく、
飼い主さんが自分や世間体を守っているだけで、
本当の意味で「なぜ、犬が吠えているのか?」を考えてはいない・・
本当の意味で犬の気持ちを理解しようとはしていない為、
どんなに飼い主さんが頑張っても本当の意味で犬の為にはならない・・
と言う事もあるのではないかと思います。

勿論、犬が吠えると言う事に対して、
「嫌だな」とか「困ったな」とか「怖いな」と思う事はあって良いと思いますし、
普通の事だと思います。
でも、だからと言って「私が悪いハズ・・なんとかしてあげよう」
と自己中心的に考えたり、行動していても、
お互いに気持ちを理解しあえる仲にはなれませんから、
犬が吠えていても気にし過ぎないようにして、
犬がどうして吠えているのか?を冷静に観察してみるのが良いと思います。

犬が近寄ってきていたり、
怖がっていたりしたら、その場から移動してあげて、
犬も自分も頑張り過ぎないように気を付けてみる・・
そうして、犬に対して「心理的な距離」を取れるようになると、
犬も自分の要求が通じなくなってきますから、
段々と吠えて要求して来る事が減ってくると思います。

「あの人の為」とか「犬の為」と言った
「他者中心的の考え方」も
「あの人の為にやってあげなければ」とか
「犬の為になんでもしてあげたい」など、
行き過ぎてしまうと「自己中心的な考え方」となってしまい、
かえって、相手を振り回してしまう事もありますから、
犬との心理的な距離は勿論、自分自身との心理的な距離を
考えた距離感をとるようにしてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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犬との遊びが苦痛

 2017-05-13
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「母親」と言うと「自分の子供を無条件に可愛く思える」
と言うのが普通だと考えがちですが、
自分の子供であっても「可愛い」とは思えなかったり、
「可愛い」とは思えるものの
「無条件に・・」とは行かなかったりする場合もありますので、
それが「普通」だとか「当たり前」だとする事で、
母親を追い詰めてしまったりすると、
母親は不安定な気持ちになり、
結果として子供の方にしわ寄せが来る事もありますので、
自分の中の「普通」や「当たり前」・・
「こうであるべき」や「こうでなければ」を基準にして
母親を責めないようにする事も大切だそうですし、
母親も「こうでなければ」と自分自身を責めたり、
子供に対し「こうであるべき」と責めたりしない事が
重要になってくるそうです。

犬の飼い主さんの中にも
自分の犬の事は「可愛い」とは思えるけど
一緒に遊ぶ事に対して苦痛を感じてしまう・・・
と言う人は多いみたいです。

自分の犬がボールを咥えて持ってきても、
ボールを機械的に投げているだけで楽しいとは思えない・・
犬が「遊んで~」とじゃれてきても、
うるさいし、迷惑に思えてしまい、
ついつい、叱ってしまう・・なんて事もあったりするそうです。

犬と遊ぶ事は大切だとは分かっていても、
楽しいとは思えないし、
自分の時間を邪魔されている感じがしてしまう・・
機械的な・・決まりきった遊びはしてあげるものの、
他の飼い主さんのように犬を楽しませてあげる事も・・
自分が楽しいと思える遊びもできない為、
このままではいけない・・と自分を責めつつも
どうしたら良いかが分からない・・
と悩んでしまったり・・

犬との「遊び」が下手で臨機応変にできない・・
と言う飼い主さんの中には、
飼い主さん自身、親から遊んでもらった経験が少ない・・
と言うケースも多いみたいです。

親は仕事や趣味に没頭し、構ってもらえなかった・・
親に対して「遊んで」と言うと怒られたり、
迷惑がられた経験から、つい、自分の気持ちに蓋をして、
我慢をし続けた結果、誰かと一緒に楽しんだり、楽しませてあげたり・・
と言う事が分からなくなってしまう・・なんて事も

また、自分はそうして我慢をしてきたのに、
自分の犬は一切、我慢をせずに
「遊んで」とか「構って」と要求してくる・・・
そうなると、「私はもっと我慢できたのにこの子は・・」と、
つい、イラッとしてしまったりもしますが、
それは、幼い頃、親に対して感じていた怒りの気持ちからかもしれません?

小さい頃から自分の欲求を我慢してきた・・
実際、我慢した方が良かったし、
自分の気持ちを見ないようにしていれば、
いつか、問題(欲求)の方がなくなる・・
そうした考え方をしてきた飼い主さんは、
犬に対しても「我慢しなさい」と要求し、
犬に色々な事を我慢させた結果、
犬の方も諦めて自分の感情を見ないようになり、
要求をしなくなる事は多いですが、
それは、大きな不満やストレスを抱えたあきらめの体なので、
他の犬が楽しそうにしていると「怒り」を感じたり、
他の犬に軽くちょっかいを出されただけで逆ギレをしたり・・
と言う事もありますから、「遊び」を大切にしてあげて、
心の底から「楽しい」と思えるような何かを
飼い主さんが一緒にやってあげる事が大切だと思います。

