フィルター越しに出した焦りの答えは歪みがち

 2018-05-14
07DSC00008.jpg

このブログを読んでくれた方から
「最後まで読んだけれど答えが書かれていない」
と言われる事は多いです。

Q&A方式で簡単に答えられる問題・・
例えば、ある状況において
「やった方が良いか?」「やらない方が良いか?」とか
「やるとしたらいつ頃が良いか?」などの「取捨選択」の問題ならば
「こうした方が良い」と言うアドバイスもできると思いますが、
問題を過去、現在、未来から考えたり、
状況や結果から逆算して取り組むべきポイントや順序を考えたり・・
と言うのは、その犬と飼い主さんの事をよく知らなければ答えられませんし、
犬にも「心」がありますので、
こちらの行動に対する犬の反応を見ながら今のやり方を続けた方が良いか?
それとも別の方法を考えた方が良いか?
別の方法を考えるとしたらどうしたら良いか?
そして、その新しいアプローチに対する犬の反応は?など、
犬の反応を見ながら時間をかけて
こちらも臨機応変にアプローチの仕方を変えて行く必要がありますので、
簡単に「こうした方が良い」とか「こうしてはいけない」とは書けない・・
と言うのが正直な所だと思います。

そう考えると、飼い主さんに伝えたいのは「臨機応変さ」ではないかと思いますが、
じゃあ、「臨機応変をどうやって伝えたら良いか?」と言うと、
しっかりと基礎を学んで貰いつつ、
トライ&エラーを繰り返して学んで行って貰うしかないと思いますので、
結局、Q&A方式で出せる答えと言うのは、
所詮、Q&Aでなんとかなるような問題でしかないのではないかと思います。

禁煙やダイエットも「ああした方が良い」とか「これをしてはいけない」と、
何十年もかけて色々な理論やプログラムが考え出されてきましたが、
どうして、いつまでも絶対的な方法が出てこないのか?と言うと、
結局、理論や方法を学んだとしても、できるかどうか?は別の問題であり、
最終的には飼い主さんがどれだけ「やりたい」とか「やらなければ」と言う
思いを持続できるか?ではないかと思います。

困っている飼い主さんとしては、
「性急に答えが欲しい・・・」と言うのが本音ではないかと思いますが、
性急に答えを欲しがる人の中には、
実は自分の犬の問題は誰に相談しても解決できるはずがない・・
と思っていたりする人も居るそうです。
でも、「できるハズがない」と思っていれば、
どんな理論や方法も上辺だけしか読み取ろうとせず、
ちょっとやって「できなかった」で終わらせてしまう事もあるかもしれませんので、
理論や方法を学び、それ通りにやったけどダメでした・・ではなく、
自分の犬の気持ちや状況などを見ながら理論や方法を選択してみる・・
理論や方法を使いこなしてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