「決定権」は自分だけが持っているものではない

 2017-01-18
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人間の子供も3歳ぐらいになると、
大人の会話に割り込んでくるようになるそうです。
大人同士で話してばかりいて暇だから自分の話も聞いて欲しい・・
自分にももっと興味を持って欲しい・・
と言う気持ちは分かりますが、
「静かにしていて」と言われても子供が反発して怒ったり、
かえって大声を出すから・・と、
子供の思い通りにばかりさせてしまっていると、
子供は段々と「会話の主導権は自分にある」と思ったり、
あるいは、
「親を困らせるような行動をすれば主導権を握れる」と言う事を理解して、
何かあるたびに親を困らせるような行動を
するようになってしまう事もあるそうです。

しかし、そうして自分の親が「黙って聞いてくれるから」と、
自分の話したい事を自分の話したいように話してばかりいると、
「相手に合わせて話す」と言う事が学べなくなってしまう為、
成長し、学校で友達と話をしようと思っても、
自分のペースで喋る事ができない為、
家の中ではおしゃべりだけど学校に行くと無口・・
となってしまう事も多いのだそうです。

会話は一人ではできません・・・
自分の発言に対する相手の発言を聞いたり、
相手の発言に対する自分の意見を伝えたり・・と、
お互いにフィードバックを返す事が重要になってきますが、
「会話のルール」が分からないと、
自分の意見だけを伝えて相手の意見を聞かない・・とか、
相手の意見ばかりを聞いて自分の意見を言えない・・とか、
相手との「コミュニケーション」よりも
「会話の主導権」をどちらが握るか?がメインになってしまったりして
会話をする事が苦手になってしまったり、
特定の友達としか話せなくなってしまう事もあるみたいですから、
相手にも意見を言う権利があり、
自分にも意見を言う権利がある事を社会生活の基本である、
家庭内の親子の会話の中で学んで行く事が
大切になってくるそうです。

でも、こうした事は人間同士の話だけではなく、
犬との暮らしの中でも言える事だと思います。。

飼い主さんが立ち上がったり、移動したりすると、
吠えて止めさせようとする犬・・など、
「決定権は自分にある」と勘違いしている犬や
逆に犬が疲れていようが嫌がろうが、
飼い主さんは自分の「行きたい」とか
「やりたい」と言う気持ちを優先させて
犬を連れ回してしまったり、
犬に無理をさせてしまう事もあったりしてしまいますが、
難しい点としては
「決定権が自分にある」と言う事を「当たり前」だと思っていて、
誰かに「それは違うんじゃない?」と言われないと、
自分ではなかなか、気づけない・・と言う事だと思います。

行動が感情に流されてしまってばかりいると
落ち着きがなく、精神的に安定しない事もあるみたいですので、
犬が攻撃的に吠えたとしてもひるまずに
「ルール」や「我慢」を少しずつ教えていってあげると共に
飼い主さんもまた、犬の気持ちや考えに気持ちを向けてあげて、
行きたいけど我慢する・・
やりたいけど次にしよう・・
としてみるのも犬とのより楽しい生活を
送るためにも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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