「行動」を促している「気持ち」

 2016-11-06
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犬の行動に悩みを持つ飼い主さんのお散歩中の様子を見る機会も多いのですが、
僕が「どこを重視して見ているか?」と言いますと、
犬が吠えるとか吠えないとか、
引っ張るとか引っ張らないとか言うよりも
「犬と飼い主さんとの関係性」を見ている事は多いです。

まぁ、、飼い主さんとしては、
お散歩中に犬が吠えてしまうので困っている・・
犬がグイグイと引っ張っるのでみっともない・・など、
そうした犬の困った行動を見て貰い、
改善策を教えて欲しいと願っているとは思いますが、
その為には、飼い主さんに対する関心をどれくらい犬が持っているか?
飼い主さんの言う事を聴く気がどれくらいあるか?が重要となり、
実際、いくら、吠える度に飼い主さんが叱ったとしても、
犬に聴く気がなければ効果は薄いですし、
飼い主さんよりも周囲の方に強く関心を持っているとしたら、
飼い主さんの事を気にして歩くようになる・・
と言う事も難しいのではないかと思います。

しかし、飼い主さんとしては、
犬が飼い主の事を見るとか見ないか?よりも、
犬の行動の問題を何とかして欲しい・・
犬の気持ちよりも行動が変わるかどうか?が重要であり、
例え、犬が自分の事を見ないとしても
行動さえしっかりしてくれればそれで良い・・
例え、犬が自分の事をそれ程、好きではないとしても、
他者に迷惑をかけさえしなければそれで良い・・
と言う風に考えてしまっている事も多いのではないかと思います。

そんな風に、どうしても「行動」ばかりに目が行ってしまい、
犬の気持ちに目を向けられない・・と言う事もあるとは思いますが、
それはどうしてか?と言いますと、
飼い主さんは「横並び」の社会で育っており、目立つ事を怖れ、
人と同じである事に安心を覚えると言う価値観を
植えつけられてしまっているからかもしれません?

親から、
「~していたら恥ずかしいよ」と注意され、
「人に迷惑をかけたらダメ」と叱られ・・
「きちんとしなさい」と言って叩かれた・・

他者と「同じである」と言う意識は、
人間社会の中で暮らして行く為には確かに大切な事かもしれませんが、
同時に「同じでなければならない」と言う意識を生み、
はみ出ることを怖れる気持ちを育ててしまう事は多いそうです。

そうして、「人と違う」と言う事を必要以上に嫌い
周りを気にして他者と自分を比較し、
無意識のうちに優劣を競い、
「できない自分」に劣等感を感じて他者から見られる事を嫌い
「できない誰か」を見て安心したり、心の中で笑ったり・・
そんな風に自分の中の「基準」を
他者にどう思われるか?
他者と自分との比較に置いた結果、
他者に振り回されて余裕を失い・・
犬の「心」よりも「行動」ばかりに関心が行ってしまって、
犬の気持ちをないがしろにした「しつけ」をしてしまうとしたら、
犬の心はドンドンと離れて行ってしまうと思いますし、
そんな風に自分の中の「怖れ」を払拭する為・・
自分の中の劣等感を埋める為の「しつけ」と言うのは、
結局、飼い主さん自身の為の自己中心的な「しつけ」になりかねないので、
犬と自分の気持ちを意識したしつけ・・
客観性を持った犬を育てて行く事が大切になってくるのではないかと思います。

お散歩中、犬が自分の事をどれくらい見ているか?
自分は犬の事をどれくらい見てあげられているか?
「オヤツや指示があればアイコンタクトはできます」と言うような「行動」の話ではなく、
無意識に・・自然に目と目が合うような・・
犬の行動・・飼い主さんの行動を促している「気持ち」の方に
目を向けてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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