「準備」と「発達」を繰り返しつつ成長して行く

 2017-06-16
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「成長」とか「発達」と言うと、
右肩上がりに上昇して行くイメージがありますが、
実際はそんな事はなく、最初こそグングンと伸びたものの、
大抵、途中で停滞期があって「そこでグズグズしているな・・」
と思ったら、何かのきっかけで、急に大きな成長を見せたり・・
と、上がったり、下がったりを繰り返しながら、
ゆるやかに成長して行くものと考えてみるのも
良いのではないかと思います。

また、「停滞期」と言っても悪い事では無く、
学んだ事を自分の中で考えたり、試したりしている段階・・
趣味にしろ、スポーツにしろ、
教わった事を自分のモノにする為には試行錯誤をし、
知識や経験を蓄積する必要がありますから
これから先、より大きなモノを学び、
理解する為の準備段階だと考えてあげるのが良いそうです。

その後、そうした知識や経験を糧に
めざましい成長や発達を見せてくれる「発展期」が来ると思いますが、
そうなると「もっと、教えてあげたい」とか
「もっと、できるようにさせたい」と言う
教える側の「欲」や「期待」が出てきてしまい、
教わる側が教わった事を吸収し、自分の中で消化しきる前に
「もっと、もっと」と詰め込みすぎてしまって、
より高い場所に行く為の「準備段階」が不十分になって、
次の「発展期」が迎えられないまま、長い停滞期に陥ってしまう・・
と言う事もあるそうですから、
教える側は教わる側の「今」の成長に合わせた関り方を
して行く必要があるのだそうです。

犬の場合も、ついつい、「色々とできるようにさせてあげたい」と思って、
頻繁にドッグランに連れて行ったり、
犬のトレーニングに通わせたり・・と、
「知識」や「経験」を詰め込みすぎてしまった為に犬の処理能力が追いつかず、
適切な対応ができずにパニックになってしまったり、
あるいは、犬が「準備段階」に入ってしまい、
色々とやっているワリには効果が得られない事で飼い主さんがイライラし、
「もっと頑張りなさい」と責めてしまった為に犬が萎縮してしまって自信を失い、
折角、知識や経験を自分なりに消化しても、
それを、表現する積極性が奪われてしまい「発展期」に入れない・・
と言う事もあるそうですから、
飼い主さんは焦らず、自分の教え方と自分の犬を信じて、
褒めて自信を伸ばしてあげつつ、
自分の中の「どう言う犬に育てたいか?」を常に意識し、励まし、見守り、
ゆるやかな「成長」と「発達」をサポートしてあげて行くのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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犬の頑張りが足りない?

 2017-06-15
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お外で犬とボール遊びをしようと思ってボールを投げると、
途中まで追いかけては行くものの、途中で止まってしまう・・とか、
犬同士が楽しくご挨拶をしていたり、遊んでいる姿を見て、
自分の犬も近くまでは行くものの、
途中で戻ってきてしまったり、相手に自分の匂いは嗅がせないのに、
自分だけ相手の匂いを嗅いで帰ってくる・・など、
「頑張り」や「やる気」が足りない気がしてイライラしてしまう・・
と言う事もあるのではないかと思います。

犬にも生まれつきの気質があり、
何事にも積極的な子も居れば、「安全」を確認してからじゃないと
行動できない消極的な子も居たりします。

でも、「できない」とか「ダメ」な部分に注目するよりも
途中までボールを取りに行けたわけですし、
途中までご挨拶にいけたし、匂いを嗅がせる事はできないまでも
匂いを嗅ぐ事はできたのですから、
本当に消極的なワケでは無く、「行こう」と言う気持ちはあるものの、
途中で怖くなってしまっただけ・・ではないかと思います。

だから、飼い主さんは、犬の「怖い」と思う部分を
サポートしてあげるのが良いと思います。
投げたボールを追いかけるのを途中で止めてしまうのは、
飼い主さんから離れるのが怖くなってしまうからかもしれませんので、
ボールを最初から遠くに投げるのではなく、
50cmとか1mとか、短い距離から初めて、犬がボールを追いかけたら
「そうそう」とか「上手、上手」と犬の行動を肯定し、
応援してあげるのが良いと思います。

そして、ボールを持ってこれたら褒めてオヤツをあげるなどして、
最後までやりきる事にメリットを与えてあげつつ、
それが「楽しい行為」だと印象付けてあげると、
犬は「飼い主さんから離れる不安」よりも
「ボールを追いかける方が楽しい!」となって、
少しずつボールを追いかけて遠くまで行けるように
なるのではないかと思います。

