成果主義

 2016-11-29
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人間の社会において、
学校でも職場でも何処を重視され、
何を基準にして判断をされるか?と言うと、
「成果」ではないかと思います。

成績が上がった・・
スポーツで優秀な成績をおさめた・・
会社に大きな利益をもたらした・・
など、成果によって評価されるのが普通ですが、
犬を育てる時も「成果」だけで判断しようとしてしまうと
あまり良い結果にならない事も多いみたいですから注意が必要です。

勿論、向上心があり、
自分を高めようとする飼い主さんが、
きちんと「成果」を認められる事で
自信を持って頑張れる事もあるとは思いますが、
多くの場合、「良い犬」の基準が曖昧で
成果の評価に食い違いが起きて努力が評価に結びつかない・・
あるいは、努力を嫌われて周囲から悪い評価を受けてしまう・・
と言う事もありますし、周囲の評価を得る為の
短期的な考えによる犬育てや「成果」だけを重視して、
犬の心を置き去りにしてしまうような
いわゆる「成果主義」的な犬育てになってしまったり、
そうして、「成果」を求めて、
他者よりも優れた存在になろうと頑張った結果、
他者との関係性が悪化したり、
他人の助けや教えを受けると言った事ができなくなる・・
など、学校や会社などで積極的に導入されているわりには、
「成果主義」の評価は低い・・と言う傾向が強いみたいです。

学校教育においても「イジメ」があるか?ないか?と言った、
評価の基準や評価の結果に縛られて、教育の自由が奪われてしまったり、
「成果」を意識しすぎたあまり、
本来の教育活動に偏りが起きてしまう事もあるみたいですが、
これは、犬を育てる時も注意すべき点で、
犬の育ち方を「成果のみ」で判断しようとしてしまうと、
物凄いプレッシャーを感じてしまいますし、
犬も飼い主さんの「期待」に追い詰められてしまいますから、
まずは「成果主義」を一旦、置いておき、
結果を出して行く為に必要な土台作り・・
「あなたはあなたのままで大丈夫」と犬が感じられるように伝えて、
成果に怯えない・・
成果に焦らない・・
安心できる居場所を提供してあげる事が
必要になってくるのではないかと思います。

「どうして他の犬と同じような事ができないと焦ってしまうのか?」
「他の子よりも優れていないと満足ができないのか?」
など、もし、それが「成果主義」の中で育ってきたからで、
そのせいで自由でのびのびとした育て方や
犬を育てる活動に偏りが生まれてしまっているとしたら、
まずは飼い主さんが
「何の為に成果を出すのか?」と考えてみるのも
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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