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「褒めるしつけ」の問題点

 2018-11-15
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最近は「犬のしつけ」も「厳しくしつける」から
「褒めて伸ばすしつけ」が推奨されていますが、
では、なんでもかんでも褒めれば良いか?
と言うと、そんな事はありませんし、
「褒める」と「煽てる」を勘違いしてしまっている
飼い主さんも居るのではないかと思います。

「褒める」はその犬をしっかりと理解した上で
伸ばす方向性を意識して行うものであり、
自信を育て、望ましい行動を
自分の意思で行えるように応援するものだと思いますが、
「煽てる」は飼い主さんが
犬に対して望ましい行動をさせようと盛んに煽ったり、
良い気分にさせて自分の思い通りに動かそう・・
と言う意図が隠れていたりしますが、
自信が育っていないのに「煽てられたからやる」と言うのでは、
その後も「煽てられないとやらない」と
なってしまうのではないかと思います。

飼い主さんの中には
「褒めるしつけ」に対して不信感を抱いている人もいますが、
それは、多分、「褒める」と「煽てる」を勘違いしていて、
「犬を煽てて行動をさせる」と思ってしまっているから
「煽ててやらせても結局、やらなくなるのでは?」と言う理由で
消極的になってしまっているのではないかと思います。

また、「褒める」の難しい所は、
飼い主さんが「後手」に回ってしまうと
犬が主導権を握ってしまう・・と言う所だと思います。

「褒めるしつけ」を始めたばかりの頃は犬も自分の行動に対して
「褒めてもらえる」とは思っていませんから
「飼い主さんが褒めてくれた」→「嬉しい」
となって褒められた行動も伸びて行きますが、
段々と「その行動をすれば褒められる」と理解してくると、
「褒められる為にその行動をする」とか
「オヤツを貰う為にその行動をする」となって、
犬が「飼い主さんの褒めるを引き出す為に行動をする」
となってしまったりします。

そうなると、飼い主さんの
「褒める」と言う対応は「後手」になってしまいますから
犬は「愛情が欲しい」とか「おやつが欲しい」と言う
欲求の為に行うようになり、
今度は、褒めたり、おやつをあげたりしても
犬は満足しなくなってしまったり、
自分の意思で自由になるので、
飼い主さんに対する興味を失ってしまったりしますので、
ある程度、犬が「これをしたら褒めて貰える」と言う事を理解したら
犬が褒めて貰う為に行った行動に対してはランダムに変え、
笑顔で返すだけにしてみると、、
飼い主さんが犬に動かされる事は無くなりますし、
ランダムだからこそ「褒められた」と言う気持ちも
新鮮さを保てるのではないかと思います。

実際、飼い主さんが沢山、犬の事を褒めているのに
犬が飼い主さんの事を見ようともしない・・
最初は良い関係が築けていたのに、
段々とまた、関係性が薄くなってしまっている・・
と言うケースもあったりしますが、その要因の一つとして、
「この行動をしたら褒める」と言う最初の決まりを
「こうでなければならない」と固定化してしまい、
柔軟な対応ができなくなってしまったばかりに
犬の方が飼い主さんが動かしてしまっていて
飼い主さんに対する興味を失ってしまっている・・
と言う事もあるのではないかと思いますし、
「褒める」と「煽てる」を勘違いしていて、
いつまでも、犬を煽てて行動をさせようとしている為、
犬の方が慣れたり、そうした意図に気づいてしまい、
飼い主さんの「煽て」に乗らなくなってしまった・・
と言う事もあるのではないかと思います。

愛着の問題がズレから起こるとしたら、
褒めてはいけないタイミングで褒めたり、
褒めた方が良いタイミングで褒めていない・・
と言うのも関係性に影響を与えてしまいかねないので、
「こうであるべき」とか「それをしてはならない」と
犬に対する対応を固定化してしまうのではなく、
犬の表情や行動を見ながら、完璧は無理でも、
できるだけ迅速で適切な対応ができるように
心がけてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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