周囲の人の顔色を伺ってビクビク・・と言う連鎖

 2016-12-24
01DSC00393.jpg

自分の家の犬が飼い主である私の顔色を伺ってビクビクしてしたり、
お外に出ると「他の人や犬を避けるように・・」とか
「怒られないように・・」と気配を消して、
何もしない犬になってしまっている場合・・・
「犬を褒めて伸ばす接し方をしてみるのも良いですよ」
とは言われるものの、なかなか、
「今は褒めた方が良いのか?」とか
「今は褒めたら逆効果になってしまわないか?」と、
褒める事を「難しい」と感じてしまう飼い主さんも多いみたいです。

でも、そうした飼い主さんも
素直に自分の犬を褒められるケースがあり、
それが、
「犬が我慢ができた時」と
「自分の言う事が聴けた時」だったり・・

他所の犬が自分の家の犬の匂いを嗅ぎに来た時、
飼い主さんが犬に対して
「待て」とか「ガマンしなさい」と言って、
自分の犬が吠えたり、唸ったり、逃げたりせずに
大人しく相手の犬が満足するまで匂いを嗅がせられたら、
それは、「褒めるべき」となるのですが、
どうしてそれが「褒める基準」になってしまうのか?と言いますと、
飼い主さんもまた、親から
「我慢ができたら褒めて貰えた」とか
「親の言う事を聴けたら褒めて貰えた」と言う風に
育ってきたからかもしれません?

それぐらい、親の影響と言うのは強く、
「犬を褒めて下さい」と言われても、
自分が褒められて育ってきてはいない場合、
犬が自主的に良い行動をしたとしても、
今は褒めるべき行動なのか?
それとも、褒めない方が良いのか?
と悩んでしまう事は多かったりします。

勿論、この場合の「褒めてはいけないのでは?」は、
褒める事で犬が間違って学習してしまい、
行動の問題を悪化させてしまう可能性があるからだとは思いますが、
でも、そうした疑問を抱いても
「こんな事を聴いたら迷惑をかけてしまうのでは?」と、
言えずにガマンしてしまう事も多いみたいです。

「子供にガマンを教える」と言う事は大切ですが、
だからと言って
「親の言う事を聴けたら褒める」とか
「親の望む行動をした時だけ褒める」
と言うような教え方をしていると、
親の顔色をうかがってビクビクと行動するような子供になったり、
親を困らせるような行動を取る事を恐れるようになる事も多いそう。

その結果、成長し、大人になってからも、
周囲の人達の顔色を常に伺っていたり、
周囲の人を困らせたり、怒らせたりするような行動を怖れ、
自分の犬に対しても
「周りの人に迷惑をかけないで・・」とか
「周りの人が触りにきたら逃げずに触らせてあげて・・」と
飼い主が望む行動をした時だけ自分の犬を褒める・・
など、自分の親と同じような接し方をしてしまい、
結果として、自分の犬もまた、
飼い主である自分の顔色を伺ってビクビクしたり、
他の人や犬を困らせないように・・
怒られないようにと自分の気配を消して、
何もしない犬になってしまうとしたら、
どこかでその連鎖を断ち切る必要があるのではないかと思います。

ーとは言え、犬が自分の力だけでそれを変えるのは難しいですから、
飼い主さんがまず、周囲の人の顔色を伺いすぎる事に注意し、
自分の望み通りの行動を犬に求めないように・・
自分の犬を思い通りに操作しようとは
しないようにする事が大切だと思います。

勿論、これまで周囲の人の顔色を伺い、
迷惑をかけないように・・怒られないように・・と、
生きてきた人が、突然、自信を持って自分らしく・・
とは行かないとは思いますので、
まずは犬を通したお友達を作れるように頑張ってみて、
色々な人と話をしてみると、相手の顔色を伺ったり、
困らせないように・・怒られないように・・と言う不安も、
実際は相手がそう思っているワケではなくて、
自分の中の不安から、そう思っていただけで、
実際は、みんな他者の事などそんなに気にしていなくて、
自分が勝手に強く意識していただけ・・
負のイメージとすぐに結びつけて心配していただけだった・・
と言う事もあるのではないかと思います。 (^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