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犬と共に学び、犬と共に歩む

 2018-05-15
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犬との生活も長く続けていると、それが「習慣」となり、
「この時間になったらごはんをあげる」とか、
「この時間になったらお散歩に行く」など、
一定の生活リズムの中で犬も飼い主さんも
暮らしている事は多いと思います。

しかし、「習慣」となって、
あまり考えなくても行動ができてしまうようになると
かえって問題が起きる事もあり、
例えば、お散歩中に犬を見ると吠える・・
と言う習慣を自分の犬が身につけてしまっている場合、、
飼い主さんが他の犬から気持ちを逸らす為にオヤツをあげる・・
と言う行動も習慣となってしまっていると、
犬は「吠えるとオヤツが貰える」と言う習慣を強めて行くし、
飼い主さんもオヤツをあげれば、とりあえずは静かになるから・・
と、「習慣」を疑う事もなく続けてしまい、
結果、犬の行動の問題が悪化して行く事も多いので注意が必要です。

実際、犬の行動の問題が悪化した時に
「犬が吠えてもオヤツをあげるのは止めた方が良いですよ」とか
「犬が吠えたら楽しいお散歩は中止にして
 家に帰ってみて下さい」などと伝えると、
自分の犬が他の犬を見ても吠えなくなるまで
そうした行動を続けてくれる飼い主さんは多いのですが、
自分の犬の行動がおさまると、
また、少しずつ与えるオヤツの量が増えてしまったり、
多少、犬が吠えてもお散歩を続けてしまう・・など、
新たな「習慣」をやめてしまう事も多いのですが、
「習慣」とは「続けたい」と言う無意識の欲求でもありますので、
ある意味で途中で挫ける方が「正常」なのだそうです。

でも、それでは新たな習慣なんては身につきませんから、
どうしたら良いのか?と言いますと、
「習慣」について考えてみるのが良いそうです。

一番、簡単に「習慣」を変えられるのが「行動習慣」だそうですが、
これは、勉強や日記、片付けや節約など、
日課や行動の習慣をあらわすものだそうで、
これらは約一ヶ月ぐらいで習慣化ができるようになるそうです。

その次に難しいのが「身体習慣」です。
ダイエットや運動、早起きや禁煙、筋トレなど、
習慣として身につけたいと思う事は多いのですが、
これらの習慣化は難しく、
だいたい、約3ヶ月ぐらいはかかる事も多いみたいです。

そして、とても時間がかかるのが「思考習慣」だそうです。
思考や性格に関ってくるもので、
論理的思考力や発想力、ポジティブ思考など、
これらは心理的な抵抗も大きいですので
習慣化の為には、約6ヶ月が必要となるそうです。

犬のしつけで言うと、
例えば「犬が望んだ行動をした時はおやつをあげましょう」と言うのは、
「行動習慣」に当てはまるのではないかと思います。
「犬がこの行動をした時はおやつをあげる」と言う特定の動作を習慣化させるのは、
最初は難しいものの、一ヶ月ぐらい続けて行くと
次第に慣れてきますので瞬間的にオヤツをあげる事ができるようになるので、
犬の良い行動はドンドンと伸びて行きますし、
飼い主さんとの関係性も良くなって行く事は多いです。

でも、多くの飼い主さんがその段階で挫折してしまい、
その次の段階には進めない事も多いです。
では、次の段階は?と言うと、
自分の行動を「特定」とするのではなく、、
生活の中の様々な画面において、犬が良い行動をしたらおやつをあげる・・
と言う風に意識する時間を長くする事ではないかと思います。

勉強や家計簿、片付けなど、短時間だけ集中して行えば良い事は続けやすいですが、
ダイエットなどは一日中、意識していないといけないわけですから
精神的な負担も多いです。
同じように犬の行動の問題が起きる状況でのみ意識して取り組めば良い・・
と言うのは、まだ楽ですが、家の中でもそうした事を続けて行くとなると、
取り組む時間も長くなる為、
心理的にも肉体的にも抵抗は大きくなってしまうのではないかと思います。

そして、とても難しいのが「思考習慣」です。
例えば、犬の行動に対してオヤツをあげるか?あげないか?
犬の行動に対して褒めるか?叱るか?など、
トレーナーさんに言われた事をしっかりと行い、
それを習慣として身につけて行く・・と言うのではなく、
自分で考え、判断し、行動できるようにする為に思考を変化させて行く・・
となると、凄く頭を使う事になるので疲れますし、
特に犬の悪い面ばかりを見て叱りやダメ出しをしていた飼い主さんが
犬の良い面を見るようにして行く・・とか、
発想の習慣を変えて思考の幅を広げて行く・・となると、、
これまでの思考の習慣を変えて行く事となりますので
心理的な抵抗も大きいですし、
焦らずに半年間をかけて思考の習慣を変えて行く・・
と言うのも良いのではないかと思います。

そう言う意味では、このブログも飼い主さんの
「思考習慣」を変える為に少しは役立てていると良いのですが、
「読んで終わり」と言うのでは「行動習慣」で止まってしまいますので、
読んだ事を自分で考えて実行してみたり、
実行した上でどうだったか?を考え、
上手く行ったのなら、どうして上手く行ったのか?
上手く行かなかったら、どうして上手く行かなかったのか?
と、そうした事を「その時だけ」で終わらせず、
日常のあらゆる事を犬との生活に絡めて考え、判断し、行動してみるようにしてみると、
そうした思考が「当たり前」になってきますので、
「思考習慣」を変えて行くのも少しはスムーズになるのではないかと思います。

スポーツなども最初は「これができるようになりたい・・」とか
「この技を身に付けたい・」・と言う段階から始まり、
次は「それがあらゆる状況でもできるようになりたい・・」とか、
「もっと楽に・・もっと美しく、
 無意識に身体が動くようになるように練習したい・・」と、
意識と目標が高まって行くと思いますが、
一流選手になると、その人の生活全てが
そのスポーツで上達する為に・・となって行ったりしますし、
逆に言うと、そこまでではないと一流にはなれないのかもしれませんが、
「興味」や「好き」が「生き方」となる事も珍しくはありませんので、
あまり難しくは考えずに、物事を犬と絡めて考える時間を
少しずつ伸ばしてみるようにしてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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