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告げ口と報告

 2018-08-31
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アメリカの小学校では
「余計なお世話」と「言うべき事」の
線引きをする授業が行われるそうですが、
これって、大人でも難しい問題ですよね?

例えば、職場で誰かが仕事をサボっているのを見てしまった・・
あるいは、職場で上司が特定の部下に対して
パワハラをしている所を見てしまった・・
と言う場合、どちらも上司や
上司の上司に報告するべき事のように思いますが、
他人がサボっているのを、
いちいち、報告するのは違うような気もします・・

では、逆の立場だったらどうでしょう?
部下のBさんが怒って「Aさんがサボっていました」と報告をして来た時、
それに対応をしなければ「サボり」を推奨する事になって
職場、全体の士気や意欲が下がってしまうかもしれませんので、
Aさんを呼び出して注意をしたら、AさんとBさんの関係性が悪くなって、
お互いに会話をしなくなり、職場の雰囲気が悪くなったり、
お互いに相手のミスや問題点を報告してくるようになったり・・・
なんて事も起こるかもしれません

最近ではSNSで誰かのミスや失敗を書き込みする事も
あるかもしれませんが、
職場を良くしようとして行った「密告」が
結果としてお互いがお互いを密告しあう形となり、
誰も信じられなくなってしまうとしたら問題です。
そんな感じで「報告」と「告げ口」の違いや扱いは難しいですが、
例えば、子供が
「○○ちゃんが危険な遊びをしている」なんて言って来た時は、
子供にお礼を言って危険な遊びをしている子供の所へ行き、
すぐに危険な遊びを止めさせて注意する必要がありますが、
「○○君がマンガを読んでいます」
みたいな「告げ口」を推奨したくないのであれば、
その報告に対しての行動はしないのが良いみたいです。

では、「告げ口」かどうか?をどこで判断をすれば良いか?と言いますと、
「報告を受けた事で誰かを困らせるだけ」なら「告げ口」で
「報告を受けた事によって
 誰か困っている人を救える」のなら「報告」と考えてみるのが良いみたいです。

また、「子供がしてはいけない事をして怪我をした」と言う場合は
「困らせる事」と「救う事」の両方があてはまりますので、
その時は「救う事」を優先させて「報告」とするそうです。

子供の場合、先生に「褒められたい」とか
「認めて貰いたい」と言う気持ちから、
ついつい、正義の味方やお姉さん的な役割を担って、
「してはいけない事」をしている友達を注意したり、
それでも、相手が行動を変えないと
「自分は正しい事をしている」と言う意識から
先生に報告してきたりしますが、
そう言う時は、その子に向かって
「それは、相手を困らせること?
 それとも、助けること?」
と聞いてみるのが良いみたいです。

そうすると、その子は少し考えてから
「相手を困らせる事」だと理解すれば帰るそうですが、
実際は、「相手を助ける事」でもありますので、
子供が「分からない」と言った時は
一緒にこの問題について考えてあげるのも良いみたいです。

でも、相手を困らせるだけか?
それとも、救う事になるのか?
と言う視点で誰かに何かを言うかどうか?
を決めた事はなかったので、
これはとても大切な事だと想います。

職場でサボっている人を見つけた時も、
「上司に報告すればあの人も困るだろうし、
 そうすればサボるのを止めるだろう」と言うのは、
一見、職場のみんなの為であるようにも思えますが、
実は自分の「正義」とか「こうであるべき」から
相手をコントロールしようとしているだけ・・かもしれません。
また、そうして、権力を利用して
他者を思い通りにコントロールしようとしていると、
一時的には良い環境になるかもしれませんが
それが続くと周囲の人からは嫌われてしまうと思います。

勿論、誰かを助ける為にはそれが必要だと思えば、
自分が嫌われたとしてもそれを受け入れて
行動をすれば良いと思いますので、
そうした覚悟もなく、
一時的な「正義感」や「その場の承認欲求」だけで
誰かを困らせるような事を言ったり、
その場の裁判官的な事はやるべきではないのかもしれません。

犬の場合、他の犬のミスや失敗を告げ口してきたりはしませんが、
飼い主さんが「告げ口」と「報告」の違いが分からない事で
周囲の飼い主さん達とトラブルを起してしまい、
結果、自分の犬に友達を作って上げられない・・
となってしまうと、それはちょっと困ると思いますので、
「あの飼い主さんは・・」と
個人攻撃になるような事は言わない方が良いと思いますし、
逆に困っている飼い主さんが居るとしたら
「あの飼い主さんはいつも困っているようだけど
 何か手助けはしてあげられないかな?」
と他の飼い主さんに相談をしてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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