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犬と養育環境

 2018-10-13
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思春期の頃などは、シニカルで偽善を嫌い、
それを暴く事を「正義」だと思っていたりしますが、
それは、その子の性格が真っ直ぐで悪を許せないから・・
と言うよりは大人を信用できずにいるから・・
だったりする事も多いみたいです。

例えば、親が裏表を持つ性格で、
外に出るとニコニコとして楽しそうに話しているのに、
家の中では近所の人の悪口ばかりを言っている・・など、
親に失望していて尊敬ができない一方で
そんな親に頼らなくては生きてはいけない・・と言う矛盾。

そうした、悲しみと怒りと憎しみと絶望感、
無力感が偽善を嫌い、自分は正しく、強くあろうとしますが、
その反面、すごく相手の顔色をうかがい、
相手の言動に敏感になってしまっている為、
ナナメの発言をして
優れた存在である事を他者に証明しようとしますが、
それも、強い無力感の裏返しなのかもしれません?

親は尊敬できず、信頼も信用もできないし、
そんな親に頼らなくてはならない自分の事も嫌いなので、
誰に対しても心から信頼も尊敬もできなくなっている・・

そんな感じで、子供が生まれた時から持っている気質よりも
その後の環境が子供の性格や愛着行動に大きな影響を与えている・・
と言われているそうです。

また、そうした事は犬にも言えて、
保護犬を一時預かりをしている家庭の中にも、
「あの家に行った犬はみんな分離不安になる」
と言うケースもあったりするみたいです。

人間の子供でも、
親がしっかりと子供を育てているのに
愛着行動が不安定になる事がありますが、
それは、愛情の問題では無く
「関り方」に問題があると考えた方が良いみたいで、
例えば、親が帰宅をしても子供は無反応で
自分から寄って行く事もない場合、両親は子供に対して
感受性や応答性が乏しい傾向がある事が認められているそうですし、
親が帰宅をしても興味を示さず、
子供を撫でようとすると拒むのに、
嫌がれたりすると離れようとしない・・と言うのは、
母親自体の不安が強く、神経質だったり、
子供に対して厳格過ぎたり、過干渉だったり、
甘やかしたりする一方で、
子供が思い通りにならないと突き放す・・
と言う行動をしているから・・
と言う事も多いみたいです。

無条件に子供を愛し、受け入れる・・と言うよりは、
自分の理想を押し付け、そうならないと
子供を突き放して愛情を与えなかったりすると、
子供は二面性を持つようになるそうですが、
人間の場合の研究結果でも
愛着障害が遺伝的な要因であるケースは2~3割で、
おおむね、7~8割が養育環境によるものと
されているみたいです。

でも、逆に言うと飼い主さんが変われば犬も変わる・・と言う事です。
犬の行動や考えがあらかじめプログラミングされたモノで
飼い主さんがどんなに努力をしようとも
その行動を変える事はできない・・と言うのなら
どうしようもありませんが、
「養育者が変わる事で常に分離不安になる・・」
と言うケースがあると言う事は、
逆にどんな子も自立をした自信を持つ犬にできる!
と言う事だと思います。

依存をする犬は依存をさせるような環境で育てているとしたら、
逆に飼い主さんが良い「安全基地」となって
犬の冒険心や探究心を育んであげれば良いと思います。
良い安全基地を持ち、沢山、探検をして自信が育ってくると
犬も安全基地に頻繁に帰ってくる必要がなくなりますから、
「分離不安」を持ってしまった犬でも
良い自信を育てて自立する事は可能ですし、
その為には、犬が頑張るべき問題は犬に任せて見守り、
飼い主さんが頑張る問題は飼い主さんが頑張る・・
と言うのが良いと思います。

しかし、多くの飼い主さんが犬の問題を肩代わりし、
「見守る」と言う努力を怠ってしまったりしますが、
それもまた、「犬を依存させる環境」になりかねないので、
「犬の性格は生まれつきではなく養育環境による影響」として、
自分も含めた環境作りから考えてみるのも
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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