「他者との関り」のお手本になる

 2017-06-10
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「sideWANスタイル」の犬の育て方は、
「犬をコントールする」と言うよりは犬の自主性を育て、
犬自身が社会性に沿った行動を積極的にできるように・・
そこにメリットを感じるように育てて行きますので
服従トレーニングと比べると即効性はありませんが、
一度、行動を習慣付けてしまえば、
あとは飼い主さんが指示や命令をしなくても
犬が自分で考えて望ましい行動をしてくれるようになるので
長期的に考えると犬との生活がより良く・・
楽になる事は多いのではないかと思います。

勿論、時間はかかりますし、親や学校で習った教育スタイルとは
違った教え方になるかもしれませんので、
1~2年は犬と一緒に学び、成長して行く感じになると思います。

そうして3年目ぐらいまでは自分の事で精一杯だったりするのですが、
4年目に入ったあたりからは少し余裕も生まれ、
周りの犬や飼い主さんの事が見られるようになったり、
犬との関りに対して深く・・多角的に見れるようになれると思いますので、
その時は次の段階として「みんなの為に何ができるか?」と言う事を
考えてみるのも良いのではないかと思います。

社会とのつながり・・
他者とのつながり・・
そうした事を犬は飼い主さんの考え方や振る舞いから学んで行きます。
だから、飼い主さんが社会や他者とのつながりを「仲間」や「助け合い」など
「横の関係」で見ているのなら犬も「横のつながり」を大切にしますが、
飼い主さんの多くはどちらかと言うと他者に対して
「勝ち負け」や「どちらが上から下か」と言った「上下の関係」で見てしまっていたり、
自分にとって得か損か?それとも、無価値な人間か?など、
「損得」で見てしまっている事も多いのではないかと思います。

勿論、他者の存在を「勝ちや負け」や「上下」で見る事で
自分を高める事につなげられるかもしれませんが、
そうして他者を蹴落とし、相手が落ちていく姿を見る事に喜びを感じたり、
安堵を覚えるとしたら、そこに豊かな人間関係は望めないと思いますし、
他者と「損得」で付き合っていれば、得が無いとなった途端、
相手を見放してしまうような「希薄な関係性」となりますし、
それを見ている犬もまた「希薄な関係性」しか
作る事ができなくなってしまうかもしれないのです。

飼い主さんが他者を上下や損得で見ていれば、
犬もまた、他の犬に対して上下で見るようになり、
自分よりも大きくて強い存在には媚びて、
自分よりも小さくて弱い存在には強気で吠えて脅したり・・
あるいは、他者を損得で計る傾向が強くなって、
オヤツを持っている時しか近寄らない・・など、
他者に対して根源的な不信感を抱えてしまって
「優しさ」を持てない子になってしまうかもしれませんが、
そうした他者に対する「不信感」は、
他者に対して上下や勝ち負け、損得でしか見られない
飼い主さんの影響からかもしれませんので、
犬との暮らしに余裕が出てきて、
「みんなの為に何ができるか?」を考えられるようになったら、
少しだけ積極的にそうした活動をしてみると、
犬の心や行動にも影響を与えて「他者への共感の気持ち」や
「他者と居ると楽しいと言う感覚」などを持てる子に
育って行くのではないかと思います。

困っている飼い主さんを見たら話を聞いてあげたり、
自分なりのプランを提案してみたり・・
また、怖がっている犬を見たらさりげなくサポートしてみたり・・

勿論、自分の犬の事を放っておいたり、
「見返り」を求めてのサポートは違うと思いますが、
自分にできる範囲で周囲の人の役に立てるように行動する事は、
結果として自分自身の成長にもつながりますし、
そうして、飼い主さん同士の輪を広げたり、
行動の問題に悩む犬のサポートをしてあげる事で
自分の犬にも他の飼い主さんと触れ合う機会を増やす事ができたり、
良い犬友達を作ってあげる事にも
つながって行くのではないかと思います。(^▼^)ノ
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