将来の為に今の犬を犠牲にしない

 2017-01-14
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今の時代、子供が生まれると
「幼稚園や小学校で困らないように・・」とか
「高校受験で苦しまないように・・」とか、
「就職や生活で困らないように・・」など、
「子供の将来の為」に塾や習い事などの
早期教育を受けさせる事は多いみたいです。

子供の将来を心配し、
先回りをして何かをさせたり、何かをしてあげたり・・

親のそうした傾向は、年々、強くなっているそうです。

子供が小さい頃はまだしも、
他の子供と会う機会が増えて、他の子と比較する事が多くなると、
「子供が母親から離れて友達と遊べるかどうか?」とか
「椅子に座って先生の話を聞いていられるかどうか?」など、
他の子と比べて自分の子が劣っている所を見つけると焦ったり、
「いじめられるのではないか?」と心配したり、
子供の将来を考えれば考えるほど不安になってしまうそうですが、
でも、「子供の将来のため」と言う事が
実際の子供にとってはどうなのか?
と言う事を冷静に考えてみる事も大切みたいです。

もし、「子供の将来」を思うあまり、
「今の子供」の気持ちや考えを犠牲にしてしまっているとしたら本末転倒です。

だから、子供が自分自身の事を大切に思えるように・・
自分自身を受け入れ、信じ、自分の足で歩いていけるように、
今の子供を否定せずに肯定し、
しっかりと目を向けて見守ってあげる事が大切みたいです。

でも、これは、犬を育てる時も同じですよね?

「将来、良い犬になるように・・」と、
「理想の犬」の姿を夢見て厳しい「しつけ」や「トレーニング」を続けて、
「今の犬」の気持ちや考えをないがしろにしてしまった結果、
関係性が崩れてしまって、指示や命令をすると無視をする・・
逃げる、噛み付く・・などと言った
行動の問題が出てしまう事もありますから、
「将来の犬」の為に「今の犬」を犠牲にしない・・

コレまでの犬との生活が
今の犬の考えや行動を形付けているとしたら、
今の犬との生活の延長線上に将来の犬の姿があると考え、
まずは、今を楽しく、「やる気」を育ててあげる事が大切だと思いますし、
その為には、犬が何を求め、何を感じているか?
と言う部分に目を向けてあげる事が重要になってくると思います。

まぁ、「こうあるべき」とか「こうでなければ」と言うものが
飼い主さんの中にすでに決まっていると、
その「枠組み」の方に犬を合わせようとしてしまいがちですが、
犬がまだ、理解していない事を怒って教えようとしても、
犬を萎縮させてしまうだけですし、きつく叱る事で
もしかしたら、言う事を聞かせられるかもしれませんが、
それでは、犬は正解の行動を理解したワケではありませんから、
次にまた、同じ状況になった時、
正解を導きだせる可能性は低いと思います。

ですから、まだ、分からない・・ 
今はまだ、できない・・と言うのなら、
少しずつ学ばせてあげれば良いのです。

その為には、犬がまだ、分かっていない所、
犬がまだ、できない所を飼い主さんが理解してあげる。

「これくらいはできて当たり前」とか
「分かって当然」と言う風に考えてしまうと、
犬の「できない部分」ばかりが目に付いてしまい、
「どうしてできないの!?」と、イライラや不安・・
不満で一杯になって教える所ではなくなってしまいますから、
まずは、「できるかな?」とか「分かっているかな?」
と言うぐらいの気持ちで犬の様子を見て
「分かっていない部分」や
「まだ、うまくできない部分」を見つけてあげるのが良いと思います。

「分かっていない部分」や「まだ、うまくできない部分」を
見つけると言う事は、分かるようにさせてあげられる所・・
できるようにさせてあげられる所を見つける事でもありますから、
そう言うサポートをしてあげる事が犬に知識を与え、
心を育む教育にとっては、とても重要な事では無いかと思います。(^▼^)ノ
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