最初に完成形を提示する

 2017-07-16
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「犬のしつけ」と言うと基本の「オスワリ」や「オテ」、
「呼び戻し」の練習はするものの、
それが犬の行動の問題にどうつながるのか?
最終的にはどこへ向かうのか?
そうした事を教えて貰えないまま、
みんなと同じような練習をただ、繰り返す・・
と言う事も多いのではないかと思います。

勿論、「オスワリ」や「オテ」ができないよりも
できる方が良いと思いますし、
お散歩中に犬を見つけて吠えてしまった時も
「オスワリ」などをさせる事で
吠えずにスルーさせる事ができるようになる・・
など、応用ができるかもしれませんが、
例えば「犬同士を仲良く遊ばせたい」と言った目標を
飼い主さんが持っている場合、
「オテ」や「オスワリ」・・
「呼び戻し」と言った練習がどう役立つのか?
そこが分からなくて途中で止めてしまう・・
と言う飼い主さんも多いのではないかと思います。

ちなみに仕事において
最初に「完成形」を見せる事はとても大切だそうです。
お客様にプレゼンをする時でも、
上司に説明をする時でも結論から先に伝えなければ、
この話がどこへ向かうのか?
この話があとどれだけ長くなるのか?
聞いている方が不安になってしまうからです。

だから飼い主としては、
教わった事がどうつながって行くのか?
その辺りを教えて貰えると安心できるのですが、、
どちらかと言うと
「これをやって下さい」とか、
「これをできるように練習して下さい」など、
トレーナーさんはやって欲しい行動を生徒に伝えるだけ・・

まぁ、こうした関係性は犬のトレーニングに限りませんが、
日本はお金を払っている生徒の方が立場が下で、
生徒の方が先生の気持ちを考え、思考を推測し、
先生の期待や要求に応えようと頑張ってしまう感じですが、
実際は飼い主さんが「お客さん」である為、
顧客である飼い主さんが望むものをトレーナーさんは提示できなければ
顧客に逃げられてしまう危険性は高いのではないかと思います。

だから「こうした練習をする事でこう言う結果になる可能性がありますよ」と提示して
飼い主さんの「モチベーション」を引き出しつつ、
飼い主さんとトレーナーさんの間で「ゴール」にズレが生じないように、
話し合いを大切にする・・と言う事も大切ではないかと思います。

今、教わっている事がどの場面でどう役立ち、
将来、目標へと辿り着ける可能性がある・・
と分かれば、飼い主さんも途中で挫折する事なく、
高いモチベーションを維持できるのではないかと思います。

勿論、ゴールへの道筋を伝える事で張り切りすぎてしまい、
かえってゴールへの道が遠ざかってしまう飼い主さんも居るかと思いますが、
そこは、コミュニケーションを密にする事で防げると思いますし、
「これが何の役に立つのかな?」と疑りながら犬に行動を教えるよりも、
明確なゴールを意識しながら、今、やっている事を自分でも考え
教えて行った方が、犬との関係性も良くなって
より良い結果が得られるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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