失敗を次に活かす為に

 2017-05-20
09DSC04776.jpg

小さい頃、親から「危ないでしょ」とか「注意しなさい!」と、
自分の行動に対して、沢山の注意を受けていたと思いますが、
注意をされても親の目を盗んでやりたくなってしまったり、
実際にやってしまう事も多かったのではないかと思います。
でも、それは、犬も同じで、どれだけ注意を促しても、
オヤツを求めて危険な事をしたり、
興味のあるものを口にいれてしまう事はあるのではないかと思います。

誰でも、そうして、注意をされつつも挑戦し、
少し痛い目に会いながら「危険」を知り、
少しずつ「危険」との付き合い方を学んで行くと思うのですが、
犬の教育はどうしても女性・・
「母性」に片寄り過ぎてしまう傾向がある為、
過剰に犬を守り過ぎてしまって、
本当の意味での「怖さ」を知らない犬になり、
「無防備」にチャレンジして
かえって、大きな失敗をしてしまう事もありますので
注意が必要だと思います。

特に多いのが、犬同士のコミュニケーション・・・
犬も仔犬の頃は怖いもの知らずな感じで他の犬に近寄っては
相手の犬に怒られてしまう・・と言う事も多いですけど、
そうなると飼い主さんの方が怖くなってしまって、
犬同士のコミュニケーションを避けてしまう事も多いのですが、
そうして、小さい失敗や間違いをせず、
「うまく行かなかった時にどうすれば良いか?」
と言う学習をしてこなかった犬は、
いくら身体が大きくなっても、
知識や経験値は仔犬のままなので、
いくつになっても同じように
相手の犬に無防備に近寄っては怒られてしまう・・
と言う事を繰り返してしまう事も多いです。

ただ、仔犬の頃だったら、相手も「仔犬だから」と、
大目に見てくれますが、成犬同士の無礼な行動は、
本格的な喧嘩に発展してしまう事もあります・・
勿論、そこからでも学び直しは可能ですが、
仔犬の頃に沢山、失敗して、
失敗経験が豊富な犬の方が
失敗した時に「どうしたら良いか?」と言う
「持ち札」を沢山、持っていますので、
決定的な大失敗はしなかったりするする事は多いです。

人間も対人関係が豊富な人の方が
いざと言う時に「どうしたら良いか?」と言う持ち札・・
「行動レパートリー」を沢山、持っている事は多いです。
逆に対人関係の経験が少ない人は
「どうしたら良いか?」と言う持ち札が少ない為、
どうしても対人関係に消極的になってしまい、
「行動レパートリー」を増やす事ができないし、
「行動レパートリー」が少ないから対人関係に消極的になる・・
と言う悪循環に陥ってしまう事もあると思います。

だから、犬に対しても
「できないから」とか「わからないから」と諦めず、
沢山、失敗をさせて、そこから学ばせてあげるのが
良いのではないかと思います。

ただし、「動機」がないのに「失敗」だけ繰り返させても
「失敗を成功に変えたい」とは思わず、
「ただただ、失敗をしない為に行動を避ける」
となってしまいますから注意が必要です。

それは、人間も対人関係に興味が無ければ、
対人関係の失敗を次に活かそうとはせず、
ただただ「対人関係を避ける」と言う
行動になってしまうのと同じだと思います。

なので、
「他の犬とお散歩に行くと楽しい」とか
「他の犬とコミュニケーションをすると嬉しい」などと言う風に
犬が「失敗をしてでも学びたい」と思えるような「動機」を
いかに持たせて上げられるか?が重要になってくると思います。

人間も失敗した事を忘れてしまい、
同じ失敗を繰り返してばかりで、
なかなか、次に活かせない・・と言う事はあると思います。
でも、それは、もしかしたら「そこに興味が無い」のかもしれませんので、
失敗を次に活かす為にも、まずは、そこを「楽しい」と思えるような
環境作りから考えてみるのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