「いつも」と「例外」

 2017-05-21
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犬の行動の問題に悩む飼い主さんが、
「うちの子は犬を見るといつも吠えてしまうんです」
と相談に来られる事も多いです。

でも、その犬が相談中に吠えているか?と言うと、
最初こそ、周りに居た犬を見て吠えてはいたものの
しばらくすると、吠えずに飼い主さんの横に
座っていられたりするので、
「今は吠えていないですよね?」と聞いてみると、
「しばらくすると吠え止むんですけど、
 最初は犬を見つけると凄く吠えてしまうんです」
と言う感じだったり・・

「では、犬を見たら必ず吠えるんですか?
 犬を見ても吠えないケースは無いんですか?」
と聞いてみると、
「小さい時から遊んでいるお友達のわんこなら
 吠えないんですけど、
 初めて会う犬は大抵、吠えてしまうんです」
と言う感じで、実は「いつも」では無く
「例外」も存在する事も多かったりします。

「いつも」と言いながら、実は「いつも」ではない・・

飼い主さん的には困った行動なので、
どうしても実際以上に問題視してしまう事もあるかと思いますが、
「吠えている時」ではなく「吠えていない時」と言う
「例外」に目を向ける事で、
「いつも吠えてしまう悪い子」ではなく、
「吠えずに我慢ができたり、
 吠えなくても大丈夫だったりする事ができる子」と言う視点で
自分の犬を見る事もできるようになると思います。

飼い主さんはどうしても
「ウチの犬はこう言う子」と言うイメージを持ってしまう事は多いですが、
実はそうしたイメージの多くは「飼い主さんの思い込み」であり、
飼い主さんが居ない時や他の飼い主さんと一緒に居る時・・など、
実は「例外」も多くあったりしますし、
「いつも・・」ではなく「例外は・・」と言う視点で見てあげる事で
自分の犬に対する評価も変わってくるのではないかと思います。

また、そうして、犬を見る視点を「ダメな部分」や「困った部分」から
「大丈夫な部分」や「意外とできた部分」などの「例外」に向けてあげる事で、
「実は相手の子がおとなしければ大丈夫」とか
「異性の子に対しては吠えずにいられる」など、
その他にも多くの「例外」が見つかる事も多いですし、
そして、「意外とこの子はできる子なのかも?」と気づく事で、
「ダメな子」が「できる子」として評価が一変する事も
あるのではないかと思います。

勿論、相談に乗って貰いたい時は
少しオーバーに言ってしまう事もあるかもしれませんが、
そうではなく、最初から「も悪い子」と自分の犬を決め付けてしまっていたり、
「問題ばかり起こす子」と否定的な思考で自分の犬の事を見てしまっていると、
どうしても「悪い部分」ばかりが目に付いてしまい、
「叱り」や「注意」ばかりで褒める所が見つからない・・と言う事も多いですから、
、「例外」を沢山、発見するようにして、
まずは「うちの犬はダメな子」と言う思い込みを
外すようにしてみるのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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