「おしまい」のサインと「ゆっくり」の言葉がけ

 2017-01-19
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sideWANさんでは、
犬達におやつをあげている時、最後に「おしまい」と言って
おやつをあげるのを終わらせるようにしています。

「おしまいのサイン」を出すのは
「おやつを出すのはもう終わり」と言う意味と共に
犬の中の「もっと欲しい」とか
「もっと食べたい」と言う気持ちを終わらせる意味・・
「感情のコントロール」を促す意味もあるのです。

お店に来たばかりで「おしまい」のサインが分からないと、
いつまでも「おやつが欲しい」と言う気持ちを引きずってしまったり、
「おやつが貰えるのではないか?」と言う希望から、
飼い主さんの足元に居続けたり、
「ちょうだい、ちょうだい」と飛び跳ねて要求をしたりしますが、
段々と「おしまい」のサインを理解して行くと、
自分の意思であきらめて周りの犬の匂いを嗅いだり、
他の飼い主さんの所へ行ってみたり・・と、
感情を抑えたり、切り替えるのが上手になってきます。

また、おやつを食べる時に
凄い勢いで力強く噛み付いてくる子も居ますが、
そう言う時に「ゆっくりだよ~ 優しくね~」と声をかけながら、
ゆっくりと優しく食べれるように導いてあげる事で自分の力の強弱・・
自己コントロール力を上げさせてあげる事もできると思います。

勿論、最初からはできませんが、
「ゆっくりだよ~」と言っているのに
焦って勢い良く食べようとした時は
「あれ?」と言って犬に気づかせてあげるようにする・・
犬も「なんか違うのかな?」と感じると
警戒して食べるのがゆっくりになりますから、
その時に「上手だね~」と褒めて、それが正解だと教えてあげつつ、
「噛む力」にも意識を向けさせてあげる事で、
少しずつ、優しく・・
ゆっくりと食べられるようになると思います。

多頭飼いで食べる事に焦ってしまう子や
感情と行動が直結してしまうような子は
衝動的な行動から力のコントロールができず、
相手から「攻撃をされた」と勘違いをされて
不要な争いに発展してしまう事もありますから、
飼い主さんが日常生活の中で、
「相手に対する適切な強さ」を
犬に対して教えてあげる必要もあるのではないかと思います。

犬がドカンと体当たりをしてきた時は
わざと痛そうな表情を見せながら
「痛いよ」と注意してあげるのも良いと思います。
飼い主さんが「我が子の行動だから我慢する」と、
痛くないフリをしてしまうと、
犬は「それで大丈夫なんだ」と思ってしまい、
他の人や犬に対しても力加減が分からずに
相手を怒らせてしまう事もあるかもしれませんし、
相手が痛がっても「自分は悪くない」と思ってしまって、
行動を改めようとしない・・と言う事もありますから、
飼い主さんが言葉や表情で伝えてあげる事で
犬の中の「相手の気持ちを察する力」を
伸ばしてあげる事も大切だと思います。

逆に吠えたり、怒ったりできないような子は、
相手の犬とコミュニケーションをしようとしても
気づいて貰えなかったり、
「嫌だ」を伝えても伝わらない・・なんて事もあって、
コミュニケーション自体に苦手意識を持ってしまう事もありますから、
「ちゃんと気持ちを表現しないと気づいてもらえないよ」
と言う事を教えてあげる為にも
飼い主さんがわざと「鈍感人間」になってあげて、
犬が大きな動きをしてアピールをしてきたり、
自分から積極的にアプローチをしてきた時だけ褒めて、
相手をしてあげる・・など、
「気持ちや行動を抑えるスキル」と
「気持ちや行動を高めるスキル」を伸ばしてあげるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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