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相談に乗る時は自分の中の内なる声には耳を貸さない

 2018-10-25
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犬の行動の問題で悩んでいる飼い主さんに悩みを打ち明けられた時、
自分の知識や経験を持ち出して
「こうすれば良いんだよ!やればできるよ!」
と伝えたり、
相手の悩みよりも自分の責任回避や自信の無さが前面に出てしまって
「こうすれば良いかもしれないけど
 困った事になったら嫌だから他の人に聞いて」
と相手を突き放してしまったり、
あるいは、
「いつも、犬の事を叱ってばかりだからダメなんだよ」
と相手にダメだししてやる気を奪ってしまった・・
なんて事もあるのではないかと思います。

それは、相手の話を「聴こう」と思いつつも
相手の話を聴きながら、同時進行で
「それに対して自分はどう思ったか?」を考えてしまっている為、
「相談を受けたのだから力になりたい」と思って「答え」を言ったり、
「自分は責任をおいたくない」と曖昧な事を言い、
さらに、責任逃れの一言を言いたくなったり、
「自分の方が知識も経験も上」だと思った上に
自分の中の劣等感が強かったりすると、
ついつい、相手に対してダメ出しをして
自分の優越感を満たそうとしてしまったりしますが、
本当に相手の事を思うのなら、
「答え」を教えてばかりではなく
「提案」をするだけにとどめて、
相手に「依存」をさせないようにするのも良いみたいです。

そして、自分の主観をなるべく抜いて
相手の話を聴く為には、
自分の内なる声には耳を貸さないようにして、
相手の言葉や表情、身体の動きなどを見つつ、
相手と自分を重ねて、相手になったつもりで
話を聴くようにしてみるのが良いみたいです。

例えば、知り合いの飼い主さんから
「うちの犬はよその犬を見ると吠えて困る」
と言う相談を受けた時、
「犬が吠えて困っているんだ・・
 私で力になれるのならなんとかしてあげたい!」と
自分の考えが入り過ぎてしまう事で
相談をしてきた飼い主さんよりも力が入ってしまい、
「是非、これをやった方が良い」と相手に押し付けてしまい、
結果、相談してきた人が余計に困ってしまうとしたら、
それは、介入し過ぎかもしれませんから、
自分の内なる声にはなるべく耳を貸さないようにして
飼い主さんの話を聴き、
「犬が吠えて困っている」と言う時も
飼い主さんの話や声のトーン・・
表情や身体の動きを見て「どのくらい困っているのか?」
と推測してみるのが良いみたいです。

さらに「いつ、どう言う時に吠えちゃうの?」と聴いて
「相手の犬が近寄ってくると吠える」と言うのなら、
「相手の犬が近寄ってくると吠えちゃうんだ」と言い、
”犬が近寄った時に吠えてしまう”と言う
犬が吠えてしまうパターンを意識する事もできるようになると思います。、

また、「うちの犬は吠えてばかりで本当にバカ犬なんだから」
と飼い主さんが言った時、
つい、それを否定したくなってしまいますが、逆に
「そう、○○ちゃんは吠えてばかりのバカ犬なんだ」と言ってみると、
飼い主さんも他の人に言われるのは嫌だし、
自分で言った言葉にも気がついて、
「そんな事はないわ 吠えちゃうけど良い子よ」
となるのではないかと思います。

まぁ、いくら飼い主さんが言ったからと言って
「バカ犬」と言うのには抵抗があると思いますが、
そこで、相手の飼い主さんが
自分の犬の良い所を言ってきたら、
「そうですね。○○ちゃんは良い子ですよね
 きっと吠えちゃうのには理由があると思うので
 なんで吠えてしまうのか?を考えて
 吠えないように他の犬を回避しつつ
 遠くから犬を見せて少しずつ
 犬慣れさせて行くのも良いかもしれませんね?」
と言うような事を飼い主さん自身が気づけるように
「問題点」を提示し、
「どうしたら良いか?」を一緒に考えて行くのも
良いのではないかと思います。

人は相手に自分の気持ちや考えを分かりやすく伝えようと思うと、
必然的に思考が整理され、自分が何をどう考えているのか?
が明確になります。

1人で考えている時には気づかなかった
自分の気持ちに気づく事もありますし、
相手に自分の言葉を返される事で自分の発言に気づき、
自分の考えの過ちに辿り着く事も多いですので、
そうした事を気づかせてくれるような人に
相談をしてみるのも良いと思いますし、
周りにそう言う人が居ないなら、
自分の考えを言葉にしてその声に耳を傾けるようにすると
自分の考えが明確になって、自分で自分を分析し、
問題解決に向けて動き出せる事もあるみたいです。

「相手は自分で答えを見つけられる」と思っていれば
「答え」を教えてあげる必要はありませんし、
自分が責任を負い過ぎる事も考えなくて済むし、
相手を「できない存在」だと思う事もありませんので、
必然的にサポートは必要最低限になると思います。

それは、犬に対しても同じで、
自分の犬はできる存在なのに過干渉がやめられない・・
と言う場合は、犬の事を信じられていないからかもしれませんので、
まずは「無条件で信じてみる」と言うのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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