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トレーナーさんこそ安全基地となるべきかも

 2018-10-14
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犬が沢山、居る中で自分の犬を抱っこするのは良いですが、
わざわざ、犬を仰向けで抱っこするので、
他の犬たちがその子の匂いを嗅ごうと寄ってきて、
その子が怒る・・・
と言うケースを見る事も多いです。

自分でお腹を見せたわけでは無く、
飼い主さんに身体をひっくり返させられて
お腹を出させられている状態で
他の犬達が匂いを嗅ぎに来たら、それは嫌だと思いますが、
そう言う事をする飼い主さんほど、
怒った犬に対して「なんで怒るの?」
と逆に叱ったりする事も多いです。

「なんで怒るの?」と言う文章だけを書くと、
犬が怒った意味を問うような・・
犬の気持ちを気にしているような感じですが、、
実際は怒った事に対する否定・・
「このぐらいの事で怒るなんておかしい・・
 どうして優しくできないの?」と言う感じだったりしますけど、
そんな風に飼い主さんが犬の気持ちを考えてあげず、
自分の都合を押し付けようとしてしまうと、
犬は優しくされていないので心の余裕を失い、
他の犬に対しても寛容さを失ったりしますので、
飼い主さんの「こうであるべき」や
「そうであってはならない」と言う決め付けが
犬の優しさやおおらかさを
奪ってしまっている事もありますから注意が必要です。

犬の幸せを考えた時、
「沢山、ご飯を与える」とか
「沢山、愛情を与える」など、
多くの犬が喜ぶ事を思い浮かべますが、
それは、多くの犬にとっての「幸せの定義」であって、
今、目の前に居る犬にとっての幸せは、
「散歩に行きたい」かもしれませんし、
「おもちゃで一緒に遊びたい」かもしれませんし、
単に「飼い主さんに撫でて欲しい」かもしれません?

だから、他の犬が喜ぶから・・と言って
その子も喜ぶとは限りませんし、
それを望んでいるとも限らない・・
目の前の犬の「幸せ」や「嫌な事」を見ずに
世間一般の「幸せ」や「嫌がる事」を
押し付けてもズレが生じてしまいますから、
「他の犬がどうか?」は抜きにして、
今、目の前に居る自分の犬の気持ちや考えに
思いを寄せる事が大切ではないかと思います。

人間の子育てでも、
子供の行動に問題が生じた時点で
自分の接し方を省みて、
自分の問題としても取り組み
子供と一緒に成長して行く親も居る一方で
頑なに「子供が悪い」と決め付けて
子供に対して否定的な態度を取り続ける親も居るそうです。

犬の問題行動も飼い主さんがそこまで頑なだと、
「犬のしつけ」の問題と言うよりも
「愛着」の問題となりますので、
一般的な犬のトレーニングでは限界があり、
それを伝えようとしても、飼い主さんの協力が得られないケースも多いですし、
協力が得られたとしても犬と飼い主さんの常識や認識のズレ、
すれ違いを修正する為の人が必要となりますので、
第三者の関わりが不可欠になってくると思います。

そうして、飼い主さんが苦手とする部分をサポートをする
と言う事を何年も行い、
犬の行動の問題となっている「愛着の問題」を築きなおす事で
犬の行動を安定させて行く事もできると思いますが、
その為には第三者が犬にとっても、飼い主さんにとっても
「安全基地」となる必要があるみたいです。

ーとは言え、良い「安全基地」は、
飼い主さんが必要とする時しかサポートをせず、
決して依存をさせたりはしませんので、
飼い主さんの自立を求めない「安全基地」は
安全基地とは言えないと思いますし、
飼い主さんがそうした安全基地を頼り、
助けを得る事で精神的に安定し、安心と自信を取り戻せれば、
犬も安定し、安全基地を利用する機会も減りますので、
最終的には困っても心の中で安全基地の存在を思い出すだけで
大丈夫になったりもするそうですから、
今後は「愛着のズレ」による犬の行動の問題にも
対応できるようにして行くのが良いと思いますが、
人間の子育て問題ですら
「愛着」について語られ始めたぐらいかもしれませんので、
飼い主さん自身がまず、自分の「愛着」について
考えてみる・・と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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