教育虐待

 2017-08-16
02DSC00546.jpg

「虐待」と言うと、体罰などの身体的な虐待や
罵声を浴びせたり、無視をしたり、格差や差別をしたり、
自尊心を傷つけるような事を言ったりなどの
心理的虐待などを思い浮かべられると思います。

テレビで取り上げられるような虐待をする親と比べたら
ウチは「虐待」とは縁遠い・・と思うものの、
自分では気づかないような虐待を受けていたり、
知らず知らずのうちに虐待をしてしまっていた・・
と言う事もあるかもしれないそうですから注意が必要だそうです。

「虐待」の中には「教育虐待」と言うのもあるそうです。
具体的にはテストで悪い点を取ると厳し過ぎる態度をしたり、
子供の意向を無視して親が一方的に学習プログラムを組み、
それを押し付けたり、きょうだい間で競わせ、
テストやスポーツの成績を基準にして、
愛情や接し方に大きな格差をつける・・など、
いくら「子供のために・・」と言っていても、
それが全く子供の為になっていない場合、
それは「教育虐待」になってしまっている事もあるのだそうです。

ーとは言え、学校教育そのものが一方的な教育の押し付けですし、
100点を基準とした減点主義・・相対的な評価を行っている為、
子供が生まれて教える立場になった時、
「教育とはそう言うもの」として、
学習カリキュラムを一方的に押し付けてしまったり、
100点を基準にしてそれ以外を認めない・・と言う考え方になったり、
きょうだい間で競わせあったとしてもおかしくはないと思います。

そんな風に親は「自分は正しい」と信じて、
子供を追い詰めてしまう事もあると思いますし、
子供は子供で「悪いのは自分」とか「親が厳しい態度をするのは自分の為」と、
自分自身を卑下し、親を正当化してしまう傾向がある為、
「教育虐待」は見えにくいですし、
親も子供も自分達が「教育虐待」の関係にあるとは気づきにくい・・
と言うのも大きな問題だそうです。

しかし、子供の頃は親に対して盲目的に従っていても、
大人になるに連れて違和感を感じてくる事も多いみたいです。

自己肯定感が凄く低かったり、
理由もないのにイライラしてしまったり、
生きている実感が無く、職場でも恋愛でも対人関係がうまく行かず、
常に満たされない感覚を持っており、
母親が悔しがる顔が見たくてワザと自分を傷つけたり、
問題行動を起こしてみたり・・

そこまでではないにしても、
犬を育てる時も知らず知らずのうちに
「教育虐待」を行っていないか?
と振り返ってみる事も重要だと思います。

飼い主さんの「こうであるべき」や「こうでなければ」を基準にして、
犬の気持ちを無視した一方的な教え方をしてはいないか?
「完璧にできる」を合格ラインにして、ちょっとの成功も認めず、
罵声を浴びせたり、怖がらせる事で犬をコントロールしようとしていないか?
また、多頭飼いにおいては、犬同士の間で愛情や接し方に
格差を付けてしまってはいないか?などなど・・

犬もそうした環境の中で育つと自己肯定感が低くなり、
ストレスサインを頻繁に出すようになる事もあるそうですから、
まずは「あなたの為に」と言う気持ちを疑ってみる・・
真面目で一生懸命な飼い主さんほど頑張りやさんですが、
それを知らず知らずのうちに
犬にも強いてしまっている事も多いそうです。

本来は「提案」であるはずのアドバイスが、
犬がそれを拒否すると飼い主さんが不機嫌になったり、
犬に対して冷たい態度を取ったり、
拒否を許さないとしたらそれは「強制」になってしまいます。

強制されて、自分の考えや判断を認められず、
主体性を失っていけば、犬の自己肯定感も低くなってしまいますから、
まずは、強制し過ぎない・・指示や命令をし過ぎない・・
減点法や相対的な評価をせず、犬が自分のペースで学ぶ事を推奨し、
「見守る」と言う風にしてみるのも良いと思いますし、
頑張るとしたら、そうした姿勢で居続ける事を頑張ってみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