過去への質問 未来への質問

 2017-08-29
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犬の行動の問題で悩んでいる飼い主さん・・

「本当は○○したかったんですけど
 旦那が可哀想だと言うので・・」

など、「こうしたい」と思っている事と実際の結果が異なり、
そして、その問題をどうしたらよいか?が分からない場合、
「自分も悪いんだけど、でも自分だけが悪いわけではない」
と言うような言葉が出てしまう事は多いと思います。

そんな時、つい、「やる気」を出させようとして
「気持ちは分かるけどなんでやらないの?」とか
「本気でやろうと思っているの?」とか
「やらないとどうなるか分かっているの?」
などと言ってしまう事はあると思います。
でも、こうした言葉は全て「過去の出来事」に目を向けた質問だそうです。
「できなかった事」に対してその理由や原因を探そうとすると、
質問をされた方は
「旦那には逆らえないから」とか、
「可哀想と言われてしまうとどうしようもない」とか、
「口論になると、犬が怯えるので・・」など、
「言い訳」が出てきてしまう事は多いです。

それは何故か?と言いますと
「できなかった」と言う事に「負い目」を感じ、
また、自分の事を「責められている」と思ってしまうからだと思います。
「なんで?」とか「どうして?」と過去の出来事を責められても、
今の自分にはどうする事もできませんから、
「できなかった理由」を伝えて許して貰おう・・
となってしまう。

勿論、過去を振り返る事によって問題が明確化し、
改善することで次はできるようになるかもしれません・・
でも、そんな簡単に解決できる問題では無いからこそ
犬の行動の問題が長く続いてしまっているのだと思いますので、
過去を責めて「言い訳」の言葉を聴いても仕方がありませんし、
あまりにも「責められている」と感じさせてしまうと、、
「頑張ろう」と言う気持ちまで失わせてしまいかねないですから、
「過去」よりも「これから」を考えて、
質問の仕方を変えてみるのも良いみたいです。

「犬と家族とこれからどう言う暮らしをしたいのか?」
「今、できている事は何か?」
「以前と比べて良くなっている点はどこか?」
などは、全て「未来」に向けた質問です。
今、できている事・・
今までできなかった事ができた事・・
そして、これからできる事について語る・・

旦那さんとの問題も旦那さんが一方的に言っているようでいて、
意外と奥さんの方も自分の考えを伝えていない事も多いみたいです。
旦那さんの中に「こうであるべき」とか「こうでなければ」が強くあり、
その視点からしか物事を判断したり、発言したりしないと、
奥さんの方も「言ってもムダ」とあきらめて何も言わなくなってしまう・・
でも、旦那さんが「こうであるべき」とか「こうでなければ」を強く思えば、思うほど、
他の可能性が見えなくなってしまう為、
奥さんが「こうしたい」とか「こうありたい」と思っていても
それが簡単には理解できなかったり、納得できなかったりする事はあると思います。

だからこそ旦那さんは奥さんに対して
無理にでも自分の考えを押し付けようとしてしまうのかもしれませんが、
それで、奥さんが伝える事を諦めてしまえば、
旦那さんも奥さんが何を求め、どう考えているのか・・を知る事はできませんから、
お互いに相手の事を理解しようとしないし、
自分の考えている事も伝えようとしなければ、
今後も平行線のままになってしまうと思います。

だから、まずは、旦那さんの考えや理想を聞き、
その上で自分の考えや理想を話してみるようにしてみるのも良いと思います。

飼い主さんも子供の頃は親から
「なんでできないの?」とか「どうしてやらないんだ?」と
「過去の出来事」に対して言われ続けてきたのではないかと思います。
頭ごなしに命令され、拒否しようとすると、さらに強い口調で言う事を聞かされてきた為、
自分もまた、相手に言う事を聞かせる為の技術として、
そのやり方を選んでしまう・・・

でも、今後、「より良い未来」を築いて行く為には、
「これからどうなりたいか?」とか
「どうして行きたいか?」を一緒に考え、相談して行く事が大切ですし、
その為にも「お互いに理解し合う」と言う努力を忘れないようにして行くのが、
より良い暮らしを築いて行く為にも必要では無いかと思います。(^▼^)ノ
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