そして、その為には、まず、飼い主さん自身が
「楽しい」で満たされる必要があると思いますので、
友達との遊び・・食事・・エステなど、
自分自身の「楽しい」を演出する環境作りを
惜しまずに工夫してみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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一つに絞ろうとし過ぎない

 2017-05-12
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犬を育てて行く時・・
意外と大切になってくるのが
「目標を持つ」と言う事だったりします。

「吠えないでお散歩を終わらせたい」とか
「公園で一緒にボール遊びができるようになりたい」とか
「一緒にスポーツを頑張りたい」など、何かしらの目標があると、
それだけで犬と向き合う時間や意識が増えますから、
犬との関係性も良くなって行くと思います。

ただし、「目標」と言うのは「目指すべき方向」であって、
「絶対にクリアーしなければならないノルマ」ではない事を
忘れてはいけないそうです。

吠えないでお散歩を終わらせたい・・
でも、だからと言って「吠えさせない」と言う結果だけを考えて
犬の気持ちや考えを無視した取り組みをしてしまえば、
犬は余計にストレスを感じ、
吠えるだけではなく、拾い食いをするようになったり、
他の犬に噛みつくなどの行動に発展してしまうかもしれないのです。

そんな風に「目標」に向かって楽しく取り組んでいるハズが、
いつのまにか辛い作業になってしまっている時は、
大概、飼い主さんの意識が「ノルマ」へと傾いてしまっているから・・
と言う事は多いのではないかと思いますので、
目標はあくまでも「目指すべき方向」であり、
そこへ行きつく為の道なりは
余裕を持って臨機応変に進んで行く事が大切になってくると思います。

ある意味、「目標達成」よりも「その過程でどう試行錯誤をしたか?」が、
飼い主としてのスキルを伸ばす糧となると思うのですが、
そうは言っても目標達成を急いでしまう気持ちも分かります。

しかし、そうやって結果を焦ってしまうと、
うまく結果に結びつかない時に自信を失ってしまい、
「自分には向いていない」とか「無理だから諦めよう」と、
行動する気力すら失ってしまう事もありますので、
「目標」は一つに絞らずに、
「沢山の目標を持つ」と言う風に考えてみるのも良いそうです。

「でも、目標を沢山、持ってあちこちに手を出しても
 かえって結果に結びつかないのでは?」と思ってしまう
飼い主さんも多いと思いますが、
大きな目標、小さな目標、
将来に向けた目標、目の前の目標・・など、
とりあえず、色々な事にチャレンジしてみて、
何かしらの結果を感じる事ができれば、
それが自信につながって行くと思います。

真面目な人ほど目標を一つに絞り、
それだけを頑張って突き進んで行こうとしますが、
それが上手く行っている時は良いものの、
スランプに陥った時など、
そこでしか自分の価値を計ったり、
自信を育てる場がないとなると、
うまく結果に結びつかないとドンドンと辛くなって行ってしまいますから、
「できる事」を「できた事」を複数、持つ事でスランプになっている課題でも、
投げずに向き合い続ける事もできるのではないかと思います。

また、そうした事は人間関係でも同じ事が言えると思います。
この人だけに褒められたい・・
この人だけに認めて貰いたい・・となってしまうと、
もし、その人との関係性が悪くなってしまった時、
他の人に相談したり、頼れる人が居なくなってしまいますし、
その不安や恐怖が依存を強めてしまい、
自分を見失ってしまう事もあると思いますので、
特定の人物だけを「心の拠り所」にするのではなく、
親や友達、恋人など、色々な人との関係性を大切にし、
ある人との関係性が悪くなったら他の人に相談し、
「大丈夫だよ」と言って貰ったりして自信も回復できれば、
自分から関係性の修復の努力ができるだけの
前向きな気持ちも出てくるのではないかと思います。

犬と飼い主さんの関係性の中には、
犬に没頭し、犬との関係性だけを考えた生活に
なってしまう方も多いですが、
犬以外の色々な事にチャレンジしてみたり、
色々な人とお話をしてみる・・と言う事も
犬とのより良い関係性を構築し、
持続して行く為にも大切ではないかと思います。 (^▼^)ノ
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レジリエンス

 2017-05-11
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犬の飼い主さんの中には、
ちょっとした事でクヨクヨと悩んでしまう人もいれば、
失敗から学んで次に役立てられる人も居たりします。、

「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などは
心理学用語で「レジリエンス(resilience)」と呼ばれるそうですが、
元々は物理学用語で「跳ね返す力」と言った意味があるそうです。

「心が折れる」とは反対の意味の言葉とも言えるそうですが、
「決して曲がらない鋼のような強さ」ではなく、
「竹のように曲がってもすぐ戻るしなやかな抵抗力」や
「失敗や挫折をしても、それを糧に成長する回復力」の事を指すそうです。

では「レジリエンス」の高い人と低い人の違いや特徴は?と言いますと、
課題に対し「レジリエンス」の低い人は早い段階で、
「これは無理」とか「自分には向いていない」と諦めてしまったり、
いちいち結果に対して一喜一憂してしまう感情の起伏の激しさ・・
などの傾向があったそうです。

