飼い主さんを変える「60秒ルール」

 2016-12-09
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犬が折角、良い行動をしているのに気づかない・・
「ホラ、今、褒める所ですよ」と伝えてあげても、
「エッ? あっ、あっ・・」とオヤツを取り出すのに手間取ってしまい、
結局、褒めるタイミングを逃してしまう・・
なんて事も犬のトレーニングを始めたばかりの飼い主さんには
多かったりするのではないかと思います。

人間の行動が
「強化」されるか?
「弱化」されるか?
「消去」されるか?
は、自分の行動の「直後」に何が起こるか?
によって決まって行くそうです。

仕事でも勉強でも、
まずは目の前の問題(ノルマ)を目標と定めて頑張り、
それが終わった時、
「うまくやれた」と思えば「もっと頑張ろう」と行動が強化されるし、
仕事が終わった「直後」に的外れなダメ出しをされたり
上司が全く興味を持ってくれず、
仕事をサボっていた人と同じ評価だったりすれば、
「頑張ろう」と言う気持ちは消えてしまうと思います。

では、一体、「直後」とはどのくらいの時間か?と言いますと、
大体、「60秒以内」だそうです。

勿論、60秒を過ぎたら全く効果が無くなるか?と言うと、
そんな事はないそうですが、
なるべく「直後」の方が効果が高いそうですから、
行動後の60秒以内にどう自分や相手を「強化」するか?
を考える事が大切になってくるのではないかと思います。

では、犬はどうなのでしょう?と言うと、
犬は1秒以内と言う人も居れば、
5秒以内と言う人も居ますが、
まぁ、人間と同じように、
なるべく「直後」に犬にアプローチができるよう、
準備をしておく事が大切になってくると思います。

しかし、犬の行動はすぐには変わりません・・
犬の行動の変化が飼い主さんの行動の「強化」につながるとしたら、
「目標」を設定したにも関わらず、
なかなか「目標」に辿り着かない・・と言うのは
「60秒ルール」に当てはまりませんから、
飼い主さん自身の強化は難しいか?と言うと、
実はそんな事もないそうです。

例え「目標」には辿り着いていなくても、
少しずつ、犬の行動は目標へと向かって変化していると思いますし、
飼い主さんがその変化に対し「60秒以内」に気づく事ができれば、
それは、自分の行動の「強化」につながると思いますので、
犬の行動をよく観察し、小さな変化も見逃さない・・
と言う事が重要になってくるのではないかと思います。

また、飼い主さんが
「自分の犬の変化に期待する」と言う事もとても大切だそうです。

「今の頑張りがこの先の変化へ・・」
「今日の頑張りがこの子の将来の為になっている」と思えれば、
それが「強化」につながりますので、
まずは「目標」の設定と
そこに至るまでの具体的な工程をしっかりと考える事で
「期待」も持てるようになり、
日々の頑張りの原動力となると思います。

逆に言うと「こうなりたい・・」と言った「目標」もなく・・
「どうすれば良いか?」も曖昧で、
「頑張る、頑張る」と気持ちだけで行こうと思っても、
なかなか、「期待」を持つ事はできない・・
持ち続けられなくて、
飼い主さんの行動も「強化」されなかったりしますので、
いかに「期待」を持続させ「達成感」を持たせる事ができるか?
が大切になってくるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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