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悪い結果を与える?

 2018-10-02
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犬が望ましくない行動をした時、
反射的に脅す事でその行動を止めさせようとする
しつけのやり方もあります。

「コラ!」とか「イケナイ!」と叱る事で
犬の行動を止める事ができますし、
非常に効果的なので「叱ってはいけない」とは思いつつも
犬の困った行動に対しては
瞬間的に叱ってしまう事は多いと思います。

また、「あまり叱ってばかりいるのは良くないから」と言う事で、
叱りの代わりに犬の困った行動を止めさせる方法として、
「犬自身に自分の行動の結果を思い知らせる」と言うのがあったりします。

空き缶のトラップを仕掛け、
「入っちゃいけない所に入ったら空き缶が落ちてきてビックリした」
と言う思いをさせる事で入って欲しくない所に
入らせないようにしたり、
「噛んじゃいけないモノを噛んだら凄く苦い味がした」
と言う感じで家具に苦いスプレーを吹きかけたり・・
そんな感じで「悪い結果」を体験させる事で困った行動を止めさせる・・
と言う感じですが、たしかに「叱る」に比べると
飼い主さんが犬に対して直接的な行動はしていないので罪悪感は薄まりますが、
「恐怖」や「嫌な目」に合わせる事で行動を止めさせると言うのは
「叱られるから止める」と同じで
「嫌な事がなければ自分勝手な行動をして良い・・」となりますので、
そればかりだと、困った行動は経るかもしれませんが、
「望ましい行動」には結びつかないですし、
飼い主さんとの関係性も良くはならないと思います。

つまり、「罰」や「恐怖」を主体とした「しつけ」は、
犬の「望ましくない行動」を止めさせる事はできても
飼い主さんが望む行動を増やす事にはつながらないし、
飼い主さんとの関係性は良くなりませんので、
「褒め」や「オヤツ」を用いて
「大好きな飼い主さんが喜ぶような事をしたい」
と思って貰えるようにしてみるのが良いのではないかと思います。

でも、そう言うと「褒め」や「おやつ」の為に行動する犬になってしまう・・
と心配される人も居ますが、
大切なのは「オヤツを見せて犬の行動を促がす」ではなく、
「犬の望ましい行動に対してオヤツを与える」とする事だと思います。

「オヤツで犬を釣るとおやつが無いと言う事を聞かなくなる」
と犬が主導権を握る事を危惧する人も居ますが、
その結果、飼い主が望む行動を犬がしてくれても
犬が喜ぶような対価を与えない・・
と言う感じだとちょっと違うのではないかと思います。

飼い主さんが得る為には与えなければならないし、
犬も得る為には協力をしなければならない・・と学ぶ事で
犬はもちつもたれつ・・と言った協力体制を学んで行く・・

犬は飼い主さんに対して「取り引き」をし
より多くのオヤツを貰う為に「交渉」をする・・
そうした取り引きや交渉が苦手だったり、
そうしたやり取りを不純だと感じてしまう飼い主さんも多いとは思いますが、
「今よりももっと・・」と犬が望む事は悪い事ではありませんし、
犬が「したくない」と思っている時に
飼い主さんが「して欲しい」と頼む時、
飼い主さんの「愛情+α」としての「オヤツ」が得られる事で
犬も自分の気持ちを捻じ曲げたり我慢して
頼みを聞いてくれるようになるのではないかと思います。

ただ、褒美としての「オヤツ」と言っても
決して万能なわけではありません・・
どんなに美味しいおやつを用いても
犬の気持ちや行動を変えられない時、
飼い主さんとしての実力が試されるのではないかと思いますから、
オヤツに頼るとか頼らないとかではなく、
いかに犬の気持ちを引き寄せて協力体制を作っていくか?
を考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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