正のレッテル

 2017-08-17
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「レッテルを貼る」と言う言葉には悪いイメージが強いです。

犬と散歩している時でも
「この子にできるハズが無い」と言うレッテルを貼ってしまうと、
飼い主さんは最初から「できるハズがない」と思ってしまう為、
犬とご挨拶をする前から道を変えてしまったり、
抱き上げてしまったりして、その子が経験するチャンスを奪ってしまい、
結果として本当に犬とのご挨拶ができない子にしてしまう事もあると思います。

そうした事は飼い主さんが
自分の考えに自分自身を縛ってしまっている例ですが、
周囲の人から「あなたって○○ね」と言われた時も、
知らず知らずのうちに本当にそのような行動をしてしまう事は多いみたいです。

例えば、異性から「あなたって優しいわね」と言われたら、
その後も優しい態度を取り続けようと思ってしまう事は多いですし、
血液型占いなども「あなたって○○な性格なんだね」と言われると、
真面目な人はより真面目に・・
いいかげんな人はよりいいかげんに行動しようとしてしまう事も
あるのではないかと思います。

勿論、そこにはメリットとデメリットの関係があり、
真面目なタイプを求められた人が真面目な態度を取った結果、
「さすが○○ね」と良い結果が得られればその行動は伸びていきますし、
「いいかげん」だと思われていた人がいいかげんな態度を取った結果、
「○○だから仕方が無い」と自分が楽をできる行動が許されたとしたら、
その行動も伸びて行くのではないかと思います。

そうした事を「ラべリング効果」と言うそうですが、
「レッテル貼り」を悪い部分に貼るのではなく、
良い部分に貼る事にょって良い行動を伸ばす事もできるそうです。

例えば「あなたってよく気が利くわね」と言われた事で、
周囲からも「よく気が利く人」と言う扱いを受けた時、
その行動が例え「たまたま」だっとしても、
「また気が利く人だと言われたい」とか、
「気が利く人として自分は周囲に貢献できる」と思うようになって
周囲の動向をよく観察する行動が伸びて行く事も
あると思います。

こうした事を「正のレッテル」と言うそうですが、
注意点としては、良い行動を伸ばしたいからと言って
なんでもかんでもレッテルを貼れば良いと言うワケではなく、
「本人が心の中で望んでいる事」だからこそ、
「正のレッテル」を貼られた時、
その行動が伸びて行くそうです。

犬を育てる時も、
犬の行動の良い部分を見つけたら、
そこに「正のレッテル」を貼るようにしてみると、
犬の行動も変わってくるのではないかと思います。

「うちの犬はダメ犬」と言う「負のレッテル」を貼ってしまえば、
本当に自分の犬の悪い所ばかりが目に付いてしまったり、
逆に犬に対する興味を失ってしまいかねませんが、
「うちの犬は大丈夫」と言う「正のレッテル」を貼っていれば、
犬の良い行動が見えてくるようになると思いますし、
そうして、飼い主さんが興味を持って犬の行動を見てあげていれば、
犬も嬉しくなって、それだけでも
良い行動が増えて行くのではないかと思います。

勿論、ただ単に「正のレッテル」を貼れば良いと事では無く、
犬の事をよく観察し、犬自身が望んでいる行動に対して
「正のレッテル」を貼ってサポートをして行く・・
と言う事が大切なのではないかと思います。(^▼^)ノ
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