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「できるとして」「あるとして」で考える

 2018-10-27
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職場で後輩から「これはどうしたら良いんですか?」などと
質問や相談を受ける事はあると思います。

最初は「こうしたら良いんじゃない?」と教えてあげますが、
あまりにも質問や相談ばかりが続いて自分で考えないようだと
「ちょっとは自分で考えてみたらどうなの?
 例えばどうしたら問題が解決できると思う?」
と言ってしまいたくなりますが、
この質問だと、多くの場合、「分かりません」とか
「思いつきません」で終わってしまう事は多いみたいです。

それはなぜか?と言いますと、
考えて間違えた答えを言って叱られるよりは、
「分からない」と言って教えて貰った方が楽だし、
「考えてその程度だよ」とか思われなくて済むから・・
かもしれません?

だから、相手に考えさせる方法として
「問題が解決する方法があるとして、
 どうしたら良いと思う?」
と聴くのが良いみたいです。

「~あるとして・・」と言う言葉が含まれると
「ない」とか「できない」と言う逃げ道が無くなりますので、
「ある」と言う前提のもとで答えを
考えなくてはならなくなるそうです。

犬の行動の問題で悩んでいる飼い主さんに対しても
「犬の困った行動を止めさせる為にはどうしたら良いと思いますか?」
とだけ聴くと、自分の知識と経験の中から答えを見つけようとする為、
「分かりません」となってしまうかもしれませんが、
「犬の困った行動を止めさせる方法があるとして
 どうしたら良いと思いますか?」と聴いてみると、
「きっとトレーナーさんの中には答えがあるんだ」となって、
トレーナーさんが思いつきそうな答えを想像して考えるようになる・・
つまり、もう一段階、踏み込んで色々な可能性を
模索して答えを導き出そうとしてくれるようになるそうです。

飼い主さんの思考が後ろ向きで
すぐに「私には無理」とか「できなかったらどうしよう?」
と考えて行動に結びつかない人でも
「解決する方法があるとして・・」と言う前提条件で考えなければならなくなれば、
「私には無理かもしれないけどやってみたとしたら・・」とか
「できなかったらどうしよう?でも、やってみたとしたら・・」
と言った前向きな思考になるかもしれませんし、
トレーナーさんに「やりなさい」と言われてやるのと
「解決する方法があるとして・・」と言う質問に対して
自分で出した答えに基づいて行動するのとでは大きな違いがありますから、
「あるとして・・」と言う前提条件で質問をする事で
「できない理由」を探せなくするのも良いと思いますし、
そうして、自分で出した答えに基づいて行動してみる・・と言うのも、

「問題」→「どうしよう?」→「どうせやっても無理」

と言うネガティブなループから抜け出すきっかけに
なるのではないかと思います。

勿論、そんな簡単には行かないと思いますが、
「ああしなさい」とか「こうしなさい」と指示や命令でやらせたり、
やらないと罰を与えたり、嫌な環境や状況を作って、
相手がやらなくてはならなくなるようにしむけるよりも
相手の「ポジティブな気持ち」を引き出せるような「質問」をしたり、
考えたりしてみるのも良いと思いますし、
そうして飼い主さんが前向きに動き出せば、
それは犬にも良い影響を与えると思いますので、
「できなかった時のリスクを考えたら」とか
「凄く面倒臭そうだな」などとストレスやデメリットばかりを見て
「できない理由」や「やらない為の言い訳」を考えるのではなく、
「できるとしたらどんな方法があるか?」
「やってみたらどう言う風に良くなるか?」
と考えて行動してみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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