かかわる力

 2017-03-30
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昔は今よりも生まれた家の力・・
格差が大きかったですし、
町や村の掟が厳しかったり、
父親が絶対的な存在だったり・・と、
苦痛を伴う、理不尽で不合理な人間関係に
悩まされた人は多かったと思いますが、
それが戦後になって自由な民主主義となり、
人間関係のしがらみから解放されて、
自由で個人を尊重する世の中を目指して行った結果、
自分と他者を尊重する「個人主義」は、
自分だけを尊重し、他人はどうなっても良いと言う
「利己主義」になってしまったり、
人間関係のしがらみや苦痛からのがれる為・・
「自分ひとりでも生きていけるように・・」と、
「自立」を目指した結果、
他者に頼らず・・・他者に頼られず・・
「自立」が「孤立」になってしまう事も
あるみたいですから注意が必要です。

人は何かが・・誰かが「素晴らしい」と言うと、
それを信じて疑わなかったりする事も多いですが、
どんなに素晴らしいものでも、
そればかりを追求して行けば
素晴らしいばかりでは無くなってしまうと思います。

学校に行っても友達とうまくつきあえなかったり、
友達と付き合うと疲れたり・・・
人間関係の問題に苦しむ子供は多いそうですが、
では、「人とかかわる力」を育てる為にはどうしたら良いのでしょう?

実は「人とかかわる力」を育てる為には、
「人と一緒に居ると楽しかった」と言う想いを
できるだけ数多く子供に体験させてあげる事が大切になってくるそうです。

「友達が居たから一人で遊ぶよりも楽しい時間が過ごせた」

そうなれば、親が「友達と遊んできなさい」と言わなくても
子供は自分から友達と遊ぶようになる・・
でも、これは犬も一緒だと思います。

ただ、ここでの注意点としては、
「犬同士の遊びは楽しい」と教えたいからと、、
いきなり、知らない犬達の中に放り込んだり、
ドッグランに置き去りにしてしまったりしないようにする事・・

人間の子供だって、
いきなり、知らない子とは友達になれませんし、
「人とかかわる力」が育っていないのに、
いきなり、友達と遊ばせるのは
ハードルが高い場合が多いです。

だから、まずは、一番、安心できる
飼い主さんのそばから犬を見させてあげるようにするのが良いそうです。

無理に犬に関らせようとせず、
安心できる場所から犬達を眺めて、
そこで怖い事が何も無いと分かれば、
次の一歩を踏み出す事もできるようになる・・

逆に言うと、安心できなければ、
自分から積極的に次の一歩を踏み出す事はない・・
だから、安心感を与えてあげる事・・
楽しい経験をさせてあげる事が大切になってくるのです。

飼い主さんと一緒に居たい・・
安心して楽しい時間を過ごしたい・・
と言うのは、犬の根源的な欲求ですが、
それを、満たしてあげた上で、
飼い主さんのお父さんやお母さんとの触れ合いと安心感の獲得・・
近所の人との触れ合いや安心感の獲得・・
と、少しずつ、他者とのかかわりの楽しさを教えてあげていく・・
飼い主さん・・飼い主さんの両親・・
近所の人達・・犬同士のかかわり・・など、
関係性や楽しさはそれぞれ違うと思います。

そんな風に犬を育てる事は飼い主さんが主体ですが、
他の人とのかかわり・・他の犬とのかかわり・・など、
飼い主さんだけでは教えてあげられない事・・
うまく育ててあげられない事もありますから、
犬の心の豊かさや社会的な関係の豊かさなどを教えてあげるためにも
自分だけでは教えてあげられない事も沢山ある・・
と言う事を考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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