犬とのご挨拶も同じで、自分の犬が相手の犬に近づいて行ったら
そこを褒めてあげるのが良いと思います。
回数を重ねて行けば、自分の犬がどの辺りで怖がるか?とか、
途中で戻ってくるか?なども分かるようになると思いますので、
犬が怖くなって戻ってくる前に飼い主さんが
犬の名前を呼んで呼び戻してあげて
オヤツを与えてみるのも良いと思います。、

犬が怖くなって戻ってきた事に対してオヤツを与えてしまうと、
犬は「頑張るよりも怖くなって戻った方が良い事がある」となって、
段々と「頑張る」よりも「怖がる」ようになってしまいますから、
犬が怖くなって戻る前に飼い主さんが犬の名前を呼んであげ、
おやつを与えてあげる事で、犬は
「怖かったけど頑張ったら飼い主さんが名前を呼んでくれておやつをくれた」
となり、より一層、頑張るようになるのではないかと思います。

「自分の犬は頑張りが足りなくてイライラしてしまう」と思ってしまうのは、
もしかすると、飼い主さんが「結果」だけを見て
判断してしまっているからかもしれません?

でも、「できた」とか「できない」だけで判断し、
褒めたり叱ったりをして行くと、結構、多いのが、
「できる事」は最初こそ褒めてはいるものの、
段々と「できて当たり前」になって犬の事を褒めなくなり、
その結果、できていた事もできなくなってしまう・・とか、
「できない事」も飼い主さんが叱るので、
犬はチャレンジするよりもその状況から逃げる事ばかりを考えるようになり、
ドンドンと「逃げ癖」がついて行ってしまって、
最終的には積極的な行動は何もしない子になってしまう事もありますから、
「できる事」を「当たり前」だとは思わずに褒めて、
犬の自信を伸ばしてあげて行くと共に
「できない事」は褒めて犬の頑張りをサポートし、
「不安」や「苦手意識」を解消させてあげて行って、
少しずつできるようにさせてあげるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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「怒りっぽい」の理由

 2017-06-14
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自分自身では普通にしているつもりなのですが、
職場での評価が「いつも笑顔でいる」とか
「怒らない人」と言われていたみたいです。

だから、
「自分はすぐに怒ってしまうし、
 イライラしてしまうのだけれどどうしたら良いのか?」
と相談を受けたりもしたのですが、
「すぐに怒ってしまう」とか
「イライラしてしまう」と言うのは、
自分の中の「こうであるべき」とか
「こうでなければ」と言った先入観や固定観念・・
「常識」や「こだわり」があって、
相手がその「常識」から外れた事を言ったり、
自分が望む行動をしてくれなかった時に
「どうして?」とか「こうしなければいけないのに」と言う感情が生まれて、
それが「怒り」に変わるのではないかと思います。

でも、「怒りっぽい」と言う人でも
相手が自分の「常識」や「こだわり」から外れたら反射的に怒るか?
と言うとそんな事はないと思います。

旦那さんが頼んだゴミ捨てをしてくれていない・・
子供が言いつけを守らない・・
部下が中途半端に仕事をした・・

そうした行動の結果が自分に害が及ぼしたり、
デメリットになってしまう場合、怒る事は多いですが、
これが、他人の旦那さんだったり、
部下の仕事のミスが自分の責任ではなかったとしたらどうでしょう?
勿論、話を聞けば、軽い怒りは感じるものの、
自分に被害がないのなら見過ごせる事も多いと思います。

例えば、怖そうな男性がゴミやタバコをポイ捨てした時、
瞬間的に激しく怒って叱り付けてしまった・・と言う事はなく、
多くの場合、「ここで変に注意して怖い目にあっても嫌だし・・」と、
怒りの感情を抑える事もできるのです。
つまり、「怒り」はコントロールできるし、
逆にコントロールして「怒り」を使っていると言う事でもあると思います。

怒る事で相手を自分の思い通りに動かす為など、
メリットがあるから怒るのであって、
怒る事でメリットよりもデメリットがあったり、
怒る必要が無ければ、怒りっぽい人でも怒らなくなると思います。

では、実際に怒らなくなる為にはどうしたら良いか?と言うと、
怒る前に自分の気持ちや考えをきちんと伝えつつ、
相手の気持ちや考えを聞き、
お互いにとっての妥協点を探す・・
と言うのが良いと思います。

