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支配よりも受容

 2018-09-01
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アメリカでは子供が約束を破ったり、
親の指示に従わなかった時は「タイムアウト」と言って、
部屋の隅などあらかじめ決めてある場所に子供を連れて行き、
そこに一定時間、立たせて反省をさせるそうです。

立たせる時間は「年齢×1分」なので
3歳なら3分、4歳なら4分だそうです。
その後、なぜ、タイムアウトになったのか?を子供に問い、
子供が分からなければ、分かるように説明するそうですが、
タイムアウトは、興奮した子供の気持ちを落ち着かせるのと同時に
親の気持ちを落ち着かせる効果があると思いますが、
では、子供同士が争った場合はどうでしょう?

二人とも「タイムアウト」を用いるのも良いですが、
二人を椅子に座らせた後、
「あ互いに「相手に立っていい」と言えたら立って良いよ」
と伝えてみるのも効果的だそうです。

二人とも相手に対して怒っているので、
なかなか、相手に対して「立ってよい」とは言えません・・
先に落ち着いた方が、相手に対して「立ってよい」と言っても、
言われた方は「立ってよい」とは言わないので自分は立つ事ができず、
「自分は言ったのに相手は言わない」と再びイライラして、
結果、二人とも座り続ける事になったり・・

相手を自由にできる権利を持っていても
協力をしなければ、お互いに自由になれない・・
そこで、1人で生きているわけではない・・
協力をしなければ問題は解決できない・・
と言う事を学ぶのだそうです。

また、大切な事は、
どちらにも「罰」を与えてはいない・・と言う事だそうです。
日本で子供を叱る時に「正座」をさせたりしますが、
「正座」は時間が経つと「苦痛」が伴いますので、
結果、子供は親の小言を言われるよりも
「正座」の痛みから逃れたいが為に
「ごめんなさい」と言ったりしますが、
子供同士が「立ってよい」と言えるまで座らされるのは、
お互いに落ち着いて、相手を受容できる段階になる為・・・
「ごめんなさい」を言わせる為の「しつけ」とは、
根本的に違うように思います。

勿論、お互いに「立ってよい」と言えたとしても、
それで問題が解決したわけではなく、
そこから、協力して話し合う必要がありますが、
親が一方的に「善悪」を決め、
それを子供に従わせるだけの「しつけ」では、
子供同士が争ったとしても、
その後、協力して問題を解決して行く・・
と言う事は教えられないと思いますので、
「上下」や「勝ち負け」を主体とした教育から
「共感」と「受容」を主体とした教育へと
変えて行く必要があるのではないかと思いますし、
それは、犬に対しても同じだと思います。

多頭飼いをしていて、犬同士が喧嘩ばかりをしているのなら、
喧嘩をしたらお互いを別々の部屋に入れて落ち着かせる・・
どちらかが吠えたり暴れたりしている間はどちらも部屋からは出さず、
落ち着いたら部屋から出して二人を会わせるが、
また、喧嘩をした時はそれを繰り返し、
お互いに「仲良くしなければ・・」と思えるような
環境や状況を作ってあげるのも良いのではないかと思います。

勿論、「連帯責任」を推奨しているわけでは無く、
犬同士がまず、落ち着ける環境を整えてあげ、
「協力した方がより楽しく過ごせる」
と言う事を教えてあげるのが良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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