犬の気持ちが分からない

 2017-04-08
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犬も仔犬から少しずつ成長し、
1歳近くになると「自我」が芽生え、
「反抗期」を迎える事は多いです。

これは、人間の子供で言う所の
「二歳児の反抗期」に近いと思うのですが、
「思春期の反抗期」と違う点は?と言うと、
「思春期の反抗期」が親との距離を離す為・・
今後、一人で生きて行く為の心理的な自立であるとしたら、
「二歳児の反抗期」は、精神的にはまだまだ、親に甘えていたいのだけれど、
「自分でも何かをしたい」と言う自主性に目覚めた為・・
親の手を借りなくても自分でできる事を証明したいのに、
上手くできない事による悔しさ・・
うまく気持ちを表現できない事によるイライラや、
そして、そうした気持ちをコントロールするだけの
知識もスキルも経験も無い事による感情の暴走・・など、
犬の「1歳の反抗期」も一見、「ワガママ」に見えたとしても、
それを「ワガママ」と決め付けてしまうのは勿体無いぐらい、
犬も色々な事を考え、成長しようとしているのだと思います。

しかし、反抗期がない犬も居たりします。
それは、飼い主さんが犬の気持ちを凄く理解してくれていて、
ある程度、自分のやりたいようにやらせてくれた結果、
反抗する必要が無いケースだったり、
逆に「それはダメ」とか「イケナイ!」と、
なんでもかんでも、犬の行動を制御して行った結果、
飼い主さんに反抗する意欲すら
失ってしまうケースだったりするそうです。

だから、犬が反抗期を迎えている・・と言うのは、
健全に心が発達している証拠で喜ぶべき事だと思うのですが、
今、現在、犬の反抗で悩んでいる飼い主さんとしては、
とても喜べない・・と言うのが本音かもしれません?

でも、犬が反抗する事を頭ごなしに
「ダメ」だと決め付けるのはあまり良くありません・・
犬が一生懸命、反抗する事で気持ちを伝えようとしているのに、
「ダメ」とか「うるさい」と叱って聴こうとしなかったり、
「犬が悪い」と決め付けて、気持ちを理解しようとしなかったり、
「犬が考えをあらためて、反抗する事を止めれば、
 問題は全てが解決するのに・・」と、
「犬が全部、悪い・・」と決め付けて犬の気持ちを知ろうともしなければ、
犬は飼い主さんがわかってくれないので、
余計、激しくアピールしたりします。

勿論、それを、叱ったり、脅したり、叩いたり・・と、
恐怖と威圧と暴力で止めさせようとすれば、
犬は反抗を止めるかもしれません?
でも、それは問題が解決したわけでは無く、
犬が飼い主さんに気持ちを伝える事をあきらめてしまっただけ・・

では、どうすれば良いか?と言いますと、
飼い主さんとしても、
「こうであるべき」や「こうなって欲しい」があるかもしれませんが、
一旦、その気持ちを横に置いておいて、
犬の気持ちを受け止めてみる・・
犬が何を伝えようとしているのか?
犬はどうして欲しいのか?
と考えてみるのも良いと思います。

これまで、「こうであるべき」や「こうなって欲しい」を
犬に押し付けてきた飼い主さんほど、
犬の気持ちを分かろうとしても「犬の気持ちが分からない・・」と悩まれると思いますが、
分からないのは、犬の気持ちを考えているようで、
実は自分の気持ちや考え方を基準に犬の気持ちを見てしまっているから・・
だったりする事は多いです。

例えば、飼い主さんはこれまで、
「親の言う事には逆らってはいけない・・」とか
「努力するのが当たり前で、
 言われた事は完璧にこなさなければならない・・」
と言うような考え方で生きてきたりすると、
犬に対しても「飼い主の言う事を聞くのが当たり前」とか、
「言われた事は頑張って、できるようになるのが当たり前・・」
と言うような視点で見てしまう為、
犬がなぜ、飼い主の言う事を聞かないのかが分からない・・
犬がなぜ、努力しようとしないのかが分からない・・
となってしまったりする事も多いみたいです。

つまり、本当に分かろうと思うのなら、
自分の尺度だけで、犬の気持ちを理解しようとするのではなく、
自分とは違う、その子のありのままの気持ちを考えてあげる必要があると思います。

でも、そうは言っても、
自分の考え方以外、思いつかない・・と言う場合、
色々な飼い主さんとお話をして、人それぞれ・・
色々な気持ちや考え方があると言う事を知るのも良いと思います。

犬の気持ちが想像できないのは、
犬の気持ちを想像するだけの知識や経験が不足しているから・・
他者の気持ちや考えを推測するだけの「量」が少ないのに、
その中から「正解」を見つけ出そうとしても難しいと思いますので、
言葉を喋らない犬の気持ちを考えてあげる為にも、
「実はウチの子が・・」と色々な飼い主さんとお話をしてみるのも
良いのではないかと思います。

勿論、色々な人の話を聞いたけど、
結局、自分が理解しやすい話や理由に飛びついてしまう事もありますから、
自分の「思考の癖」を考えつつ、
他の飼い主さんが「どうしてそう言う答えに行き着いたのか?」と、
その理由を聞いたり、考えたりしながら、
自分の発想や選択肢を広げるようにしてみるのも、
犬の気持ちを探る為のヒントになるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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