自分の中の「常識」や「こだわり」と、
相手の中の「常識」や「こだわり」が
ぶつかり合うから喧嘩になるのだとしたら、
相手と自分の「常識」や「こだわり」を理解し合い、
「常識」や「こだわり」をすり合わせて行けば
衝突も減って行くと思います。

しかし、すぐに怒る人と言うのは、
意外と相手との会話を避けようとする事は多いです。
うまく自分の気持ちを言葉で伝えられなかったり、
相手の言葉で感情が高ぶってしまうから、
「怒る」と言う行動で自分の主張だけを伝えようとしたり、
逆に黙り込んで怒りを溜め込んでしまったり・・

でも、それでは、いつまで経っても
「怒りっぽい」と言う思考や行動の習慣を変える事はできませんから、
「冷静に話し合う」と言う「新たな習慣」に
チャレンジしてみるのも良いと思います。

勿論、こちらがいくら話し合おうと思っても聞こうとしてくれない・・
自分の意見ばかりを押し付けてくる人もいます。
そう言う時は、無理に理解しあおうとはせずに
「身を引く」と言うのも一つの手だと思います。

「話し合えば分かる」と言われる事もありますが、
最初から話し合う気すら無い人も多いですから
そう言う時は、話し合いを諦めて、
代わりに自分が全部、やるか?
それとも、責任の所在を相手側に回すか?
一切、手を引いて「さよなら」をするか?
と決めてみる。

「怒り」は思い通りにならない相手を
コントロールしようとするから生まれるのだとしたら、
相手をコントロールしようとせず、
提案し、話し合いで相互理解を試みて、
それでもダメな時は自分でやるか?
あるいは、去るか?と考えてみるなど、
「主導権は相手では無く自分が持っている」とする事で、
相手を怒りで言う事を聞かせる必要もなくなりますし、
自分の気持ちにも余裕が生まれるのではないかと思います。

これは、犬を育てる時も同じで、
「犬に対してすぐに怒ってしまう」と言う場合、
犬にも伝わるような伝え方、教え方が分からず、
選択肢が少ない為に「怒る」と言う方法を使ってしまう事も多いですから、
まずは怒る事をやめて犬の気持ちや考えを理解する努力・・
「聞く耳」を育てつつ、自分の気持ちや考えの「伝え方」を
練習してみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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まずは自分の生活環境を整える

 2017-06-13
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犬が他の犬に対して吠えたり、
自己中心的な遊びを要求したり、
それを止めようとした飼い主さんの言う事を聞こうとしない・・
と言う行動を見せる一方で、
そうした行動の後に飼い主さんの足元に戻ってジッとしていたり、
他の飼い主さんの所に行って顔をジッと見たり、
身体をすり寄せたり、足の間に入ったりする場合、
実は「飼い主さんにかまって欲しい」とか
「甘えたい」と言うサインだったりする事は多かったりします。

犬の機嫌が悪い・・
攻撃的な行動をする・・
ワガママ・・
飼い主の言う事を聞かない・・

そうした行動だけを見ると「問題行動」に思えてしまい、
叱ったり、無視をしたりしてしまいがちですが、
そうして、愛情不足でイライラしている犬に対し、
飼い主さんまでイライラして犬に当たってしまうと、
マイナス感情が相乗効果で高まってしまいますから注意が必要だと思います。

勿論、飼い主さんが犬に対して愛情をかけ過ぎてしまい、
その結果、犬が調子に乗って他の犬に対して吠えたり、
自己中心的な遊びを要求したり、
それを止めようとする飼い主さんの言う事を聞かない・・
と言う事もあったりしますが、
そうした犬は愛情は貰っているので、
自分の行動に対して自信を持っている事は多いです。

「自己肯定感」が高く、自分の考えや行動に自信がある・・
ただ、その考えや行動が間違っていたりするのですが、
飼い主さんがそれに対して注意をしない・・
「分かった、分かった」と、いつも肯定しているので、
犬は自分自身ではその考えや行動が間違いだとは思わないし、気づかない・・
だから、周りの方が間違っているとさえ思ってしまい、
ワガママに振舞ったり、攻撃的な行動をし続けてしまう・・

そうなると、他の犬達は相手をしなくなってしまいますが、
変に自己肯定感が高いので、飼い主さんの言う事など聞こうとしないし、
周りの犬の反応から「おかしいな」と学ぶこともなく、
いつまでも、同じ行動を繰り返してしまう・・と言う事も多いです。

