人間は自分が信じたいと望む事を信じる

 2017-08-18
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「人間は自分が信じたいと望むような事を自分から望んで信じる」
と言うのは、ローマの名将「ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)」
の言葉だそうですが、例えば本や映画を見た時も自分に都合良く読んでしまったり、
無意識に見たくないものを見なかったりする事はあるみたいです。

人との会話などでも自分に都合よく解釈を捻じ曲げてしまったり、
早合点したり、思い込みで結論づけてしまった結果、
「そんな事は言っていない」とか「そんな事は頼んでいない」などと
言い争いになってしまう事もあるのではないかと思います。

犬に対する接し方のお話でも、
自分のこれまでのやり方を肯定するような内容には飛びつくけれど、
否定が含まれるような内容だと聞き流してしまう為、
「犬が困っていたら助けてあげて下さい」と言う言葉を強く受けて
なんでもかんでもすぐに助けてあげてしまうようになった反面、
「犬が自分でできそうな事は見守ってあげて下さい」と言うような言葉は
「聴いていない」となってしまったり・・

また、自分が「怖い」とか「不安」に思う事は、
両方の意見を照らし合わせて判断する・・と言うよりも、
自分の考えに都合の良いネット記事を探してきて
自分の「正しさ」を証明したり、
最初から自分の中にある「受け入れない」と言う気持ちを優先して、
決めてしまっている事もあるのではないかと思います。

特に「フィラリア薬」や「ワクチン」などに関しては
「受け入れたくない」と言う結論がまず、先にある・・
と言う人も多いように感じます。

薬を用いる時は必ず、メリットとデメリットをはかりにかけます。
自分の犬が怪我や病気などですぐにでも薬が必要・・
と言う場合は獣医さんを信じますが、
病気を防ぐ為の「予防接種」となると、
急に獣医さんの事を信じられなくなってしまい、
今、健康なのにわざわざリスクを背負う必要があるのか?
予防接種をしたらグッタリした・・とか、顔が腫れた・・とか、
そんな噂話を聞くと「受けさせたくない」と言う気持ちが強くなってきて
「日本は大丈夫だから」と言う意見に飛びついてしまう事もあると思います。

昔と比べると獣医さんとも色々な相談ができるようになりました。
その子によって医療方針を変える事もできる今の時代、
「ワクチン接種」はする事がすでに決められている・・と言うのも、
強い反感心と不信感を生む原因になっているのかもしれません?

また、ワクチンが争点となるのは、
「良い」とか「悪い」とか「必要」とか「不必要」と言う話では無く、
薬を打つ事に対する「不安」が原因となっているように思えます。
なので、少しでも不安を解消するような情報の提供や拡散が必要であり、
そうではないから「自然」とか「天然」の代替医療・・
リスクが無い代わりに効果も曖昧なモノに
多くの人が頼るようになってしまうのかもしれません?

まぁ、犬に対する接し方にしろ薬に対する考え方にしろ、
自分で考え、判断し、新しい一歩を踏み出す為には
「不安」に負けない気持ちの強さが必要になると思います。
ーとは言え、やみくもに頑張っても失敗してしまい、
「やらなければ良かった」と後悔して、
次にチャレンジする時の不安を大きくしてしまう事もありますから
新しい事に取り組む時はしっかりと準備をする事が大切みたいです。

それこそ、メリットとデメリットをしっかりと聞き、
自分に都合良く内容を捻じ曲げたり、
聞きたくない部分を聞かないようにして、
早合点をしたり、思い込みで突っ走らないように、
自分にできる範囲・・
自分で対処できる内容から少しずつ始めてみて
「不安や緊張があったけど何とかなった」
と言う実感を増やす事が重要だと思います。

勿論、医療に関してはできる事も少ないと思いますが、
だからと言って逃げるのではなく、
薬について調べてみるなど、
自分にもできそうな事を探して頑張ってみたり、
獣医さんとよく相談して、
不安や悩みを解消するようにしてみたり、
音楽を聴いたり、マッサージを受けたり・・と、
飼い主さん自身がリラックスできる方法を探して
日常の中の緊張状態をなるべく解消するように
心がけてみるのも良いのではないかと思います。

生きていく上で生じる緊張や不安は悪い事では無いそうです。
先が見えない事から来る不安は恐ろしいですが、
だからこそ「備えよう」とか「頑張ろう」と思えますし、
緊張や不安から逃げたり避けたりするばかりではなく、
上手な扱い方を学んで行く事が犬と楽しく暮らして行く為にも
重要になってくるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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