続ける為の工夫

 2017-10-03
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犬の行動の問題で悩んでいる飼い主さんは多いです・・

その悩みの多くが
「犬の行動の問題を止めさせる方法が分からない」
ではないかと思いますが、
犬の行動の問題を改善させる方法は色々とありますので、
信頼できるトレーナーさんに頼んで、
自分の犬に合った方法を犬の理解度に合わせて教えて貰う・・
と言うのが良いのではないかと思いますが、
そんな風に「どうしたら良いか?」が分かったとしても、
飼い主さんがそれを継続できないばかりに、
また、しばらくすると同じ行動の問題を出てしまう・・
と言う事もあるのではないかと思います。

結構、多いのが飼い主さんの「喋り過ぎ」により、
犬の「聞く耳」を失わせてしまうケースです。
犬の行動に対し、飼い主さんが
いちいち、口出しをしていると、
犬もウンザリして話を聞き流すようになる事はあります。
飼い主さんが喋り過ぎてしまうばかりに
犬は飼い主さんの言葉に重みを感じる事ができず、
心配の言葉も聞き流すし、注意も聞いていないので、
いくら飼い主さんが教えているつもりになっていたとしても、、
犬は全く聞いていないので行動の問題がおさまらない・・

なので、飼い主さんには「喋り過ぎ」に気をつけて貰い、
言葉に頼らず、オヤツを用いて「正解」を提示したり、
犬の困った行動には犬の事を無視したり、
「タイムアウト」と言って、
一定時間、犬と飼い主さんの距離を離す・・など、
犬の行動に対して、メリットとデメリットを
わかりやすく提示する事で、
犬の「困った」を「分かった」に変えてあげられるように
飼い主さんにお願いする事は多いのですが、
そうして、犬の行動の問題が無くなり、
犬との関係性が良くなってくると
オヤツを使った「正解の提示」と
「無視」や「タイムアウト」を用いた「不正解の提示」を忘れてしまい、
以前のように犬が良い行動をしても褒めず、
して欲しくない行動をすると、
「ダメでしょ」と言葉で教えようとしてしまう・・・
と言う行動に戻ってしまう事は多かったりします。

でも、どうしてそうなってしまうのか?と言いますと、
まず、犬の行動に対して
「正解」と「不正解」の提示の基準がよく分からない・・
と言うのはあるのではないかと思います。
「間違った事を教えてしまったらどうしよう?」
と、心配になって正解が出せず、
不正解も伝えられない為、犬が良い行動をしても見逃してしまうし、
犬がして欲しくない行動をしても、
「ダメでしょ」とやんわりと伝えるだけで終わってしまう・・
結果、犬はその行動をしてもそんなに叱られないと分かるので、
いくら注意されても、また、同じ行動を
繰り返してしまうのだと思います。

そうして、ついつい、言葉で教えようとしてしまうのは、
飼い主さん自身、言葉で教わってきたからだと思いますし、
「ダメでしょ」と言うと犬が吠えるのを止めるから・・
と言うのもあると思います。
しかし、同じ状況になった時にまた、同じ行動を繰り返して、
その行動をする頻度が下がる事がないとすれば、
その教え方を続けても、行動の問題が収まるのは
難しいのではないかと思います。

良い行動にはオヤツを与えて「正解の提示」
して欲しくない行動には無視やタイムアウトで「不正解の提示」

分かってはいても、難しそう・・
それよりも、いつもしている方法の方が頭も使わなくて良いし、
とりあえず、犬の行動の問題もおさまるのでそれで良い・・
となってしまうのかもしれませんが、
逆に言うと、新しい行動を続ける為の時間と手間とコストを惜しんで
いつもと同じ手っ取り早い行動を選択してしまうから、
新しい習慣が身につかない・・
と言う事もあるのではないかと思います。

では、新しい行動を習慣づける為にはどうしたら良いのか?と言いますと、
完璧を目指したり、色々な事をいっぺんに良くしようとは思わずに、
「これだけは」と言う行動を決めて、
まずは、それができるように犬と一緒に取り組んでみるのが良いと思います。

最初は「犬の良い行動にはオヤツ」と言う事だけを考えて
一緒にお散歩をしてみる・・
「犬の行動の問題を注意する」とか「犬とご挨拶をさせる」など、
色々な事を考えずに「犬を見ても吠えなかったらオヤツをあげる・・」など、
「こうなったらこうする」と、一つの事だけに集中して取り組むようにすれば、
余計な事で迷ったり、焦ったりしなくて済むと思いますし、
犬も正解が分かりやすくなるので、
「犬を見ても吠えない方が良いんだ」と言う事を
早く理解できるのではないかと思います。

そんな感じで、その行動が上手にできるようになったら、
家に帰った後に「明日はこれを頑張ろう」と、
頑張ればクリアーできそうな新しい目標を
一つ、持つようにしてみると良いと思いますし、
そんな感じで、少しずつできる事が増えて行けば、
犬も飼い主さんも自信がついて
行動の問題も減って行くと思います。

それでも、つい、喋ってしまう・・と言う場合は、
マスクをつけて口周りを意識してみたり、
飴を食べて喋りにくくしてみる・・など、
喋りにくくする工夫をしてみるのも良いのではないかと思います。

「新しい行動の習慣が身につかない・・」
「ついつい、してはいけない行動をしてしまう・・」
と言うのも、昔は「意志が弱い」とか「根性が無い」などと言われていましたが、
実は「続ける為の方法」を知らなかった・・
続ける為の工夫の仕方を教えて貰えていなかったからだと思いますので、
「意思に頼らない続ける為の工夫」を考えてみるのも
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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