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犬の多動

 2018-11-08
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学校でも最近の子供は、
「強く叱ると大暴れをして止まらない」
「どのようにかかわれば良いのか分からない」
とされてしまうケースが増えているみたいです。

「気になる子」
「指導困難な子」
「かかわり方が分からない子」

は「発達しょう害」とされたりしますが、
実は「発達しょう害」と「愛着の問題」は凄く似ていて、
「愛着の問題」を「発達の問題」だとして
支援して貰ったのに効果が無かったり、
「発達の問題では無い」と言われてしまう事も
あったりするみたいです。

また、「愛着の問題」を「愛情不足の問題」と誤解して
子供に溢れんばかりの愛情を注いだ結果、
余計に問題が悪化してしまう・・・
と言う事もあったりするみたいです。

では、どうしてそう言う事が起こるのか?と言いますと、
心理や医療の専門家が子供が実際に生活をしている現場には行かず、
診療室やカウンセリングルームで子供をちょっとだけ見ただけだったり、、
心理検査や発達検査だけをしただけだったり、
あるいは、親の話だけを聞いて診断や判断をしてしまうから・・
と言う事も多いみたいです。

愛着の問題は、
生活習慣の中で子供がどのように行動をするのか?
感情の発達の状態と共にしっかりと観察をする必要があり、
また、愛着の修復期間中も
数回の診断やカウンセリングで修復できるものではない・・
と言う事みたいですが、
これって、犬の行動の問題にも言えると思います。

トレーナーさんが自分のお店で
犬の行動をちょこっとだけ見て判断したり、
あるいは、飼い主さんの話だけを聞いて判断したりしていれば、
犬の行動の問題の根本的な部分は
見過ごされてしまうのではないかと思いますし、
心のすれ違いから来る行動の問題は、
決まりきったトレーニングを数回、行えば解決する・・
と言う感じでは無いと思いますが、
犬の行動の問題は「上下関係」や「リーダーの問題」と言う誤解が
愛着の問題から来る犬の行動の問題の改善を阻み、
支援を遅らせてしまう事もあるのではないかと思います。

そもそも、「犬を叱る・・」と言う問題解決法も
犬のタイプによっては逆効果になる事は多いです。

叱られる事に愛情を感じるタイプの犬は、
叱られる事に喜びを感じて逆効果になりますし、
人間との関係性が希薄で信用も信頼もしていない犬の場合、
叱った瞬間に心を閉ざされてしまう事もあったりします。

また、叱ると大暴れをして攻撃行動をしてくる犬も居ますし、
いずれにしろ「叱れば言う事を聞く」と言う考え方は
逆効果になってしまう事も多いみたいです。

また、犬のコミュニケーションスキルが低く、
他の犬を怖がったりすると犬慣れさせようと
ドッグランに連れて行ったりしますが、
多くの場合、その期待は外れてしまう事は多いです。
人間もそうですが、人見知りな人を
合コンやサークルの中にポンと入れても
結局、何も変わらなかったり、
逆効果で人間不信を強めてしまったりしますが、
そんな感じで、他者との関係性は
一対一の関係から築いていくのが良く、
犬の場合も、一体多から始めるよりも、
大人しくて優しい子と一対一から始めた方が
大きな問題は起こり難いみたいです。

人間の子供の中には
授業中でもジッとしていられない
「多動」が問題視されたりしますが、
「多動」は発達しょう害の
「注意欠如多動性障害(ADHD)」に
特有の行動だと誤解されてしまう事は多いみたいです。

しかし、「多動」は「自閉症スペクトラム障害」でも起こりますし、
「愛着障害」でも起こるそうです。

なので「多動」と言う行動が見られた場合、
その行動が「ある事」に気づいた時だけ起こるのか?
それとも気づかないから起こるのか?
と言うように「認知」と関係しているか?
それとも「認知」と関係していないのか?
を観察してみる事が大切みたいですし、
「多動」が「ある気持ち」になった時だけ起こる・・と言うように
「感情」と関係して起こっている場合、
「愛着障害」の可能性があるみたいです。

「ADHD」の子の場合、「多動」は状況に左右されずに起こりますので、
「多動だからADHD」と決め付けてしまうのは違いますし、
「自閉症スペクトラム障害」の子の場合は、
「居場所感」が失われると
「多動」を引き起こされてしまうそうなので、
急に読んでいた本を取り上げたり、
いきなり広い場所に連れて行ったりはしない方が良いみたいです。

また、「愛着障害」からの「多動」の場合、
感情発達が充分でない上にストレスを抱えてしまうと、
感情の混乱をコントロールできずに「多動」になってしまいますが、
友達と遊ぶんだりしてストレスが紛らわされると、
その後は落ち着けるようになったりするそうです。

犬の場合、犬が苦手な犬に犬慣れをさせようと、
他の人や犬が沢山、居る部屋の中に連れて行って、
ノーリードにしたりすると、他の犬に慣れる所か
ストレス感情をコントロールできなくて落ち着けず、
他の人や犬の事などどうでも良い感じで、
ず~と動き回っている・・と言う子も居たりします。

多くの場合、飼い主さんの足元に座ったり、
飼い主さんの膝に飛び乗る事で多動も収まりますが、
飼い主さんが「安心・安全基地」になっていないと、
犬は飼い主さんのそばに行っても落ち着けず、
いつまでも、安心できる場所を求めてウロウロと歩き回り、
犬慣れの練習どころではなかったりしますので、
自分の犬にお友達を作ってあげたいのであれば、
まずは、飼い主さんが安心&安全だと
思って貰えるような存在になる必要があると思いますし、
そう言う子もいつもいつも、「多動」なワケでは無く、
ストレスの無い、慣れ親しんだ場所では
落ち着いた行動もできたりもすると思いますので、
そう言う環境の中で一緒に遊んであげたりして
ストレスの軽減をしてみたり、
犬が困っている時にはサポートをしてあげて
犬に頼られる存在になって貰えるように
頑張ってみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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