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安全基地を持たない事による不安を解消する

 2018-10-16
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親がしっかりと子供を育てているのに
子供の親に対する愛情表現にズレが生じてしまう事はありますが、
それは、親の愛情が問題なのでは無く
「かかわり方」に問題があると考えた方が良いみたいです。

それは、犬を育てる時も同じで
飼い主さんがいくら犬の事を愛し、大切に思っていても、
飼い主さんが「安全基地」としての機能を充分に果たしていないと、
犬は飼い主さんに対して不信感を抱いたり、
無反応だったり、逆に凄く依存してしまったりする事はありますが、
そうした犬の行動を見た飼い主さんは「犬の行動の問題」だと考え、
「犬のしつけ」をする事でなんとか改善しようとする事は多いです。

散歩の途中ですれ違う犬に対して吠える・・
あるいは、他の犬を見ても一切、興味を示さず、
電柱の匂いも嗅がず、ただただ、前を向いて怯えながら歩き、
帰り道になると急に元気に歩き出す・・などは、
犬のコミュニケーションスキルが乏しかったり、
社会に対する馴化が低かったりする事もありますが、
それだけではなく、
飼い主さんが「安全基地」としての役目ができていない為に、
犬は飼い主さんに頼る事ができないまま、
他の犬を見ると威嚇したり、存在を消したりして
自分の身を守っている・・
と言う事もあるのではないかと思います。

なので、そう言う子に対しては、
トレーナーさんが一緒にお散歩に行き、
犬が不安を感じたら、声をかけたり、
おやつをあげたりしてサポートをする事で
もう一つの「安全基地」となり、
犬の不安を取り除いて、外の世界に目を向けられる勇気と
余裕を与えてあげると、少しずつ、犬の尻尾が上がってきて、
お散歩をする足取りが軽くなったり、
他の犬や人を見ても過剰に反応しなくなったりする事は多いですが、
飼い主さんはそれを見ても「トレーナーさんは資格を持っているから」と、
犬が「資格」や「権威」を持っているから言う事を聞いているのだと考えたり、
「声かけをすれば良いのね」とか「おやつをあげれば良いのね」と、
対処法ばかりを真似しようとして、
肝心な犬の表情や行動から気持ちを読み取り、
それによって自分の対応を変えて行く・・と言う
「愛着スタイル」の方には目が行かなくなってしまう事も多いみたいです。

ただし、表情や行動から犬の気持ちが読み取れているにも関らず、
「自分はどう言う対応をしたら良いのか分からない」と言う飼い主さんも多く、
それこそが「愛着問題」として考えて行くべき点なのではないかと思います。

犬が吠えてワガママな要求をしているのは分かっているけど、
どうしても、その要求に応えたくなってしまう・・とか、
犬が怯えているのが分かるけど、自分に対して
怯えた態度をしている事が許せなくなり、
つい、「どうして怯えるの!」と叱ってしまったり・・
と、犬の行動の問題の原因も理由も分かっているのに
それに対する自分の行動がズレているので、
犬の行動の問題を解決できない・・と言う飼い主さんほど、
もう一つの「安全基地」となってくれるトレーナーさんや
犬友達の飼い主さんとお散歩をする事で、
犬は「安全基地」を得て安定して行くと思いますし、
飼い主さんも「安全基地になる為にはどうしたら良いのか?」
を近くで見て学べるので良いと思います。

しかし、自分に愛着スタイルのズレがあるとは思っていなかったり、
あると言う事が分かってはいるけど、
それを知られるのが恥ずかしかったり、
ズレが大き過ぎて理解できそうもないと諦めてしまったり、
他者に対して過度に遠慮をして「手伝って」が言い出せなかったりしますが、
それもまた「愛着」の問題で、
自分が困っていても「助けて」が言えない・・
ちょっとした事でもネガティブに考えすぎて自分を否定してしまう・・
悪い結果を予想して不安になって動けなくなったりしますが、
そんな風に自分に起こっている「問題」に対して
分かっていても、いつも、同じような行動をしてしまうのは、
飼い主さん自身、「安全基地」を持たないからかもしれませんが、
それでは、犬に対する「愛着スタイル」もズレてしまいますから、
トレーナーさんや友達を「信じてみる勇気」を持つのも良いと思いますし、
「大丈夫、自分ならできる」と自分自身を
無条件に信じてみる勇気を持ってみるのも大切だと思います。

お散歩中に行動の問題を起こす犬でも、
他の犬と飼い主さんとで一緒にお散歩をし、
飼い主さん達が犬の「安全基地」としてサポートをして行くと、
犬達はドンドンと自信を取り戻して行く事がありますが、
それは、特定のトレーナーさんや飼い主さんが
「安全基地」となるだけではなく、
「他の犬達と一緒に歩く」と言う事で「群れ意識」が生まれ、
「安心」や「安全」を実感できているから・・
と言う部分も大きいのではないかと思います。

また、それは、飼い主さんにも言えて、
「安全基地」を持たないまま、
1人で問題を抱えている飼い主さんほど、
勇気を出して信用できるトレーナーさんにお願いをしたり、
安心できるご近所の犬友達を見つけるようにしてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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