自己理解と気づき

 2017-09-23
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「ジョハリの窓」と言うのがあります。
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「自分が知っている自分」と「他人が知っている自分」を
4つの窓(カテゴリ)に分類し、
理解する事で他者とのとのコミュニケーションを円滑にしよう・・
と言う考え方だそうです。

●「開放の窓(自分にも、他人にも分かっている姿)」
自分が「自分はこう言う人間だ」と思っている部分と、
他人が見えている自分の姿が一致している領域を言うそうです。
ここが大きければお互いに誤解のない、
円滑なコミュニケーションができるようになるそうです。

●「盲点の窓(他者には分かっているが、自分には分かっていない姿)」
自分では気づいていない無意識の言動やしぐさにより、
それを見ている他者の方が「あの人、今、イライラしているな」など、
自分の事を理解している事ってありますよね?

●「秘密の窓(自分に分かっているが、他人には見せない姿)」
「本当はすごくだらしがない」とか「本当はすごく嫉妬深い」など、
他人に隠している領域です。
ここが大きいと、他者とのコミュニケーションが
不自然になりがちだそうです。

●「未知の窓(自分にも他人にも分かっていない姿)」
自分がまだチャレンジした事が無い事など、
自分も他者も知らない未知の領域です。
知っている事・・経験した事がある事だけをしていれば、
失敗はしないかもしれませんが、
それでは、ここの領域を広げる事はできませんし、
この部分があるからこそ人生は楽しいものになるそうです。

他者が見る自分と自分が見ている自分は違っている事は多いです。
自分の事を「こう見られたい」なんて思っていても、
自分の考え方や判断・・思考の習慣などは無意識のうちに
行動に影響を与えてしまいますから、
逆に「自分はこう言う人間だ」とオープンにしてしまった方が、
他者とのコミュニケーションは円滑になると思います。

ーとは言え、やはり自分の事をさらけ出すのは怖いし、恥ずかしいです。
なので、「秘密の領域」・・自分には分かっているが、
他人は知らない自分の領域を広げようとしてしまい、
その結果、嘘や誤魔化しが増えたり、
他者とのコミュニケーションを避ける行動をしてしまい、
かえって自分は他者にどう見られているか?が分からなくなってしまって、
余計に他者とのコミュニケーションを避けるようになってしまう・・
と言う事もありますので注意が必要です。

犬と暮らしている時も、ついつい、他者の目が気になって
「こうでなければ」とか「こうであるべき」と、
他者に良く見られようとしてしまいがちですが、
そんな風に無理をして頑張ったとしても、
意外と他人は自分が思っているほどには気にしてなく、
実は誰でもない、自分自身が自分の事を「ダメだ、ダメだ」と
追い込んでしまっている事もあるのですが、
そうした事も他者とお話をしてみないと気づかない事なのかもしれません?

心の中では「自分はダメだ」と思っている・・
だからこそ、他者にはそう思われないように頑張ってしまう・・
と言うのでは「秘密の窓」を大きくしてしまう事にもなりかねませんし、
そうして、自分を隠す事によって「盲点の窓」を大きくすると、
他者とのコミュニケーションに変なフィルターを挟む事になってしまうので、
あなたも周りの人もあなたの問題に気づかない・・
と言う事もありますし、気づいていても、周りの人は
「言われたくないんだろうな」と思って教えてもらえなくなり、
結果、自分の間違いや失敗に気づけないままになってしまう事もあると思います。

犬の飼い主さんの中にも「盲点の窓」が大きい為に、
犬の行動の問題の原因に気づけない・・と言う方も多いです。
例えば、犬の吠えに反応して話しかけてしまっていたり、
怖がる犬をさらに怖がらせるような事をしたり・・と、
良かれと思って行動している事が
犬の行動の問題を悪化させてしまっている事も多いのですが、
そうした事を隠したり、恥ずかしいからと誰にも相談をしなかった結果、
いつまでも、飼い主さん自身の行動の問題に気づけない・・
と言う事もありますから問題を解決する為には、
まず、「どこが問題なのか?」を知る・・
「気づき」が必要になってくるのではないかと思います。

しかし、自分の行動のどこに問題があるのか分からない・・
何が間違っているのか?を考えても分からない・・
と言うのでは「気づき」は得られませんし、
「気づき」が得られなければ問題解決もできませんので、
「気づき」を得る為にも「盲点の窓」を狭める必要があると思います。
そして、「盲点の窓」を狭める為には
「開放の窓」を大きくして自分の事をさらけ出し、
他者のアドバイスを聞く事が重要になってくると思いますし、
新しい知識を得る事や教わった新しいやり方に挑戦する事は
「未知の窓」を広げる事にもなりますから、
本当に信頼できる人ができたのなら、
自分の犬に対する日々の接し方をお話してみて、
自分の行動のどこかにおかしい点があるのか?
自分の考え方のどこかに問題はあるのか?
と、相談してみるのも良いと思いますし、
そうして、他者に対して素直な自分を見せられるようになると、
自分の犬との関係性も良くなって行くのではないかと思います。(^▼^)ノ
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