実際に行動して「できなかった」と言う結果を見たくない

 2017-08-22
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犬の飼い主さんの中には犬の行動の問題に対し、
「頑張ります」とか「努力します」と口にはしてみるものの、
なかなか、行動に移す事ができない人も多くいます。

それは、行動する事に対する
「不安」や「恐れ」があるからかもしれませんが、
自分の中のそうした感情は気づきにくい為、
指摘されると「そんな事はない」と言って頑張ろうとはするものの、
結果的に行動ができないとしたら、
それが、今の飼い主さんの心の状態ではないかと思います。

なので、まずは「動くのが怖い」と言う自分の気持ちと向き合い、
それを受け入れる事が必要になってくると思うのですが、
「やらなければならない」とか「努力しなければならない」
と言った先入観や固定観念が強すぎると、
心が拒絶反応を起こして、
「弱い心を認めたいけれど認めてはならない・・」
となってしまう事も多いみたいです。

そんな風に心に「拒絶反応」が起きてしまうのは、
「絶対にやらなければならない」と言った重荷や
「やるからには完璧でなければならない」と言った責務など、
「ゴール」を高く設定する癖が付いてしまっている事で
最初の一歩が踏み出せない事もあると思います。

なので、大きな目標は小さく・・・
マラソンで言うと最初の一日目は
電柱一本分の距離をゴールとして始め、
徐々に電柱2本分、3本分と伸ばして行って、
最終的にゴールに到着すれば良いとしてみる・・
また、抽象的な事は具体的に変えるようにし、
「犬が来たら吠えさせないようにする」
と言うような抽象的な行動目標ではなく、
犬が見えたら自分はどう言う行動をし、
犬にどう言う行動をさせつつ、
状況によっては自分の行動を変えるようにしてみる・・など、
具体的な行動目標を持つことによって、
成功率を高める事もできるのではないかと思います。

あとは、犬が吠えてしまっても
「吠えさせてしまった」と悪い部分を見るのではなく、
吠えずにいられた時間が延びていたらそこを評価し、
「次の時はどうしたら?」と肯定的に考えるようにしつつ、
「いつまでにできるようになる」など、
期限を決めて自分の行動を意識してみるのも
良いのではないかと思います。

最初から完璧を求めてしまう飼い主さんは、
どうしても「できない部分」を見てしまい、
犬の「できている部分」や「やろうとした気持ち」を
評価し忘れてしまう事もありますし、
犬よりも飼い主さんの方が落ち込んでしまう事も多いですが、
できない事をできるようになる為には失敗はつきものですから、
失敗しても落ち込む必要は無く、
「次はどうしたら?」とか「今度は失敗しないように頑張ろう」
と、犬と一緒に切磋琢磨して行く事を「楽しい」と
してみるのも良いのではないかと思います。

「不安」や「恐れ」からの行動はどうしても消極的になりがちですし、
「不安や恐れを感じないように・・」と
自分の心を守ることに集中してしまいがちですが、
「楽しい」を探してみるようにすると気持ちが前向きになり、
犬の行動の問題解決も「面白い」と思えるようになると思います。

飼い主さんが自分の心を守る為の犬のしつけは犬の為では無く、
飼い主さんの為なので、しつけを頑張れば頑張るほど、
犬の行動の問題は悪化してしまう事も多いです。
なので、まずは「自分のためだったかもしれないな」と考えるようにしてみて、
もし、本当に自分のためだったと思えるのなら、
犬に謝りつつ、今からは犬の気持ちも考えて、
一緒に歩いていくようにしてみるのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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