チェイニングで犬同士のご挨拶のプロセスを習得して行く

 2016-12-10
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「犬同士のご挨拶」を調べてみると、「カーミングシグナル」など、
色々と情報が書かれている事は多いですが、
でも、実際は「犬同士のご挨拶の練習をする前の段階でうまく行っていない」
と言う飼い主さんも多いのではないかと思います。

犬同士のご挨拶の情報や
犬同士のご挨拶の仕方を教えてくれるドッグトレーナーさんは居ますが、
その前の段階の飼い主さん同士のご挨拶の仕方は書かれていないので、
自分なりに試行錯誤をしながらやってはみたけど、
ご挨拶をする前から自分の犬が吠えてしまったり、
ご挨拶中に急に怒り出したり・・と、うまく行かない事の連続で、
「もう、ご挨拶なんてできなくても良いかな・・」
なんて思ってしまったり・・

お散歩中の犬同士のご挨拶の流れと言うと、

(1)向こうから犬を連れた飼い主さんが来る
(2)自分の犬の様子を見ながら近づけてみる
(3)自分の犬が吠えてしまったら謝って移動する

と言う感じかもしれませんが、
漠然と行っていると失敗が続き、
行動する事が嫌になってしまいますから、
まずは、

(1)向こうから来る犬を見る
相手の犬が興奮しすぎてはいないか? 怖がってはいないか?
など、犬の表情や動きなどから精神状態を推測してみます。

(2)相手の飼い主さんを見る
相手の飼い主さんがこちらを避けようとはしていないか?
緊張してはいないか?
もし、こちらを見ないようにしている場合は諦め、
緊張している場合は向こうも犬同士のご挨拶に不安を感じていると思いますので、
基本的には無理をしないで避けるのが良いかもしれません?

(3)自分の犬を見る
興奮しすぎてはいないか?
興味が無く、関わらないようにしてはいないか?
自分の犬が興奮しすぎている場合は失敗で終わる可能性が高いので、
「興奮していたらご挨拶ができないんだよ」と、
犬が自分で自分の感情をコントロールできるように
普段からサポートをしてあげるのが良いと思います。
また、自分の犬が「関わりたく無い」としていたら、
相手の犬が近寄ってきても「ごめんなさい」と言って移動し、
まずは「お散歩が楽しい」と言うイメージ作りを
強化してみるのも良いと思います。

(4)ご挨拶
お互いに興奮し過ぎず・・
かと言って、逃げる様子もなければ会わせてみる。
ただし、相手の飼い主さんにご挨拶をし、了承を得てから・・
と言うのが良いと思います。
犬のご挨拶の「お手本」は
飼い主さん同士のコミュニケーションスキルから
来ている事を忘れないようにします。

(4)リード
いざと言う時にお互いの距離を離せるように
リードが絡まないように注意する。
犬同士はご挨拶中にお互いのお尻の匂いを嗅ごうと
グルグルと回りだす事がありますが、
飼い主さんも犬の動きに合わせて移動するようにします。

(5)自分と相手の犬のサインを読み取る
相手の犬が興奮してグイグイと来ていたら、
自分の犬の様子を見て、
もし、「なんか嫌」と言うサインを出していたら
相手の犬と大きく距離を取って
「ありがとうございました」と言って移動する
逆に相手の犬が後ろに下がって避けようとしていたら、
自分の犬を行かせないようにして、
「ありがとうございました」と言って移動する。

注意点としては、
「自分の犬が問題を起こすのでは?」と心配する余り
自分の犬しか見ていない事で相手の犬のサインを見逃してしまい、
自分の犬を行きたいままに行かせてしまって、
相手の犬を追い詰めてしまったり、
逆に相手の犬がガンガンと来ていても、
「もう少し、もう少し」と経験を積ませる事に夢中になってしまい、
自分の犬を犬嫌いにさせてしまう事もありますので、
「お互いに納得するまで」とやらせようとするよりも
犬同士の挨拶は軽く・・・
犬同士のサインを読み取って、
気持ち良く終わらせてあげるのが良いと思います。

まぁ、これら「一連の行動の動作」は僕が思う流れなので、
もっと詳しい人はより細かく・・より正確に・・
流れの順番も変わってくるとは思いますが、
大切な事は、最初から「完璧」を目指すのではなく、
まずは、相手の犬と飼い主さんの様子を見る事から始め、
そこを落ち着いて判断できるようになったら次のステップへ行く・・
と言う風に「一連の行動の連鎖」を
順番に身につけて行くのが良いそうです。

また、逆に「犬同士のご挨拶から練習する」と言う方法もあります。
ドッグトレーナーさんに教えて貰い、
「犬同士のご挨拶」と言う難関からクリアーして行けば、
対人関係に不安を抱いて、うまくご挨拶ができなかったとしても、
犬同士のご挨拶には自信を持って臨めるので、
そこから、人間同士のご挨拶へとつなげて行く・・
と言うのも良いと思います。

ちなみに「一連の行動の連鎖」を最初から順番に強化して行く事を
「フォワード・チェイニング」と言い、
最後から逆順で強化して行く事を
「バックワード・チェイニング」と言うそうです。

「シェイピング」は目標までのプロセスを明確にし、
一つ、一つ、段階を設けて、
小さく細かく目標へと向かって進んで行きますが、
「チェイニング」は「鎖をつなぐ」と言う感じで、
「一連のプロセス」を習得するのに使うみたいです。

一般的には「フォワード・チェイニング」で始めますが、
終わりの方が「楽しい」と言う場合、
「バックワード・チェイニング」で楽しい所から覚えて行く
と言うのもアリだそうです。

どちらも「行動を習慣化させる」為のものなので、
「ちょっとやって終わり」と言うよりも根気よく続ける・・
と言う事が大切になってくるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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