その犬の「習慣」からその犬の「性格」を当てはめる

 2017-09-07
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子供がすぐにいじける・・、
やる前から「無理」とか「できない」とか
「どうせダメに決まっている」と言う・・
すぐに泣き言を言って助けを求める・・

などと言う時、「そんな事ないよ」と言って励ましたり、
逆に「意気地が無い」と叱ったり、
「男の子なのにだらしがない」と呆れたり、
「仕方が無いわね」と言って、子供がきちんとできるように
手伝ってあげてしまう事もあるかと思いますが、
そんな風に何か始める前になると「グズグズ」したり、
やる前から「失敗した時の事」を言い出してやろうとしないのは、
その子の「性格」ではなく、
実は「やらない事」や「やろうとしない事」が
子供にとって「メリット」になっているから、
「しない」と言う行動を選択していると言えるのだそうです。

例えば、挑戦すべき課題に取り組まなくてはならなくなった時、
グズグズして取り組もうとしないと、
母親がイライラして代わりにやってあげてしまったりすると、
子供は「挑戦すべき課題」に取り組まなくて済む為、
母親から小言を言われたり、怖い顔をされたとしても、
「グズグズする」と言う行動を取り続ける事は多いです。

「何もしない状態」だと課題に取り組まなくてはならず、
上手くできても「それが当たり前」とされて評価をされず、
失敗したらに叱られて、呆れられて、罰を受けてしまうので、
「無理だよ」とか「できないよ」とか「手伝って」と言って、
周囲から励ましの言葉や援助を受けた方が良いですし、
実際、その行動を取ることで助けて貰えるとしたら、
「弱音を吐く」とか「なかなか取り組もうとしない」と言う行動を
今後も選択し続ける(習慣になる)のは当然だと思います。

そうして、子供がその「行動」をより多くするようになると、
親や周囲の人間は「この子はこう言う子」と言った認識を持つようになり、
「性格」や「キャラクター」と結びつけて、
「生まれつきこう言う子」としてしまう事は
多いのではないかと思います。

こうした事は犬を育てて居る時にもあると思います。
「他の犬が近づいてくると抱っこをせがむ」
「名前を呼ばれると聞こえないフリをする」
「何も起きていないのに急に痛がったフリをする」など、
飼い主さんは「どうしてそうした行動をするのだろう?」
と困っているものの、
実はその行動に「メリット」を与え続けている事は覆いのです。
逆に言うと、その行動をしても「メリットがない」と分かれば
やらなくなると思うのですが、
飼い主さんが「自分の行動が犬に対してメリットを与えている」
と言う事に気づかない事の方が多い為、
犬はいつまでもそうした行動をし続けてしまう事は多いです。

犬の行動の問題に対し、
「犬の気持ちを理解する事が大切」と言われる事は多いと思いますが、
それは、犬の気持ちに共感し、信頼関係を高める意味があると同時に
犬が感じているメリットを正しく理解し、
そのメリットを与えないようにする事が重要だからだと思います。

「犬の気持ちを理解してあげる」と言うと、
「理解する事」や「共感する事」ばかりを重視し、
「犬が感じているメリットを取り去ってしまうのは可哀想だから」と、
犬が行動の問題をし続けるメリットを与え続けたまま、
他のメリットを与える事でその行動のメリットを我慢して貰おう・・
と言う思考になりがちな飼い主さんも多いですが、
犬は他のメリットを与えられたからと言って、
今、得られているメリットを我慢しようとは思いませんから、
その行動の問題を改善する為には
その行動で得らえるメリットを与えない」と言う方向性で
問題に取り組んでみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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