「愛」だけではなく「技術」も必要

 2017-06-09
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自分でソファーの上に乗った犬が
下りられなくて困ってしまい、
飼い主さんの事を吠えて呼んでいる・・
そんな時、あなたならどうしますか?

(1)すぐに抱き上げて下ろしてあげる
(2)犬の事を見ないようにしつつ、
   自分で下りるまで見守ってあげる
(3)「自分で上がったんでしょ?」と叱りつける

この3つの中で、一番、愛情がある飼い主さんは誰でしょう?
・・なんて言われると、つい、普段の自分の行動を
疑ってしまう事もあるかもしれませんが、
実際はこれだけで飼い主さんの愛情の深さを比較する事はできません。
なぜなら、違うのは「愛情」では無くて「行動」だからです。

子供が転んだ時、
すぐに助けてあげる母親も居れば、
自分で立ち上がるまで待つ母親も居るし、
叱って注意をうながす母親も居る・・
それは、子供の発達段階や理解力によって接し方・・
教え方が違うだけで子供の事を心配している気持ち・・
同じ失敗をして欲しくは無いと言う気持ちは同じだと思います。

しかし、中には犬の発達段階や理解力が変化しても
対応が変わらない飼い主さんも多いです。
犬が一人でソファーから下りられるようになっても、
「ホラ、また上がって・・」と抱き上げて下ろしてしまうなど、
犬が成長し、自分でできるようになっても
飼い主さんがサポートを続けてしまう事で
犬は「自分でやらなくて良い」と思ってしまい、
「できるけど、やらない」と言う選択をし続けてしまう事も多いのです。

犬を育てる時に「愛情」はとても大切ですが、
だからと言って「愛情」だけではダメで、
そこには「知識」と「技術」が必要になってくると思います。

人間同士だって、いくら「愛情」を持っていたとしても、
それを言葉にせず、行動にも移さなければ伝わりません・・
そして、ただ単に言葉に出したり、行動に移せば良いか?と言うと、
そうではなく、相手が「愛されている」と感じられるような言葉・・
行動を示さなければ、相手は「愛されている」とは感じられないのです。

勿論、だからと言って失敗を怖れて何もしないと言うのも違うと思います。
自分の気持ちを伝えてみたけど、うまく伝わらなかったら
他の言葉を捜してみるのも良いと思いますし、
犬が喜びそうな行動をしてみたけど、
反応がイマイチだったとしたら、他の行動を模索してみるなど、
そうした試行錯誤がやがて「知識」や「技術」になると思いますので、
失敗を怖れずに行動する事は大切だと思います。

ただし、自分の「したい事」や「やりたい事」ばかりだと、
それは、自分の興味や関心で終わってしまうかもしれませんので、
犬の気持ちや考えに興味や関心を持ち、
自分の犬の事を「知りたい」と言う気持ちを
大切にしてみるのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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