深層心理よりも行動で得られるものを考える

 2017-10-14
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犬の一時預かりをすると、
「扉を開けてもハウスから出てこない」とか
「ごはんをあげても食べない」
と言った行動を見せる犬も多いです。

そうした行動を見たり、話を聞いたりすると、
「人間を怖がって出てこないんだな」とか
「不安で食欲も無いんだな・・」など、
その犬のこれまでの暮らしを想像して
悲しくなってしまう事もあるかと思いますが、
その犬のそうした行動を「どうにかしたい」と思うのならば、
「犬の気持ちを理解する事」を目的とするのではなく、
「行動を変える事」を目的とする事が
大切になってくるそうです。

勿論、犬の気持ちを考えて共感する事も必要です。
でも、本当に大切な事は「過去に何があったか?」よりも
「これからどうするか?」を一緒に考えてあげる事ではないかと思います。

まぁ、問題を抱えて悩んでいる犬に対し
「どうにかしてあげたい・・」とは思うものの、
「解決策が思いつかない・・」
「どうしたら良いのかがわからない・・」と言う理由で、
せめて、犬の気持ちを理解してあげよう・・
ストレスを和らげてあげよう・・と、
色々な事をしてあげてしまう事はあるかと思いますが、、
きをつけなければならないのは、
その問題は犬に原因があるのではなく、
「環境に問題がある」と言う事だそうです。

つまり、そうして飼い主さんが犬が積極的に行動をしなくても
「可哀想、可哀想」と代わりに色々とやってあげてしまったりするのも、
犬が積極的に行動をしない原因となっている事もありますので
犬の「気持ち」を理解しようとするよりも、
その犬の行動によって犬がどんなメリットを感じているか?
あるいは、飼い主さん自身の行動によって
犬の心や考え方にどんな影響を与えているか?
と考えてみる事が大切ではないかと思います。

「ハウスから出てこない」とか
「ごはんを食べない」と言うのも、
飼い主さんとしては、つい、色々と理由を考えて
「可哀想」となってしまったり、
「辛かったろうね」と泣き出してしまう事もあるかもしれませんが、
その行動にも、犬なりの「メリット」があってやっているのですから、
まずは、その「メリット」を考えてあげるのが良いと思います。

「ハウスから出てこない」と言うのは、
ハウスから出ない事によって、
「外に出ると嫌な事が起こるかもしれない」と言う
不安を消す事ができるからだと思います。
まぁ、そう思うからこそ、早く安心をさせたいと、
ハウスの前で笑顔で「大丈夫だよ」と
話しかけたりすると思いますが、
そもそも、新しい環境で知らない人から「大丈夫だよ」と言われても、
海外で見ず知らずの人から「大丈夫だよ」と言われて
誘われているようなものですからすぐには信用できないと思いますし、、
美味しそうなゴハンを見ても反応しないのは強い警戒心があるか・・
あるいは、ごはんを食べ無い事によって、
もっと美味しいゴハンが出てきていた・・など、
ごはんを食べ無い事に強いメリットを感じていた可能性がありますから、
犬の健康状態が良くて特に病気でもないのなら、
まずは、放っておく・・と言うのも良いと思います。

実際、警戒心の強い犬でも1~2日も放っておくと、
安心感を得るのか、ハウスの中が飽きてくるのか、
自分から出てくる事は多いですし、
ごはんもお腹が空けば、文句を言わずに食べますので、
犬の行動を変えたいのならば、
犬の気持ちを想像して、泣いたり、悲しんであげるよりも、
犬の行動を変える為にはどうすれば良いか?と
考えてあげるのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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