いちいち、結果に対して感情を上下させていては疲れてしまいますから、
集中力が長続きしないのは当然かもしれませんが、
では「レジリエンス」の高い人は?と言いますと、
失敗を繰り返す中で修正を加えたり、
少しずつ自分の成長を感じたりして、
「いつかできるだろう」と言う気持ちを持ち続けていたそうです。

つまり、
「状況に一喜一憂しない感情の安定」や
「自分を過小評価しない自尊感情」
「成長前進していると感じる事ができる自己効力感」や
「失敗してもいつかできると考える楽観性」などの
「心の持ちよう」が「レジリエンス」の高さに
つながっている事が分かったそうです。

では「レジリエンス」を高めるためにはどうしたら良いか?と言いますと、
結局、逆境を経験し、それを乗り越えて行くしかないそうです。

勿論、だからと言って高すぎるハードルを乗り越えようとしたり、
立ち直れない程の逆境にぶち当たってしまえば、
レジリエンスを高めるどころか逆に下げてしまうと思いますから、
頑張ればクリアーできそうな事から始めてみるのも良いと思います。

また、一つの目標に向かうだけではなく、
目標を沢山、持って色々な事にチャレンジしてみるのも良いそうです。

目標が一つの場合、それがクリアーできないと自信を失ってしまいますが、
他の事で「新たにできた事」があれば、
そこで「自己効力感」や「自尊感情」を高めたり、
失った自信を補ったりもできると思います。

ーとは言え、「レジリエンス」の低い人はやる前から失敗を怖がったり、
自分にはできるはずがない・・と後ろ向きな思考になってしまい、
行動に移せない事もあると思います。

しかし、「レジリエンス」の高い人も最初から高かったワケではなく、
「成長のプロセス」において、少なくとも一人は信頼できる大人との絆があり、。
規律正しい生活を送る中で感情的なサポートを得る機会に
恵まれていた事が分かったそうです。

なので、飼い主さんも一人で頑張ろうとはせず、
信頼できるお友達やトレーナーさんの教えを受けたり、
失敗を繰り返しても、その中から良かった部分を教えて貰ったりする事で、
「いつかできるだろう」という気持ちを
持ち続けていられるような環境作りから
考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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犬の好奇心を育ててあげる

 2017-05-10
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飼い主さんの多くが自分の犬にはイキイキとして、
「やる気」に満ち溢れているような子に育って欲しい・・
と願っていると思います。
では、イキイキとしていて、
「やる気」に満ち溢れている状態とはどんな感じか?と言いますと、
「好奇心」がある時などは瞳が輝いていて、
積極的に行動に取り組む事は多いです。

犬も小さい時は好奇心の塊です。
気になる匂いがあると、そこから動こうとしなかったり、
道に落ちているものを口に入れてみたり、
気になる犬が居ると、ごあいさつがしたくて吠えてみたり・・

しかし、そうした行動は飼い主さんからしてみれば
行動の問題に見えやすく、
「匂いを嗅いじゃダメ」とか「食べちゃダメ」とか
「吠えちゃダメ」と「ダメ、ダメ、ダメ」ばかりで
犬の行動を制限し、好奇心を少しずつ潰して行ってしまい、
犬が無気力気味になったり、表情から精彩が失われてから
犬の行動を縛りすぎていた・・と気づく事も多いです。

でも、そこで気づくなら大丈夫です。
意外と犬が無気力で伏目がちだったとしても
「行動の問題を起こさない」と問題視せずに喜んだり、
あるいは、犬が無気力で表情に精彩がなかったとしても、
犬の表情の変化に気づけない・・
と言うケースも多かったりしますから、
犬の好奇心が失われているな・・と思えたのなら、
また、好奇心を育ててあげれば良いと思います。

具体的には犬が興味を引きそうな場所に行ってみる・・
山や森などは自然の匂いがたっぷりですし、
音も静かで怖がりな子でも積極的に歩いてくれる事は多いです。

その中で犬が興味を持つものがあったら、
犬が納得できるまで待ってあげるようにしてみる・・
「それはダメ」とか「これはダメ」と、
飼い主さんがこれまで、「ダメ、ダメ」ばっかり言っていると、
犬は何かある度に飼い主さんに対してお伺いをするかもしれませんが、
そんな時でも笑顔で「大丈夫よ」と伝えてあげて、
犬に安心感を与えてあげるのも良いと思います。

また、犬が困っていてもすぐに助けない・・教えないようにして、
犬自身に考えさせるようにしてみる事も大切だそうです。
飼い主さんがいつも答えを提示してあげてばかりいると、
犬の好奇心はそこで終わってしまいます。
だから、犬が困っていたら「どうするのだろう?」と、
飼い主さんもまた、好奇心を持って見守ってあげれば良いと思います。

答えが分からなくて悩んでいる姿を見ると可哀そうになってしまいますが、
なんでもかんでも、答えを教えられてしまう・・と言うのも、
ある意味で可哀想な事だと思いますから、
ヒントは与えても答えは教えないようにして、
犬の好奇心を伸ばしてあげるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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