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「上に立つ」と言う事

 2018-09-30
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犬のトレーニングは
まだまだ、服従訓練や強制訓練が主流です。

「犬の反抗を許すると犬を甘やかす事になり、
 のちのち、大変な事になるから、
 全ての決定権は飼い主にあると言う事を
 常に伝えて行かなければならない」と言う考え方は、
特に犬の育て方に限った事ではなく、
人間の家庭でも、昔はそう言う風に
子供を教育していた家庭も多かったと思います。

しかし、子供の成長によって
自然と生まれる「反抗」を決して認めず、
子供を叩いたり、罰したりする事で抑え付けようとすると、
短期的には言う事を聞かせられるかもしれませんが、
後により大きな反抗や反発、関係性の断裂などを
生む事になる可能性があるそうですので、
注意が必要みたいです。

子供から大人になり始めの思春期は
「自分は一体、何者なのか?」
と言う事を考え始める時期だそうです。
自分1人で色々な事をやってみたい・・
できるようになりたい・・と言う気持ちと、
そうは言っても自信がない・・
自分は何者でもないのかもしれない・・
と言う不安がぶつかる中で
「自分自身との折り合い」をつけて行く・・。
世の中で自分の価値はどれだけあるのか?
反抗をしている姿を見ると
自分の事ばかりを考えているようですが、
実は社会の中での自分の価値に悩み、苦しんでいて、
色々な事を受け入れられずに居るから
反抗をして模索している・・
と言う事もあるのではないかと思います。

では、親が子供のリーダーとして君臨し、
上の立場に立つ事が悪い事か?と言いますと、
必ずしもそうとは限らないそうです。

子供にとって、社会はまだまだ、未知で
不安な領域ですし、なんでもかんでも子供の自由に任せ、
考えさせて、判断させて、行動させる・・と言うのは、
それだけ子供に責任を負わせる事になりますから
あまり選択肢を与えすぎると言うのも子供に不安を生ませ、
行動の問題を引き起こす要因となりますので、
親は子供の「責任を取る存在」や「子供の行動を見守る存在」として、
子供の上に立ってあげる事も大切みたいです。

しかし、子供の上に立つ事を嫌い、
友達親子を求めてしまう人も多いみたいです。
子供がワガママを言ったら、それを聞いてあげ、
なだめたり、甘やかす事で子供の犯行を抑えようとする・・
しかし、そうした対応は短期的にはなんとかなっても
長期的には破綻してしまうそうです。

子供の自由意志を尊重し、
なるべく望みを叶えてあげる事が愛情だと思っていても、
子供は「ワガママを言えば望みが叶う」と勘違いし、
自分の何がいけないか・・間違っているのか?も分からないまま、
社会の中で孤立してしまう事もありますので、
親の「それをしてはいけない」とか
「それはしなくてはならない」と言うメッセージを
しっかりと子供に伝えてあげる事も重要になってくるそうです。

そんな感じで頑なに自分の意見や考えを子供に押し付けてもいけないし、
かと言って、子供任せにして子供の上に立とうとしない・・
と言うのも問題だそうですが、
それは、犬を育てる時も同じだと思いますので、
犬が反抗をしてきた時は、頭ごなしに叱ったり、
犬の身体をひっくり返して抑えつけるのでもなく、
犬の表情や行動を観察して、
「どうして反抗をしているのか?」に注目してあげて、
そこから、飼い主としてどう対応をするのが良いのか?
を考えて行くのが良いみたいです。

ーとは言え、最初は正しいと思った対応が
失敗に終わるかもしれませんが、
心と心は見えないものなので
最初から正解を出さなければ・・とは思わず、
「失敗をしても関係性は修復できる」と信じて、
犬の気持ちを理解しようとする事を
大切にしてみるのも良いそうです。

反抗をしたら物凄い圧力で封じ込められた・・
あるいは、反抗をしても反応がない・・
と言う環境では反抗なんてできないのですから
犬が反抗をしてくれていると言う事は
それをしても飼い主さんに見捨てられない・・
と言う信頼をしてくれていると言う事なので
「反抗=自分の気持ちや考えを表現してくれている」
と考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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