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争いを終わらせる為には勝つ事よりも協力する事

 2018-08-29
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今はスマホでもテレビが見られるようになった為、
1台のテレビのチャンネル権を巡って
きょうだい同士が争う事も無くなったと思いますが、
それでも、一冊しかないマンガや
一つしかないおもちゃや食べ物を巡って
きょうだい喧嘩が起きる事もあるのではないかと思います。

例えば、弟が見ていたマンガを兄が奪った・・とか、
兄がゆっくろと読んでいるマンガに対して
弟が「早く、早く」と急かして喧嘩になった・・
などと言う場合、多くの親が
「喧嘩をするならこのマンガは取り上げます!」
と言って問題となる要因を排除して、
争いを解決しようとしますが、
どうしてそう言う事をするのか?と言いますと、
きょうだい間で争いを平和的に解決できるとは思っていないから・・
親が強制的に介入して問題となる要因を取り去るしかない・・
と考えているからかもしれませんが、
そこから子供達が学ぶ事は
「親のように圧倒的な力と権力があれば
 他者を屈服できる」かもしれませんし、、
逆にそうした争いが嫌いな親の場合、
「喧嘩をしないで一緒に仲良く読みなさい」と言うかもしれませんが、
それができないから争いになっているのですし、、
親の提案は何一つ、問題を解決する役には立っていませんので、
単に見せかけだけの平和を望んでいるだけ・・
だったりする事も多いみたいです。

では、どうしたら良いか?と言いますと、
争いとなる大元・・
例えば、マンガならマンガを取り上げ、
テレビならチャンネルを取り上げた後、
親の方を見て文句を言う子供達に対し、
「今、喧嘩中なんでしょ?
 だったら二人でこれからどうしたら良いか?
 を決めたら返してあげるよ」
と問いかけてみるのも良いみたいです。

そうすると、子供達は、
「マンガが読めない」とか「テレビが見れない」のは、
自分達の「争い」が原因だと分かりますので、
単に相手を非難するだけではなく、
「仲良くする為にはどうしたら良いか?」
と前向きに考えるようになるそうです。

中には、兄が弟に暴力を振るい、
弟に「お兄ちゃんの好きにして良い」と言わせる・・など、
「力」で問題を解決しようとするかもしれませんが、
それは、仲介役として「許されない解決法」とするのが良いそうです。

しかし、兄が
「今日、見せてくれたら明日は好きに見て良いぞ」と言って来た時、
実は兄は明日、居なかったり、テレビも面白い番組がない・・
と理解したとしても、
親として・・仲介役として、そこには口を出さないようにして、
弟の判断に任せるようにするのが良いみたいです。

そうして、弟は兄にだまされる中で
「騙されない為には?」を学んでいきますし、
力だけでは解決できない、大人の社会の中での
「交渉力」を学んでいけるのではないかと思います。

そして、その為に必要なのが、
二人に「何が問題なのか?」と言う事と
「問題の解決方法」について考えさせる事だそうです。
二人の意見を聞いても
お互いに相手の悪い所を言い、
自分にとって都合の良い事しか言わないでしょうし、
最終的には親が判決を下さらなければならず、
それだと、結局、自分の思い通りに行かない方の不満が溜まるだけだし、
そこから学ぶ事は結果の為にいかに親を騙すか?であり、
それは人間不信な子にしてしまう要因になるかもしれませんので
注意が必要みたいです。

犬の場合、犬同士での話し合いは望めませんが、
例えば、一つのオモチャを取り合って喧嘩をしてしまう場合、
喧嘩をしたらおもちゃを取り上げ、
落ち着いたらおもちゃを与え・・を繰り返す事で、
犬達も「喧嘩をするとオモチャを取り上げられてしまう」
と学んで、お互いにとって
ベストな解決策を見出すようになるのではないかと思います。

例えば、年上の犬がおもちゃで遊んでいると
年下の犬が何度も何度もちょっかいを出してくるので、
年上の子が怒って喧嘩になり、
その結果、飼い主の介入によっておもちゃが失われてしまうと、
年上の犬が他のおもちゃで遊び出す事で、
年下の犬が思う存分、おもちゃで遊んで疲れ果て、
飽きておもちゃを離した瞬間に
年上の犬がそのオモチャを咥えて、
年下の犬に見えない場所でおもちゃを噛んだり、
年下の犬が届かない場所に移動してオモチャを噛む・・
など、年上の子が可哀相にはなりますが、
平和的な解決法を見つけてくれる事で、
年下の犬が来る度に唸って、吠えて、攻撃的な行動をする・・
と言う行動を強化させずに済む事もあるのではないかと思います。

多頭飼いをしていると、つい、問題の原因を取り上げて終わり・・
とか、そんなに喧嘩になるのなら・・・と、
同じおもちゃを買い与えたりしますが、
犬同士の中で争いを収めさせる・・と言う事を考え、
犬達に問題について考えさせるようにすると、
少し時間はかかるかもしれませんが、
犬も自分の感情をコントロールしようとしますし、
「問題解決の為には他者と仲良くしなければ・・」と言う事も
学べるのではないかと思います。

人間でもトラブルを起こした時に
泣く事で「仕方がない」とされて許されてしまう事はありますが、、
泣いた人は泣いただけで、その後の行動は変わらず、
非協力的なまま行動だけが許され続ける・・としたら、
それは単に問題を後回しにしているだけですから、
泣こうが喚こうが「問題」に向き合って貰い、
泣いて反省を示すよりも「これからについて一緒に考える」
と言う事が重要になってくると思いますし、
犬もそれは、同じでお腹を出そうが、反省した顔をしようが、
「反省のポーズ」を示す事よりも問題を起こさないよう
問題について一緒に考えて行くのが良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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