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「チョロい」と思わせる

 2018-09-16
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犬が行動の問題ばかりを起こしていると、
普通の飼い主さんは「うちの犬はバカだ!」と怒ったりしますが、
よくよく考えてみてもらうと、
犬の行動の問題に対して色々な本を読んで対応策を取り、
台所に入れないように柵を作ればそれを突破し、
嫌な味がするスプレーで家具を齧らないようにすれば、
すぐにそれに慣れて再び家具を破壊しはじめたり・・と、
色々な対応を試みたにも関らず、
それを超えてくるような行動の問題をしてくる犬・・と言うのは、
それだけ頭が良い!と言う事になるのではないかと思います。

まぁ、飼い主さんも自分の犬がバカだとは本当は思っていなくて、
それだけの頭があるのならば飼い主が困っているのに気づいてよ!
と思っているから、それに気づけない犬に対して
「バカだ!」と怒っているのではないかと思います。

人間の子供でも「親や教師なんてチョロい」と思っていて、
「良い子」を演じている子も多いみたいです。
親はそんな風に子供が思っているなんて気づかず、
「良い子」の演技だけを見て
「うちの子は良い子」だと信じきっていたりしますが、
学校の先生の中には何人も生徒を見ているので、
「良い子のフリ」をしている子供はすぐに見抜けたりするみたいです。

しかし、「チョロい」と子供が思っているのなら、
それを否定するのではなく、伸ばして行くのも良いみたいです。
なぜなら「チョロい」と思っていれば、行動も積極的になりますし、
目標に向かって進む事もできるのではないかと思います。

一般的に「自惚れは良くない」と言われますが、
「理由もなく自分を信じられる」と言う事は大きな力になると思います。

スポーツにしろ、研究にしろ、
他者の応援や協力、皇帝的な言葉は力になりますが、
最後はやはり、自分を信じられていなければ、
途中で挫折してしまうのではないかと思います。

勿論、だからと言って「万能感」が大きくなり過ぎてしまい、
「自分は特別な存在」で「なんでも思い通りになる」と信じて、
「そうではないと言う現実」を受け入れない為に「チャレンジをしない」とか
「努力をせず、俺だって頑張れば・・」と言う可能性に
しがみついてしまうと言うのも問題ですので、
他者の評価も受け入れ「実際の自分は凄くないのかもしれない・・」
と言う恐怖や不安と戦いながら、
最後はやはり、自分を信じて頑張る・・
と言うのが良いのではないかと思います。

犬の場合も同じで、
犬の中の「自分ならできる」と言う気持ちは大切で、
それを伸ばしてあげると積極性が出て、
色々な事に対して頭を使う機会も増えて行くと思います。
しかし、あまり犬の中の「万能感」を大きくしてしまうと、
飼い主さんが否定的な態度をした時も
自分の我を押し通そうとしてきたりしますので、
「自分ならできる」と言う気持ちを育ててあげつつ、
「それはダメ」と「我慢」を教えてあげて、
犬自身が自分の中の「万能感」を抑え、
コントロールできるようにしてあげるのも
良いのではないかと思います。

その辺のさじ加減は飼い主さんとしても難しいと思います。
犬に犬慣れして貰おうと、沢山の犬と会わせていたら、
犬の中の「万能感」が大きくなり過ぎてしまい、
相手の犬が嫌がっていても「なんで?なんで?」と
自分の行動をおかしいとすら疑わずに
自分の気持ちを押し付けようとしたり、
あるいは、「嫌な事は嫌だ!」と
努力をする事を完全に拒絶するなど、
「ワガママ犬」にしてしまう事もありますが、
だからと言って、犬の気持ちや行動を否定ばかりしていると
消極的になってしまい、飼い主さんが「積極的に行動して」と願っても
行動できなかったりもしますので、
犬に「チョロい」と思わせつつ、さらにそれを上からコントロールして
上手く犬を導いてあげるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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