罰を決めても実行しない

 2016-11-09
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ルールを破った犬に対し、
「可哀想だから・・」と「ノーペナルティ」にしてしまう事で
犬はルールを守れるようにはならなくなる事はあるかと思いますが、
実は「ルールを破ってもノーペナルティ」と言うのは、
人間の親子関係においても多かったりするみたいです・・・

子供がゲームばかりをして、ちっとも勉強をしない・・・
そうした悩みを持つ親は多いみたいですが、
じゃあ、ゲームを渡す時に、
ゲームをする時間などのルールを決めましたか?と聞いた所、
明確なルールを決めたり、言ったりした親は少なかったみたいです。

でも、子供も小学校高学年になれば・・
中学生になれば、自分の事ぐらい、自分で判断できるだろう?
と、親は思うかもしれませんが、
子供は生まれつき、何が良い事で何がしてはいけない事なのかを
知っているわけではありませんし、
自分の行動がどう言う結果になるか?
などは、親と違って、まだ、未経験なので分かりません。

いや、勉強をしなければどうなるか?ぐらいは分かっていると思います。
でも、その現実から逃避したい・・
勉強をしたくない・・と言う気持ちから、
ついつい、ゲームの世界に逃げてしまう事もあるのではないかと思います。

ですから、「ルール」はしっかりと決めるようにする。
「ルール」があるからこそ、
子供は現実と対峙するようになりますし、
「しなければならない事」を実感するようになります。

しかし、多くの場合、「ルール」を決めても、
守らなかった時の「罰」は決めなかったり、
あるいは、「ルール」も「罰」も決めたにも関わらず、
子供が「かわいそうだから」とか「謝ったから」と言って、
実際には罰を与えないケースの方が多かったりするみたいです。

ーとは言え、
「罰」から連想されるイメージはあまり良くはないと思います。
何時間も正座をさせられて説教をされたり、
体罰的なイメージも強かったりしますが、
実際には、ルール違反をした時、、
静かに「ルールを違反したのでゲーム機は預かります」
と言えば良いそうです。

子供は文句を言って反抗するかもしれませんが、
そうして「自分の行動がどう言う結果になるか?」
を学ばせる事が大切になるみたいです。

罰を通して「ルール」や「ガマン」、「責任」を教える事が
いずれ、社会に出た時に役に立つ・・
実際、「罰」がある家庭では、
子供は自分の行動の結果が、罰として自分に返ってきますから、
「罰を受けない為にはどうしたら良いか?」を考え、
ルールを守り、ルールを守る為に自分をコントロールする術を学びます。
しかし、罰が無い家庭では、
子供は「ルールなんて守らなくても大丈夫」と言う風に学んでしまいます。
親も実際はそこまで本気ではないし、
「ごねればどうせ、見逃してくれる」と大人をなめだし・・
結果として社会に出てからルールを守れなかったり、
自分をコントロールする術を学んでいない事で苦労するとしたら、
そっちの方がよっぽど子供の為にはならないのではないかと思います。

そして、それは犬を育てる時も同じだと思います。
飼い主さんとの暮らしの中に「ルール」も「罰」も存在しない・・
あるいは、「ルール」があっても「罰」が無い・・
「罰」を決めたとしても飼い主さんが実行しないのであれば、
犬は「ルール」を守ろうとは思いませんし、
自分をコントロールしようとも思いません。

ある意味、犬の中の自分勝手な「自分ルール」を
飼い主さんが認めてしまう事になりますから、
そのまま「自分ルール」を家の外にも持ち出し、
よその犬や人に対しても押し通そうとして、トラブルになったり、
周りに嫌われてしまったりする事も・・

だから、犬が「ルール」を破ったのであれば「罰」を与える・・
勿論、大声で叱ったり、体罰を与える必要はなく、
楽しいお散歩は終わりにして家に帰るなど、
ルールを破る事で犬が得られるであろうメリットを
取り上げてしまうのも良いのではないかと思います。

最初は犬も沢山の失敗をすると思います。
飼い主さんの中には「失敗をさせてはいけない」と考え、
失敗をさせないよう・・と先回りして
失敗の芽を摘んで行こうとしますが、
失敗は間違いでも避けるべき事でもなく、
失敗を繰り返す中から「ルールを守る為にはどうしたら良いか?」と、
実体験の中から学んで行くと思います。

勿論、自分の行動と結果を理解するまでには
長い時間が必要かもしれませんが、
それは、同時に犬が自分で自分の事をコントロールする術を
学ぶ時間でもあると思いますから飼い主さんも根気強く・・
覚悟と忍耐を持って一緒に取り組んで行く事が
必要になってくるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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