気にしない、考えない?

 2017-01-29
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「飼い主さんの気持ちが犬に伝播する・・」

そう書くと「テレパシー」みたいですが、
犬は飼い主さんの表情や動きなどを観察していますから、
飼い主さんがイラついていたり、焦っていたり、
不安を感じていたりするとそれを敏感に感じ取って、
自分も怖がったり、不安になってしまう事は多いです。

でも、そう言うと、
「じゃあ、私が気にしなければ良いのですね!」
とか「考えないようにすれば良いんですね」
と言う飼い主さんも多かったりしますが、
そうした返答がすぐに出てしまうのは、
もしかすると、物事の判断が「感情」よりも
「思考」に囚われてしまっている可能性も高いみたいです。

「気にしなければ良い」とか、
「考えなければ良い」と言っても、、
実際にそんな事はできません・・
普通は「気にしてはダメ」とか
「考えてはダメ」と意識すればするほど、
考えてしまいます。

でも、「気にしてはダメ」と言われると
「気にしてはダメなんだ」と考え、
「考えてはダメなんだ」と言われると、
「考えてはダメなんだ」と言われるがまま、
「そうしなければいけない」と思ってしまうのは、
「こうでなければならない」と言う思考で
頭が硬くなってしまっているかもしれません

同じように
「前向きに考えましょう」とか
「プラスの面から見て褒めてあげましょう」
などと言われると、
「あぁ、そうだな」とは思うものの、
実際には、そんなにすぐに前向きになれるわけではありませんし、
行動の問題をプラス思考で見る・・
なんて事もできないと思います。

そんな風に今の自分とはかけ離れたアドバイスや考え方は、
なかなか受け入れられないですし、
反発したくなってしまうのが普通ですから、
まずは、分からなければ「分からない」で良いと思いますし、
そう言う時は「ゆっくりと・・少しずつ・・」
と自分に言い聞かせてみるのも良いのではないかと思います。

しかし、自分自身に対して
「ノルマ」を課してしまいがちな飼い主さんや、
「アドバイスをくれた人の為にも頑張らないと・・」と、
他者に対して「認められない」とか「嫌われたくない」
と言う気持ちが強い人ほど、
「ゆっくりと・・少しずつ・・」と言う自分の言葉に対し、
「それではいけない」と罪悪感を感じて焦ってしまう事もあるみたいですが、
そう言う時は、そうした「焦り」や「罪悪感」を口にして
「自分は”ゆっくりと・・”とか”少しずつやろう”と思うと、
 焦りや罪悪感を感じてしまうんだな~」
と言ってみるのも良いそうです。

自分の気持ちに蓋をして頑張り続けてきた人は、
自分の気持ちと向き合ったり、
抑えつけてきた自分の気持ちを表現しようとしても、
それを上手くコントロールするのが苦手だったりしますが、
そうして、少しずつ、自分の気持ちを口にして自覚する事で、
自分の気持ちにすぐに気づけるようになりますし、
自分の気持ちを表現する事も
上手になって行くのではないかと思います。

また、そうして、自分の気持ちに蓋をして抑え込んでいると、
犬にも心を開かない飼い主さん・・となってしまい、
犬も飼い主さんの事を信用してくれなくなってしまいますから、
気づいた自分の気持ちを少しずつ犬にも伝えて行く事で、
犬も安心し、飼い主さんの言動に対しても
いちいち過剰に反応しなくなって行って、
「気にしない」とか「考えない」なんて事を気にしたり、
考えたりしなくても大丈夫になって行くのではないかと思います (^▼^)ノ
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