そう言う意味でも、犬の行動の意味・・
どうして、そう言う行動をするのだろう?
と言う所まで考えてあげる事が大切になってくるのですが、
犬が「甘えたい」と思っていたり、
犬が「調子に乗っている」と言う状態でも、
飼い主さんが気づいてあげられない時と言うのは、
飼い主さん自身も大変だったり、疲れていたりして
余裕が無い事も多いと思います。

だから、犬に行動の問題が出てきた時は、
犬の行動の問題よりも飼い主さん自身の生活スタイルに
「どこか無理がないか?」と考えてみるのも良いと思います。

なぜなら、犬の行動問題を改善するにしても、
飼い主さんに余裕が無いと、ついつい、
「はやく結果を出そう」と焦ってしまい、
逆効果になってしまう事もあるからです。

その為には「犬の為に」と頑張り過ぎない事も大切ですし、
そうして、飼い主さん自身に余裕が出てくれば、
犬にたっぷりとした愛情を与えてあげる事もできると思いますし、
犬に対して飼い主さんが頑張りすぎてしまった事で
犬が頑張らない子になっていたとしても、
飼い主さんが頑張りすぎなければ、犬も自然と頑張るようになり、
それが周囲との協調性・・
ワガママを抑えるスキルや力になって行くと思いますので、
犬の為にもまずは、飼い主さんが自分自身の生活環境を
整えてあげるようにしてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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犬が気になるモノよりも気になる飼い主さんに

 2017-06-12
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お散歩中、自分の犬が落ちている木の実や葉っぱに夢中になってしまい、
なかなか、前に進まない・・とか、
落ちているものの匂いを嗅ぐだけなら良いのだけれど、
すぐに口に入れようとする・・など、
犬の行動で困っている飼い主さんも多いと思います。

木の実や葉っぱなどは時期によって大変さが異なりますが、
仔犬の頃などは、とにかく目に付いたモノ・・
気になるモノがあれば、近寄って匂いを嗅いで、
チャンスがあれば口に入れて確認したい・・
となってしまう事も多いですから、対応策が分からないと、
散歩コースから考える必要があったりすると思います。

でも、違う道を歩いても、何かしら落ちているモノを見つけては
近くに行こうとするので、オヤツを見せて気を引いたりはするものの、
毎回、毎回、オヤツに頼ってばかりもいられないし、
オヤツよりも落ちているモノの方が気になってしまうと、
もう、どうしようもなくなってしまうので頭を悩ませてしまったり・・

しかし、仔犬の頃は、一つの事に集中しがちな反面、
もっと楽しい事を提示してあげれば、
あっさりと気持ちが切り替わって、
落ちていたモノの事なんて忘れてしまう事も多かったりします

だから、犬が執着しそうなモノがあったり、ありそうだな・・と感じたら、
「ダッシュしよう!」と言って、
犬と一緒に飼い主さんが走ってあげるのも良いと思います。

仔犬の頃などは、特に身体を動かす事が好きなので、
飼い主さんが走れば嬉しそうについてきてくれると思いますし、
そうして、安全地帯まで移動したらおやつをあげて
「一緒に走ると楽しい」と言う事を
より強く印象付けてあげるのも良いと思います。

また、ちょっと大変かもしれませんけど、
何も落ちていない時もショートダッシュをして、
オヤツをあげて一緒に笑ってみる・・と言うのも良いと思います。

そうして「サプライズ」的な行動をする事によって、
犬は飼い主さんの行動をより意識するようになりますので、
落ちているモノよりも飼い主さんの方を見るようになって行くと思います。

意外と多いのが「拾い食いをさせないように」と考えるあまり、
「ノー!、ノー!」と言いながら、
犬が気になるモノの近くにいつまでも居続けてしまう事・・
これは、お散歩中にすれ違う犬に大しても言える事ですが、
感情のコントロールが未熟な時に目の前に楽しそうなモノがあれば、
どうしても気になってしまうと思いますし、
叱ってばかりの飼い主さんと落ちているモノとは言え、
魅力的な存在があるとしたら、
やっぱり、魅力的な存在の方を選ぶと思いますので、
飼い主さんが叱れば叱るほど、
犬は魅了的な存在の方に心を寄せてしまう・・と考え、
落ちているモノよりも魅力的な飼い主さんになれるように、
お散歩中でも「サプライズ」を忘れないようにしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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