「ごめんね」で済ませない

 2017-06-23
14DSC00580.jpg

犬が飼い主さんに対して吠えている時、
反射的に「ごめんね」と謝ってしまう飼い主さんも多かったりします。

何かしら謝罪の気持ちがあって謝っているのかもしれませんが、
犬も気持ちを伝えたくて吠えているのに反射的に謝っているだけで
犬の気持ちを読み取ろうとしなければ、
犬だって嬉しくはないと思いますし、
逆に飼い主さんに対して責める気持ち・・
「謝るなら、こちらの要求を満たせよ」と言う要求的な感情は
抱いたままになってしまう為、
飼い主さんに対して「負の感情」を溜めてしまう事も
あるのではないかと思います。

また、「ごめんね」と言うだけでは、
飼い主さんは「自分の気持ち」しか表現していないので、
お互いの気持ちや考えは平行線のままです。
基本、犬も人も「自分」にしか関心がないので、
犬は飼い主さんに謝って貰ったとしても、関心があるのは、
「飼い主さんが自分に対してを何をしてくれるか?」ですし、
飼い主さんも自分の中の気持ちしか見ていない為、
「犬が何を求めているか?」に気づかない・・・
と言う事もあると思います。

また、飼い主さんが「ごめんね」と謝って自分を責める事が
解決に結びつかないばかりか、
かえって問題を悪化させてしまう事もあるそうですから注意が必要です。

なぜなら、謝ってばかりいると、
飼い主さんの気持ちはドンドンと落ちて行き、
自信もドンドンと奪われてしまうから・・
人は不思議なもので「自分自身を責めている存在」に対して、
逆にその存在を責めたくなる心理が働くそうですし、
犬は犬で、自分よりも下の存在になりたがる飼い主さんに対し、
優越感を覚えてますます、攻撃的になる・・・
と言う事もあるからです

そして、何よりも問題なのは「謝って済ませよう」とする事で
「犬と飼い主さんが困るような行動をどうやって解決して行くか?」と言う
「本質的な問題」に目を向けなくなってしまうからだと思います。

犬が飼い主さんに対して文句を言ったり、ワガママな態度をしてくるのは、
「こうしたい」とか「こうして欲しい」と
「自分の気持ちを伝えたい」と言う欲求の表れですし、
飼い主さんが犬の要求にこたえてあげるのも
犬の「こうしたい」とか「こうして欲しい」を
理解してあげたいと思っているからだと思います。

そうして、お互いに気持ちを伝えよう、理解しようとしているのに
問題が大きくなってしまうのはどうしてなのか?と言いますと、
犬は「伝えたい」ばかりで「聞く」と言う気持ちが薄いし、、
飼い主さんは「聞いてあげたい」ばかりで
「伝える」と言う気持ちが薄いからかもしれません?

自分の気持ちばかりを相手に押し付けようとして、
相手の気持ちを理解しようと気がない・・
または、
自分の気持ちや考えを押し殺して、
相手の気持ちばかり考えている・・と言うのでは、
良好なコミュニケーションはできないと思いますので、
飼い主さんがまず、ガミガミと言いすぎているな~と思ったら、
犬の気持ちや考えを聞くようにしてみたり、
犬の気持ちばかりを考えて、自分の気持ちや考えを伝える努力をしていないな・・
と思ったら、伝える努力と犬の「聞く耳」を育てるようにしてみのも良いと思います。

人間、どうしても「自分の得意な事」ばかりをしてしまいがちですが、
ちょっと努力をしてみて、お互いに気持ちを伝えつつ、
相手の気持ちを尊重し合えるような・・
そんな愛と優しさに満ちた暮らしを目指してみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