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くっつく事で不安が和らぐ

 2018-11-05
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子供が怖くて不安な時、抱きしめて貰えると
「もう大丈夫だ」と言う気持ちが持てるようになるそうです。

また、そうしたやりとりを
特定の大人との間で何回も繰り返し経験すると、
段々と「あの人の所へ行けば大丈夫」と感じる事が
できるようになるそうです。
一つ、一つの安心感・・安全感の積み重ねにより、
「保護して貰える」と言う事に確信を持てるようになりますし、
この「安心・安全の確信」が子供の発達にとって、
とても重要なものになってくるそうです。

まぁ、子供が不安を感じるたびに「大丈夫だよ」と
安心感を与えていたら、子供は依存するようになって
独り立ちができなくなるのではないか?と思ってしまいますが、
実際は逆で、「安全&安心」を得られるからこそ
外の世界に旅立つ勇気を持つ事ができるようになるそうです。

また、犬との間でも
こうしたやりとりを通して絆が作られて行く事もあり、
人間を信じられなくなった保護犬の子の中には、
「安心・安全の確信」を持った事がないような感じで、
不信と不安の中で常に自己を守る為に人が近づくと逃げようとしたり、
唸ったり、噛んだりして人間を遠ざけようとしたり、
食べ物を守ろうとしたりする事はありますし、
人間にすり寄ったり、シッポは振るものの、
それは、食べ物を得る為だけであって、
まったく人間の事を信用も信頼もしていない・・
と言う子も居たりします。

そう言う場合、その子の不安を和らげてあげようと
抱きしめたり、抱き上げたりしてしまいがちですが、
人間に対して不安や不信を持っている子の場合、
その行為は不安や恐怖を強めてしまいかねないので、
犬が人間に対して警戒心を持っている間は
無理に触ろうとするのではなく、
犬の方から近づいてくるまで待って、
近づいてきたら撫でたり、声をかけたりするなどの
スキンシップをした方が良いのではないかと思います。

そうして、人間に撫でられる事で安心感が得られると、
犬は少しずつ、人に対して気持ちを開いてくれるようになる・・
人間の赤ちゃんは自分からは動く事ができないので、
自分のお世話をしてくれる人の真似をしたりして
周囲の大人を引き寄せる能力を持っていますが、
他の動物の赤ちゃんは不安になると自分が移動して
親や他のきょうだいとくっついて安心感を得ようとするそうです。

犬もドッグランに行って不安になると、
飼い主さんの足元にピタリとくっついて
不安を和らげようとしますし、
初めての場所に連れて行って犬を1人にさせた時など、
部屋の真ん中よりも周囲の壁に身体をくっついて
不安を和らげようとする犬は多いです。

ーとは言え、飼い主さんが過干渉になり過ぎて、
犬の依存心が強くなってしまった事で、
飼い主さんが犬を抱っこしていても、
「いつか、飼い主さんが離れてしまうのでは?」と
不安に思っている犬も居ますから、
「くっついているから安心感を与えられている」とは限らない事も
覚えておくべき事みたいです。

逆に犬と飼い主さんが離れていても、
「飼い主さんは絶対に帰ってくる」と信じていて、
きちんとお留守番ができる犬も多いですから、
「見通し」を教えてあげるなどして、
肉体的な「くっつき」から気持ちの「くっつき」へと
移行して行く事が重要になってくるそうです。

そして、その為には「飼い主さんが家を出て行く→戻る」
と言うのを短い時間から始めて少しずつ時間を延ばして行き、
「飼い主さんが居なくなったけど必ず戻ってきてくれる」
と言う経験を積ませてあげると「見通し」が生まれると思いますし、
「飼い主さんが居なくなったけど自分は大丈夫だった」
と言う自信を育ててあげるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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