犬との気持ちのズレ

 2017-06-17
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犬と暮らしていると、
犬との間に心や気持ちのズレが生じている気がする事も
あるのではないかと思います。

犬の行動の問題に対し、
何度、教えても・・
何度、叱っても覚えてくれず、
「どうしてそう言う行動するのか?」が分からない・・

では、犬と飼い主さんの「気持ちのズレ」がどこから来ているのか?
と言いますと、意外とシンプルで、
飼い主さんは「周囲の人の目」を気にし、
「過去の悪いできごと」と「未来の不安」を考え、
行動しているのに対し、
犬は
今の「楽しい」や「安全」・・、
今の「嫌な事」や「心配な事」しか見ていない・・
周囲から自分がどう思われるか?などは考えていない・・
と言う違いだと思います。

だから、犬が吠えた時、飼い主さんが
「周りの人に迷惑をかけちゃうでしょ!」と言う理由で叱っても、
犬は周りの人の気持ちではなく、
自分の気持ちしか見ていないので、
飼い主さんが怒っている理由が理解できないし、
飼い主さんが他の犬と自分の犬を比べ、
「このままでは・・」と将来を心配してしつけを始めたとしても、
犬は将来に備える・・などとは考えず、
今、楽しいか?楽しくないか?でしか判断をしていませんので、
飼い主さんが何を焦っているのかが分からないし、
ただただ、嫌な事ばかりやらされる・・
と感じてしまって協力的にはなれないのだと思います。

勿論、犬だって過去の嫌な経験や怖い体験から学び、
人や犬、場所を回避しようとする事はありますし、
他の犬を真似て得をしようとする事もありますが、
それは、「今」を基準とした「損得勘定」であり、
人間のような先を見据えた損得勘定ではありませんから、
他の犬が遊んでいるおもちゃを横取りして他の犬から嫌われたり、
飼い主さんを放っておいて、他の飼い主さんの所へオヤツを貰いに行き、
あとで飼い主さんから「卑しいヤツ」と思われたとしても、
犬は「今」を基準に生きていますから、
犬の気持ちを考えるのなら、今、犬が楽しくなれるような教え方を
考えてあげる必要があるのではないかと思います。

しかし、注意するべき点として、
「犬の気持ちを考える」と言うと、
犬の好きな事・・楽しい事だけをやらせて、
犬が嫌いな事・・嫌がる事はやらせない・・
と言う思考になってしまいがちな事です。

確かに犬が嫌がる事をやらせようとすると犬の機嫌が悪くなり、
飼い主さんとの信頼関係にもヒビが入る気がしますし、
自分も犬も好きな事・・自分が犬も嫌いな事なら同じ気持ちになって、
分かり合えている感じがしますけど、
それは、単に犬に合わせているだけ・・
「媚びている」だけになってしまう可能性も高いですから注意が必要です。

でも、犬が嫌がる事を強要すると嫌われて心が離れてしまうし、
「どうしたら良いの?」と悩まれてしまった場合、
犬が嫌いだったり、不安に思う事を「大好き」に変えてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。

例えば、「暗い所は犬が怖がる・・」など、
夜になるとお外を歩けない犬も意外と多いですが、
「まぁ、怖いならば行かなくても良い・・」で終わらせず、
将来、仕事をする時間が変わってしまって
夜にしかお散歩に行けなくなってしまうかもしれませんし、
親の介護などが始まって、
帰ってくるのが夜になってしまう事もあるかもしれませんから
まずは抱っこをして夜の道を歩いてみるとか、
歩かなくても良いからその場に居られたら褒めてオヤツをあげる・・など、
「そんな事でどうするの?」と犬を叱り付けるのではなく、
犬の気持ちが変われるように・・
「安全」や「安心」、「楽しい」と結び付けてあげられるような
サポートをしてあげるのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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