外見よりも内面を育てる

 2017-06-26
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「犬の心を育てる」と言う育て方をはじめたばかりの頃は、
ついつい、犬が分かったか?分からないか?
できたか?できないか?で判断してしまい、
「前回よりも飼い主さんの顔を見るようになりましたね!」など、
成長している部分をお伝えしたとしても、
「まだまだ、犬を見ると吠えてしまうのです」とか
「でも、私の声を無視する時があるんです」と、
「できていない部分」ばかりを見てしまって
できている部分を認められない事も多かったりします。

今の犬の成長を「こうであるべき」と言う
理想と比べて「まだまだ」と認める事ができなければ、
犬は頑張っても褒められませんし、、
飼い主さん自身も「まだまだ・・」と、
自分の頑張りを認める事ができませんから、
表情は硬くなってしまい「犬の心を育てたい・・」と思っていても、
犬の心は萎縮したままになってしまう事もありますから、
まずは、今の自分自身を受け入れてみるのも良いと思います。

今の自分の立ち位置が分かれば、
成長の度合いも分かりやすくなりますし、
少しの成長でも喜べるようになると思うのですが、
どうしても他者に対して「良い格好がしたい」とか
「他者よりも優れていたい」と言う邪念が入ると、、
その基準に満たない自分と自分の犬を認める事ができませんし、
成長を喜ぶ気持ちもがあったとしても、
「この程度で自分と自分の犬の事を褒めていたら笑われるかも?」と、
つい、自分の中の「嬉しい気持ち」を知られないように・・と、
誤魔化してしまう部分もあるのではないかと思います。

自分の気持ちを隠したくなる中には
他者への不信感もあるかもしれません?
他者への不信感があるから
自分の中の「不安」や「喜び」を他者に打ち明ける事ができず、
他の飼い主さんと同じようにならなければ・・と、
頑張りすぎてしまうのかもしれませんが、
犬同士のトラブルは飼い主さん同士の
コミュニケーション不足から来ている事も多いのです。

相手の飼い主さんが犬を近づけてくる前に一言、
「うちの子、犬が苦手なので」と言ったり、
「こんにちは」と笑顔で話しかける事で
犬同士のトラブルの多くは未然に防げると思いますので、
犬の心を育てる為にも、まずは飼い主さんが変な虚勢や虚栄を張らず、
素直な心で他者と接するようにしてみるのも良いと思います。

「他者から凄いと言われたい」とか、
「憧れられるような存在になりたい」など、
外見ばかりを重視したトレーニングを続けた結果、
犬の心が曇ってしまって、関係性が悪化してしまう事も多いですから、
外見よりも内面を磨くようにしてみる事で犬の表情も良くなり、
楽しく、穏やかで優しい子になって、
逆に色々な問題も解決して行くのではないかと思います。(^▼^)ノ
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