「嫌」が言える子に

 2017-01-17
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犬の中には「嫌」が言えなくて、
犬が近づいてくると飼い主さんの後ろに隠れたり、
急に攻撃的な態度をする子も居たりします。

「こっちへ来るな」とか「あっちへ行け」とか、
「ああしろ」とか「こうしろ」とか
「嫌だ」とか「ダメだ」と激しく吠えて
要求する犬は困りものですが、
それに比べると「嫌」だとハッキリと意思表示ができない犬は
飼い主さんとしては困るものの、
「他の人や犬に迷惑をかけるわけではないし・・」と、
嫌だと言えないのを利用して、
他の犬のごあいさつの練習台にさせたりしてしまう事も、
あるのではないかと思います。

人間もそうですが「嫌」が言えないと、
周りに影響されたり、利用されたりして、
自分自身がなくなってしまう事はあると思います。

嫌な事があったり、不愉快な思いをしたり、
なにかをやめたいと思っても、
それを表現できなければ心の中にストレスが溜まりますし、
健全な状態とは言えないと思います。

おっとりとした人や慎重な人・・
ゆったりとしたコミュニケーションを好む人ほど
「嫌」とは言えない事も多いみたいですが、
そう言う人に「嫌な時は嫌だと言った方が良いと」と伝えても、
それが、かえってプレッシャーになってしまう事もありますから、
犬に「嫌だ」を言えるようにさせてあげる為に
「いつでもどこでも
 自分の意思や意見を表現できるようさせてあげる・・」
と言う風に思うよりは、この子は「凄く優しい子」なのだから、
本当に嫌な事があった時だけ「嫌だ」と言えればそれで良い・・
ぐらいで考えてあげても良いのではないかと思います。

犬は怒る前に鼻にしわを寄せて「う~」と唸ったり、
唇を上げて犬歯を見せたりして、
相手に「止めて」と言うサインを出します。
しかし、飼い主さんが犬が唸ったり、
怖い顔をする事を叱って止めさせようとしてしまうと、
犬は「嫌だ」とか「止めて」のサインが出せなくなり、
飼い主さんの後ろに隠れるしかなくなります・・
でも、相手の犬が「止めてのサインがないから」と、
近づいてきてしまえば「止めて」のサインを出せない為、
いきなり攻撃的な手段を取るしかなくなり、
結果として「突然、攻撃的な行動をする危険な犬」と言う
レッテルを貼られてしまう事もありますから、
犬が唸ったり、怖い顔をするのは、
喧嘩を避ける為の「優しさ」なのだと思って、
犬が感情表現をする事をもっと褒めて、
伸ばしてあげるようにするのも良いと思いますし、
そうして、犬の出す感情表現を大切にし、
「分かりたい」と「伝えたい」と言う気持ちを
お互いに育てて行くようにしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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