犬と楽しさや喜びを分かち合う

 2017-03-05
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人間の子供は、生後一ヶ月頃には、
早くも母親に笑いかけるようになるそうです。
そして、4ヶ月を過ぎた頃には、
母親だけではなく、周囲の大人に対しても、
「笑って欲しい・・喜んで欲しい・・」と、
笑顔を求めだすそうですが、
そんな笑顔の子供に対し、
親や周囲の大人が微笑を返してあげられるかどうか?が、
その子の「共感性」の発達に影響を与えるそうで、
フランスの精神科医のアンリ・ワロンによると、
子供は「喜びを分かち合う」と言う経験をすればするほど、
共感的な子供に育って行くのだそうです。

そうした「共感性」の広がりは、
「コミュニケーション能力」の広がりでもあり、
母親と感情を分かち合える子供は、
コミュニケーションが上手な子になるそうです。

「微笑みの交換」によって、
他者と「喜び合う事の幸せ」を充分に感じる事ができると、
次に人の想いや悲しみ、痛みにも想いを寄せる事ができる
感性が育って行くそうです。

家族が悲しんでいる時、
「ああしなさい」とか「こうしなさい」と指示や命令、答えを伝えたり、
「あなたが悪いからよ」と犯人探しをするのではなく、
黙って話を聞いてあげたり、一緒に悲しんだりする事で
子供は自然と他者に対して共感や心配を抱けるようになって行く・・

悲しみの分かち合いは「思いやり」だそうです。
母親と笑顔をよく交わした子供は、
やがて、人を思いやる事のできる子になって行くそうですが、
それは、犬を育てる時も同じだと思います。

飼い主さんが疲れていると「おもちゃ」を与えて
「一人遊び」をさせようとしてしまいがちですが、
それって、子供がうるさいからと
テレビを見せているのに近いかもしれません?

テレビを見て子供が笑ったとしても、
それは、一方通行のコミュニケーションなので、
共感的なやりとりはありません。
勿論、一人遊びがダメと言うわけではなくて、
一人遊びができる事も凄いのですが、
だからと言って、一人遊びばかりをやらせるのではなく、
飼い主さん自身も犬と一緒に遊ぶ事を心から喜び、笑うようにしてみると、
犬も他者とのコミュニケーションが「楽しい」と思ってくれるかもしれませんし、
そうして「共感性」を育ててあげる事で、
犬同士のコミュニケーションも上手になって行くと思います。

まあ、飼い主さんも自分の犬だけでは無く、
率先してよその飼い主さんに話したり、
よその犬と関るようにするなど、
楽しそうなコミュニケーションを犬に見せてあげる事で
犬もまた、他者に対して積極的にアプローチをしだす事も多いですから、
「私は対人関係が苦手だけど、この子はそうなって欲しくない」
と言わずに一緒にコミュニケーションの上達を目指して歩き出してみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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