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本当に危険な事は怒ってやらないようにさせる

 2017-09-17
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人間の子供は3歳ぐらいになると、
ようやく、
「片づけをしないと、
 お気に入りのオモチャをしまわれてしまう」とか
「○○をすると、母親に怒られる」など、
ごく短い時間における前後の因果関係を理解できるようになるそうです。

逆に言うと、3歳ぐらいまでは、
物事を理由付けて怒ってもあまり意味がなく、
怒られてもなんで怒られているのか?
その「因果関係」が理解できませんし、
脳も発達中で「長期記憶」も弱いので、
怒られた事も長い間、覚えてはいられない・・
と言う事もあるのだそうです。

これは、仔犬にも言える事だと思います。
飼い主さんは成犬と同じようにしつけようと、
仔犬が間違った瞬間に注意をし、
その行動を止めさせようとしますが、
仔犬はまだ、脳が未発達で関連付けも長期記憶も弱いので
怒られた事もすぐに忘れてしまう事は多いです。
まぁ、逆に言うと仔犬の頃は考える力も弱いので、
自分の欲求の為に吠えて飼い主さんを動かそうとしたり、
他の犬を見ても吠えてこちらに来させよう・・
なんて事も思いつかないので、
仔犬の頃は動きが早くてしつこいものの、
「問題行動も起こさないで良い子」
と言われる事が多いのだと思います。

では、3歳までの人間の子供に対し、
「絶対にこれだけはして欲しくない」
と言う事を教える為にはどうしたら良いか?と言うと、
まずは、危険な所には行けないように工夫する事が大切ですが、
それでも、子供が行こうとしたり、やろうとする時は、
多少、大げさなくらいの勢いで怒って
恐怖心を植えつけると言うのもアリだそうです。

勿論、なんでもかんでも怒って止めさせる・・
と言う事では無く、本当に危険な事だけは、
大きなケガをさせてしまう前に
怖がらせてやらないようにさせる・・と言うのも、
子供の安全を守る為には必要と言う事だそうです。

犬の場合も同じだと思いますが、犬の場合は
結構、簡単に「恐怖心を植えつけて止めさせる」
と言う行動をしてしまう事も多いように感じます。

対して危険でも無い事でも、
「怖がらせればやらなくなるから・・」と、
安易に叱りを連発し過ぎた結果、
臆病な犬になってしまった・・と言う事もありますので、
犬が小さい時は本当に危険な事だけは
怒ってやらないようにさせつつ、
犬が大きくなって、ある程度、因果関係を理解し、
長期記憶ができるようになってきたら、
「褒め」と「無視」を用いて犬に考えさせ、
「どうしたら良いか?」を理解させてあげられるように
してみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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